シブヤ大学

渋谷のど真ん中でルワンダを想う。
〜ルワンダで義足を作るガテラさん真美さん夫妻を囲む夜〜

19:00-21:00
  • shibuya-san
  • ルダシングワ ガテラ エマニュエル [NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト ルワンダ事務所代表]、ルダシングワ 真美 [NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト]、高木 あゆみ [はちどりphoto/一般社団法人teamはちどり代表]
参加費
500円
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具、参加費ワンドリンク代(500円〜キャッシュレス決済のみ) 
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。


「ルワンダのよもやま話が聞きたい!」
そう思うのは、ルワンダがとっても素敵だという話を聞くから。

ルワンダのキガリにある、真美さん・ガテラさんの拠点・ワンラブランドからの景色 写真提供:ルダシングワ真美さん

今や治安もよく、「アフリカのシンガポール」なんて言われています。
30年近く前に起こった、悲しい大虐殺事件を超えて
人々がふたたび、共に新たな未来を築いているルワンダ。
加害者家族と被害者家族が、同じコミュニティで暮らしていることもあります。
その心境は推しはかれませんが、「もう2度と争いたくない」という人々の覚悟を感じます。
国際社会も、その美しいルワンダを取り上げています。


ルワンダの子どもたち。体をつかって目一杯遊ぶ姿を、真美さんが撮影。写真提供:ルダシングワ真美さん

そんなルワンダから、ゲストがやってきます。
日本人女性と、その夫のルワンダ人男性の夫婦です。ルワンダで、義足をつくっています。
ジェノサイド(大虐殺)のBefore/Afterを知る、お二人です。


真美さん・ガテラさんが立ち上げた団体・ムリンディ・ジャパン・ワンラブプロジェクトの行う、巡回診療に来てくれた男の子。生まれつき足が不自由ながら、松葉杖をついて1人でやってきた。写真提供:ルダシングワ真美さん


ルワンダの本当のところを知りたい!
ルワンダのおもしろいところは?
日本との共通点は?ルワンダから見る日本って?
交流しながら、いろんな話をしませんか?

夏の夜、お祭りの匂いがする渋谷のど真ん中で、お待ちしています。

※参加費として、ワンドリンクをご注文いただきます(500円〜キャッシュレス決済のみ) 

《ルワンダの歴史》

今でこそ、アフリカのシンガポールとも呼ばれる、アフリカにある小国・ルワンダ。
治安が良く、街が美しく、また過ごしやすい気候で、観光地として人気も高い国ですが、
1994年の大虐殺という悲しい歴史があります。

虐殺の原因は、第一次大戦後のベルギーによる植民地支配の時代に仕組まれた民族の分断。ベルギーは、それまで区別があいまいだったツチ族とフツ族という2つの民族を明確に分け、互いに争わせることで、国民が一致団結して植民地支配に抵抗できないようにする「分割統治」の手法で、統治したのです。

意図された分断による民族間の憎悪が爆発したのが1994年。多数派のフツ族が政権を握ると、フツ族によるツチ族のジェノサイド(大虐殺)が繰り返され、100日間で100万人以上の人々が犠牲になりました。

残酷な事件から29年、ルワンダはベルギーに統治される前の「一つのルワンダ」に戻り、傷を抱えながらも、平和の道を歩んでいます。
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ファシリテーター兼授業コーディネーター:高木あゆみ(一般社団法人teamはちどり)
授業コーディネート協力:船川諒(チャリツモ)


チャリツモ:社会問題を伝えるwebメディア
イラストレーターやデザイナー、フォトグラファーなど、クリエイターが社会問題を表現しています。

先生

[ NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト ルワンダ事務所代表 ]

ルダシングワ ガテラ エマニュエル

1954年、ルワンダ共和国生まれ。幼い頃、治療ミスのため右足が麻痺し、障害者の施設で育つ。1980年代、ルワンダの紛争を避けるためにケニアに逃れ、アフリカ民芸品を卸しながら過ごし、パートナーの吉田真美と出会う。1994年のルワンダ大虐殺終結後、ルワンダに戻り、1995年大虐殺後のルワンダを調査し、 1996年真美と共にNGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトを設立。翌年には首都キガリ市に義肢製作所を設け、義肢装具の製作、義肢装具士の育成、障害者スポーツの普及などの活動を進めている。2000年シドニーパラリンピックにルワンダの障害者を参加させた。2007年にはブルンジの首都ブジュンブラにも義肢製作所を開き、同様の活動を10年間行ってきた(治安悪化のため、現在は撤退)。現ルワンダ事務所代表。

[ NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト ]

ルダシングワ 真美

1963年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。英語の専門学校卒業後、約6年間OLをする。1989年ケニア・ナイロビにあるスワヒリ語学校に半年間留学し、その後東アフリカを旅行中に、パートナーのガテラと出会い、ルワンダ大虐殺やルワンダの障害者の状況を聞き、義肢装具士になることを決意、1992年より横浜の義肢製作所に弟子入りし、修業をする。1996年ガテラ氏と共にムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトを設立。2007年静岡アビリンピック大会(障害者の職業技能を競い合う大会)、2011年ソウルアビリンピック大会などにルワンダの障害者を参加させた。

[ はちどりphoto/一般社団法人teamはちどり代表 ]

高木 あゆみ

一般社団法人teamはちどり:https://hachidoriphoto.com/
14歳から黒柳徹子さんに憧れ、世界平和を志すようになる。
2016年、ドキュメンタリーフォトグラファーとして、熊本地震での取材活動を機に、歩いて聞いて撮って伝える活動開始。
2019年、当時5歳の娘と中東ヨーロッパ難民取材旅を実施した。
2023年5月一般社団法人teamはちどり を設立。平和学習に力を注いでいる。

教室

shibuya-san

「shibuya-san」は、渋谷フクラスの一階にある観光案内所。
成田と羽田からのバスが到着するまさにその場所にあります。最初に触れる日本であり、渋谷。だからこそ、ネットでは知りえない奥深い渋谷の今をご案内します。また、単なる観光案内所だけではない。昼は企画展示、夜はバーとして世界の人と地元の人とが交流する場でもあります。地元の人しか知りえない何か、人に出会う旅になるきっかけとなる何かがここから始まります。世界の人も、地元の人も、渋谷に来たらぜひお立ち寄りください。

■「shibuya-san」 施設概要
施設名称:shibuya-san tourist information & art center
サービス:観光情報案内、荷物預かり・配送、空港リムジンバスのチケット販売・待合、外貨両替、渋谷体験プログラム、ドリンク提供、アートセンター、イベント実施
営業時間:10:00~23:00 ※一部サービスを除く
WEBサイト:https://shibuyasan.jp

所在地
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス1F
JR、東急、東京メトロ各線、京王井の頭線「渋谷」駅より徒歩1分