シブヤ大学

Social Sensing ~社会を観る力~

17:00-21:00
  • 青山学院アスタジオ 多目的ホール(B1)
  • 井上 岳一 [ソーシャルセンシングラボ主宰/㈱日本総合研究所創発戦略センターグリーン・グロース・オフィス主任研究員]、土谷 貞雄 [無印良品「くらしの良品研究所」研究員]、今 敏之 [王子ネピア マーケティング本部  商品企画部 部長]、土谷 享 [アーティスト/ KOSUGE1-16]、塚原 成幸 [臨臨床道化師/日本クリニクラウン協会事務局長兼芸術監督]、柳本 浩市 [Glyph.代表]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも/社会と自分との関係性を認識したい人(他、モヤモヤしたものを少し解消したい人)

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい
※1:本授業の抽選は2011年12月12日(月)に行います。(抽選予約受付は12月11日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
   2011年12月25日(日)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
「Social Sensing ~社会を観る力~」

未曾有の災害が起きた2011年。何を信じ、何を大切にして生きていけばいいのか、心も揺れ続けた一年でした。後から振り返れば確かに2011年が境だったと言われるような、そんな時代の潮目を私達は生きているのかもしれません。
これから社会はどうなっていくのか。私達はどう生きていけばいいのか。誰も答えは教えてくれません。一つだけ確かなことは、個人にとっても組織にとっても、今ほど「社会を観る力」が問われている時代はないということでしょう。
そこで、「社会を観る力」について共に考え、学び合うための場をつくります。題してSocial Sensing Lab。「社会を観る力」を養うための研究/実習室です。


【授業の流れ】※受付は16:30から開始します。

第一部 17:00-19:00 人の見方・感じ方に触れる
第二部 19:00-20:00 自分の見方・感じ方を吟味する
懇親会 20:00-21:00 感じたことを分かち合う


第一部:人の社会の見方・感じ方に触れ、「社会を観る力」について考えるための場
17:00-19:00 ショートプレゼンテーション

1. 井上 岳一 氏(ソーシャルセンシングラボ主宰、日本総研)
* 「What’s Social Sensing? Why Social Sensing?」

2. 土谷 貞雄 氏(「無印良品」くらしの良品研究所コーディネーター)
* 「下りていく生き方」

3. 今 敏之 氏(王子ネピア、「千のトイレ」プロジェクト責任者)
* 「うんちから学んだこと」

4. 土谷 享 氏(アーティスト/KOSUGE1-16 )

5. 塚原 成幸 氏(臨床道化師/日本クリニクラウン協会事務局長兼芸術監督)

6. 柳本 浩市 氏(Glyph.代表)
* 「見えるものの背後にある見えないものを観る」

(6人のお話は、一社会人としての一例です。お話を聞きながら、自分の身の周りで起きた「あなたの事例」をメモしながら聞いてください。)

第二部:「社会を観る力」について語り合ことを通じて、自分の見方・感じ方を吟味するための場
19:00-20:00 参加者全員でのワールドカフェ(15分×3)

第三部:ビールを飲みながら、感じたことを分かち合うための場
20:00-21:00 今日一日、今年一年を自由に語り合う


企画:アサヒグループホールディングス㈱お客様生活文化研究所

(授業コーディネーター 今村亮)


この授業は、シブヤ大学とソーシャルセンシングラボとのコラボレーション授業です。



Social Sensing Lab
個人と組織と社会との関係性を考えるために2011年に活動を開始した実践型の研究ネットワーク。組織の社会的感受性(Social Sense)を高めることを通じて、個人にとっても組織にとっても社会にとってもサステナブルな世の中を実現することを目指しています。また、このラボに関しての“対話の場づくり”をアサヒビールホールディングスの「アサヒお客様生活文化研究所」がサポート。主要メンバーを中心に「Asahi Social Sensing Lab」を運営していきます。

■アサヒお客様生活文化研究所
アサヒグループホールディングス㈱お客様生活文化研究所は2000年に設立され、生活者研究に特化している研究所です。独自の調査・分析によって得られた研究成果を、アサヒグループの商品や情報発信を通じて、人々の楽しく心豊かな生活文化の創造に役立てることを目的としています。
WEBサイト「ハピ研」は、「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」という素朴な疑問に対し、衣・食・住・美など生活に密着したテーマや切り口から、その答えを読者とともに一緒に考える“しあわせ探しの情報共有の場”と位置づけています。

お詫び
12月5日14時に掲載しました内容(時間と講師)に一部誤りがございましたので訂正し再掲いたします。

先生

[ ソーシャルセンシングラボ主宰/㈱日本総合研究所創発戦略センターグリーン・グロース・オフィス主任研究員 ]

井上 岳一

1969年神奈川県生まれ。1994年東京大学農学部林学科卒業後、林野庁に入庁。森林政策全般、国有林管理、行政改革(地方分権)、森林法改正、造林補助金企画等に従事。1998年から米国Yale大学大学院修士課程(2000年、経済学修士)。2001年(株)カッシーナ・インターデコールジャパン(現カッシーナ・イクスシー)入社。
マネジャーとして、家具の新ブランドの立ち上げ、イタリアの生活雑貨ブランドALESSIのブランドマネジメントを担当。2003年(株)日本総合研究所入社。ブランド戦略を中心に大企業からベンチャー企業までのコンサルティングを手がけた後、2010年、創発戦略センター グリーン・グロース・オフィス(OGGI)の立上に参画。サステナビリティとコミュニケーションの関係についての研究と事業開発を担当。2011年5月よりソーシャルセンシングラボを主宰。

