授業詳細

[ 特集テーマ:「    」の未来 ]生きづらさを解消する劇場の未来

日時 : 2018年11月14日(水)19:00〜21:00
教室 : Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/
先生 : 衞 紀生 [ 可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督 ]

参加費 : 無料 定員 : 50名 参加対象 : どなたでも

【申し込み方法】上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。

【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

【当日の持ち物】筆記用具

※1:本授業は2018年10月10日(水)19時より先着受付です。
※2:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年11月14日(水)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。

申込受付中(先着)

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申込受付 : 11/14 10時まで

ご存知ですか。
日本の、15~34歳の死因 1位は「自殺」。
10~14歳においても、1位の「悪性新生物」に続く2位となっていて、主要7カ国(G7)でこの結果は日本だけ。

今回の先生、可児市文化創造センター アーラ(以下、アーラ)の館長、衞紀生さんは、この現状を深刻に受け止めています。

「私たちは、文化芸術を触媒として、生きづらさを解消させる取り組みをしています」
衞さんからこの言葉を聞いたとき、思わず胸に込み上げるものがありました。

アーラは、地域に密着した公立文化施設として、たとえばこんな活動をしています。

障がいや国籍など越えて音楽を楽しむ「みんなのディスコ」。
国籍関わらずみんなで演劇をつくりあげる「多文化共生プロジェクト」。
寄付によって、諸問題を抱える子どもたちに鑑賞チケットをプレゼントする「私のあしながおじさんプロジェクト」。
地元の学校や福祉施設などへの出張ワークショップ。

アーラが目的とするのは、文化芸術によって【市民の心を癒すこと】ではありません。
「私たちがやっていることは、文化芸術の機能を利用して、【承認欲求を充足してくれる他者と出会うこと】によって、前を向いて生きる力を得てもらうことなんです」
と、衞さんは言います。

このような社会包摂型の劇場経営は、全国から大きな注目を集め、視察も相次いでいるそうです。
しかし、「理想はわかった。でも、一体どうすれば、そんな場がつくれるの?」
そんな声も聞こえてきそうです。
そこで今回の授業では、実際にいま、そんな場をつくろうとしている”先輩”の声を聞くべく、
丸亀市役所 産業文化部 文化課 市民会館建設準備室長の村尾剛志さんとWebで繋ぎ、お話しをうかがう予定です。
香川県丸亀市では衞さんを専門委員に迎えたこんなプロジェクトが動き出しました。
新しい丸亀市民会館をみんなで語る車座集会

文化芸術は、人が生きるために、心を保つために、想像力が殺されないためにとても重要なものだと思います。
だから、「劇場」の果たすべき役割はとても大きいのです。
いや、もしかすると、「劇場」と書くと少し距離を感じる人もいるかも知れません。
アーラに行ってみて感じたのは、「劇場」というより、
「公園」であり、「図書館」であり、「たまり場」であり、…

アーラのパンフレットには、こう書かれていました。
「ここは『芸術の殿堂』ではなく、みんなの思い出が詰まった『人間の家』」

この「生きづらさ」をどうしたら良いのか。私たちはどんな未来を見たいのか。
「文化芸術」をキーワードに、みんなで一緒に考えてみませんか。

宿題:授業に参加される方は、こちらの記事を事前にお読みください。
劇場は、芸術ではなく、人のためにある 観客数を3.7倍にした劇場がやっていること

【授業の流れ(予定)】
18:30 受付開始
19:00 授業スタート/シブヤ大学について
    アイスブレイク
19:10 アーラの取り組みについて
    ・アーラによってもたらされた地域の変化
    ・キーマンは「ソーシャルワーカー」ならぬ「アーツワーカー」
20:00 丸亀市との取り組みから考える「社会包摂型劇場」の広げ方
    ・丸亀市役所 産業文化部 文化課 市民会館建設準備室長の村尾剛志さんとWebで繋ぎ、お話しをうかがいます。
20:30 質疑応答、意見交換
21:00 終了/記念撮影
※ 授業後、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします

(授業コーディネーター:吉川真以)

衞 紀生可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督

早稲田大学中退後、虫プロダクション企画演出課に勤務。ほぼ同時に演劇批評家として雑誌「新劇」等に連載を始める。70年代後半、山崎哲、渡辺えり子、北村 想、竹内銃一郎らをいち早く評価して「第三世代」のネーミングマスターとなる。80年代後半からBSエンターテイメント・ニュースの演劇キャスターを務め、93年に地域演劇の振興と演劇環境の整備を目的に舞台芸術環境フォーラムを設立。早稲田大学文学部講師。県立宮城大学事業構想学部・大学院事業構想学研究科客員教授を経て現職。

現在、芸術文化振興基金運営委員会委員 地域文化・文化団体活動部会 部会長、長岡芸術文化振興財団アドバイザーのほか、十数地域の自治体文化行政にかかわる一方で、文化庁、財団法人地域創造などの委員を務め、あわせて日本照明家協会賞舞台部門、ニッセイバックステージ賞等の審査委員を務める。平成28年度 芸術選奨文部科学大臣賞受賞(芸術振興部門)

今回の教室 :
「Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/」

東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「コート」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。