授業詳細

[ 防災 ]復興って何だ? 
〜防災シリーズ講座・特別編/「復興のモノサシ」を考える〜

日時 : 2013年3月16日(土)15:00〜18:00
教室 : Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/
先生 : 伊藤 剛 [ シブヤ大学理事/asobot代表/GENERATION TIMES編集長 ]、斉藤 徹史 [ 公益財団法人総合研究開発機構(NIRA) 主任研究員 ]、立木 茂雄 [ 同志社大学社会学部 教授 ]

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参加費 : 無料 定員 : 50名 参加対象 : どなたでも

【申し込み方法】上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。

【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。

【当日の持ち物】筆記用具

レポートUP

「新たな防災のカタチを考える」とのコンセプトで、昨年9月より渋谷ヒカリエのパブリックスペース・COURTで全4回にわたって開催され、好評を博した防災シリーズ講座。

今回はその“特別編”として、都市の豊かな暮らし方を考える『公益財団法人ハイライフ研究所』が主催するセミナーの共催授業として開講いたします。実はこの研究所、シブヤ大学の理事である伊藤剛が“特任研究員”として「コミュニティ再生」をテーマに研究活動を行っているところです。

特別編のテーマは、ずばり「復興って何だ?」。

あの日から二年。3月11日に起きた東日本大震災を振り返る時、「もう二年」と感じるか、「まだ二年」と感じるか、人によって大きく異なると思います。けれど、日々のメディアからの情報量は減る中で、ともすると「時間が経過すること」で「復興が進んでいく」かのような錯覚を誰もが抱いてしまうのではないでしょうか。

そもそも「復興とは何か?」と問われたら、何と答えますか。

そこで今回の授業では、「復興のモノサシ(指標)」について、2つの災害の調査事例から改めて考えてみたいと思います。

1つ目は、日本を代表するシンクタンクによって二年間かけて被災地を定点観測した『東日本大震災 復旧・復興インデックス』。データから見えてくる被災3県の現状と課題について、震災二周年に合わせてまとめられた最新の調査データをご報告していただきます。

2つ目の事例は、阪神・淡路大震災。「被災者自身が何をもって復興を実感していったのか」という最も重要な要素を、当時何度にもわたるワークショップから丁寧に導き出した世界的にも類を見ない『生活復興調査』についてご紹介します。

「復興って何だ?」。
このシンプルな問いを考えることは、被災地に想いを馳せる意味となるのはもちろんのこと、東京においても首都直下型地震がささかやかれている中で、都市生活における「安心とは何か?」「暮らしとは何か?」を問い直す機会になれればと思っています。

いつものシブヤ大学よりもちょっとだけ“アカデミック”な時間を、どうぞお楽しみください。


【授業の流れ】

第1部 プレゼンテーション

「復興」を考える
伊藤剛(ASOBOT inc. 代表取締役/シブヤ大学 理事)

「データが語る被災3県の現状と課題」―東日本大震災復旧・復興インデックス―
斉藤徹史(公益財団法人総合研究開発機構 主任研究員)

「被災者による復興のモノサシ」―阪神・淡路大震災 生活復興調査―
立木茂雄(同志社大学社会学部 教授)

第2部 トークセッション
コーディネーター:伊藤剛 スピーカー:斉藤徹史/立木茂雄

※第1部と第2部の間に、休憩時間を設ける予定です

(授業コーディネーター 川村庸子)


※本講座は、公益財団法人ハイライフ研究所による「第24回ハイライフセミナー」との共催授業となっています。(主催:公益財団法人ハイライフ研究所/共催:特定非営利活動法人シブヤ大学/企画協力:ASOBOT inc.)

伊藤 剛シブヤ大学理事/asobot代表/GENERATION TIMES編集長

1975年生まれ。明治大学法学部を卒業後、外資系広告代理店を経て、2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。 主な仕事として、04年にジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』を創刊。06年にはNPO法人『シブヤ大学』を設立し、グッドデザイン賞2007(新領域デザイン部門)を受賞するなど、さまざまな分野のプロジェクトデザインを手掛ける。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科の「平和構築・紛争予防コース」では講師を務め、広報・PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「PEACE COMMUNICATION」を提唱。2015年7月に、初の著書として『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか ピース・コミュニケーションという試み』(光文社新書)を刊行した。

斉藤 徹史公益財団法人総合研究開発機構(NIRA) 主任研究員

北海道大学法学部卒。東北大学大学院法学研究科修了(修士)。国立大学財務・経営センター研究部などを経て、2010年より現職。専門は、行政法、公共調達、PPP(官民連携)政策。
著書として、本間正明監著『概説・市場化テスト』(共著)(NTT出版、2005年)。論文等として、「公共調達におけるトレードオフ」(共著)、『フィナンシャル・レビュー』104号(財務省財務総合政策研究所、2011年)、「公共調達、技術革新重視を」(共著)、『日本経済新聞』「経済教室」(2011年11月3日)、「民間委託と公務員の雇用」『都市問題』95巻6号(東京市政調査会、2004年)などがある。

立木 茂雄同志社大学社会学部 教授

関西学院大学社会学部卒。同社会学研究科修士課程修了後、カナダ政府給費留学生としてトロント大学大学院に留学。同博士課程修了。専門は、福祉防災学・家族研究・市民社会論。特に、大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、災害時要援護者支援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究している。
2005年度兵庫県功労者表彰(震災復興部門)。編著書に『ボランティアと市民社会(増補版)』。共著に『市民による防災まちづくり』、『阪神大震災の社会学』、『Imidas』(市民活動の章担当)などがある。

今回の教室 :
「Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/」

東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「コート」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。