[ 無印良品「くらしの良品研究所」研究員 ]

土谷 貞雄

1960年 東京生まれ
1989年 日本大学理工学部修士課程修了
1989年 イタリア政府給費留学生
1994年 帰国、その後ゼネコンにて現場から設計営業を学ぶ
1997年 住宅の商品開発開始
2001年 独立しコンサルタントして住宅系の営業支援業務を行う
2004年 無印良品で家の商品開発と全国展開を行うために良品計画のグループ会社ムジネットに入社
2007年 ムジネット取締役に就任
2008年 住宅系の商品開発およびWEBコミュニケーションの企画立案を主として独立

[ 王子ネピア マーケティング本部  商品企画部 部長 ]

今 敏之

1983年、王子ティシュ販売(現・王子ネピア)入社。東京支店、チェーンストア部などを経て、商品開発センター。
2005年度からnepiaブランドトータルマーケティング統括。現在に至る。
鼻セレブブランド立ち上げ、子ども用オムツGENKI!ブランド立ち上げ、うんち教室、千のトイレプロジェクト等の立ち上げ実行推進。

[ アーティスト/ KOSUGE1-16 ]

土谷 享

1977年 埼玉県生まれ
2001年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業

KOSUGE1-16は車田智志乃、土谷享の二人組のアーティストユニットとして2001年から活動しています。 KOSUGE1-16の作品制作のきっかけは日常のありふれた環境や、現象、人のつながりにあります。作品を介在させることで鑑賞者を参加者として変質させ、参加者同士、あるいは作品と参加者の間に「もちつもたれつ」という関係性を構築します。アートが身近な場所で生活を豊かにしていく存在として成立する事を目的にしています。

[ 臨臨床道化師/日本クリニクラウン協会事務局長兼芸術監督 ]

塚原 成幸

東京都出身。現在、大阪市在住。都留文科大学大学院修了(臨床教育実践学)
学生時代は保育園で働きながら、紙芝居を中心とした一人芝居を行う。大学卒業と同時に「仕事は自分で創るもの」と考え、人と地域が深くふれあえる可能性を求めて移動劇場「シアター道芸」をスタート。
また大学3年の時、車で交通事故を起こし長期の入院とリハビリを余儀なくされる。病院生活で毎日天井を眺めながら、元気になったら幼い頃から気になっていた道化師という生き方をしてみようと決意し、RING LING CIRCUS CLOWN COLLEGE JAPANでクラウン芸の基本を学ぶ。(以後オーストラリアやアメリカでも修行)その後、自然豊かな長野県塩尻市に劇団の拠点を置き、全国各地で山の道化師パックマンショーやコメディーパフォーマンスを行ってきた。1995年以降は「上演活動だけが道化師の関わる活動ではなく、人の暮らしそのものに関わりを持っていくことが道化本来の姿」という信念をもって災害地域での救援活動やまちづくりの支援、あるいは医療や福祉、教育の分野において「毎日を笑顔に変える」様々なユーモア講座やワークショップを実践。「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」がモットー。自身は前向きな人生を多くの人と分かち合いたいと行動を続けている。
2005年からは大阪市に拠点を持つ、日本で初めてのクリニクラウン(臨床道化師)の組織、特定非営利活動法人・日本クリニクラウン協会の事務局長兼アーティスティックディレクター(芸術監督)を務めている。
著書に『こども時間を届ける臨床道化師~瞬間を生きる子どもたち』(オフィスエム刊)がある。
http://www.cliniclowns.jp/


[ Glyph.代表 ]

柳本 浩市

Glyph.代表。デザインに関わる商品開発やイベント、出版などを自社で手がける。そのノウハウを生かし、雑誌などの執筆や編集、連載などから企業のコンサルティングなども行なっている。また、数々のブームの仕掛人としても知られている。
代表的なイベント:「Braniff Airline Expo」(2004年パルコミュージアム)
「BRAUN展ー形状を超えたデザインー」(2005年AXISギャラリー)
「Mobile in Frest (au another work*s project)」(2008年Casa表参道)
近著:「DESIGN=SOCIAL」(ワークスコーポレーション)

教室

青山学院アスタジオ 多目的ホール(B1)

2009年9月、青山の地に文化の創造、発信の基地として「青山学院アスタジオ」が誕生。
大学の教育寮「常青寮」の跡地に建てられた、地上4階、地下1階の建物で、3・4階には貸し事務所、2階には大学総合文化政策学部の青山コミュニティラボ、1階にはNHKのサテライトスタジオ「NHK@キャンパス」が入り、文化の創造と発信の両方の機能を発揮する、まさに地域のクリエイティブ・コアを目指している。

所在地
東京都渋谷区神宮前5-47-11
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅B2出口より徒歩5分
表参道駅より渋谷方向へ。無印良品を右折。直進し左手。

(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学までお尋ねください。)