シブヤ大学

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各授業詳細

【学食】

シブヤ大学 学食に行こう!01~カレー編~

 


2007年4月21日(土)11:00~14:30 教室:ケアコミュニティ・美竹の丘

レポートタイトル:カレーの法則は恋のアドバイス

シブヤ大学・学食オープン日は天気にも恵まれ絶好のカリー日和。
学食第一弾の先生は、カレーで遊ぶおちゃめな男子4人組のカレーユニット「東京カリ~番長」の調理主任・水野仁輔さん。
小さい頃からカレーは辛口だった水野先生。まず私たちに独自の調査で行き着いたおいしいカレーの法則を教えて下さいました。

【カレーの法則=(素材+だし)×スパイス+隠し味】

●入れすぎても、入れなさ過ぎてもダメな『スパイス』
「よくおいしいカレーをつくるためにスパイスの調合の仕方を教えて下さい、と言われますがスパイスはカレーの味をつくりません」
スパイスの役割は香りづけ。先生曰く、混ぜて大丈夫なのは25種類までとのこと。

●日本人にとって一番大事な『だし』
日本人が料理をうまい! と感じるのは『だし』を口にしたとき。
本場インドのカレーを食べたときに日本人が違和感を覚えることが多いのは、インドには『だし』をとる文化がないからだそう。(だしに近いものはある)

●素材…何カレーの何にあたる部分。 例)チキンカレーならチキン。
●隠し味…文字通りこっそり隠れてカレーの味を引き立てるもの。(チョコレート、バターなど)

この法則は日本人用です。
本場インドのカレーと日本の一般的に認識されているカレーは、小麦粉が入っているかいないかで区別することができます。
思い浮かべていただくとわかるように日本のカレーはドロッとしているのは、小麦粉が使用されているからです。現在日本で食されている食品メーカーのカレーはインドから色々な国をわたって日本にたどり着き、長い年月の中で独自の発展を遂げ、日本人好みの味に調合されたものです。
私たちが普段カレーをつくる時に用いる「カレールウ」は日本にのみ存在するものということにもびっくり。外国で発売されている「ルウ」は日本から輸出されたものなのです。

先生の口から怒涛の勢いで溢れてくるカレーの知識、知識…。とてもここには書ききれません。もっと詳しくカレーについての知識を得たいという方は水野先生の著書、HPをチェック!存分にカレー色に染まることができます。

先生のカレーに対する知識の30%くらいをお聞きしたところで、
4~5人のチームでシブ大キャンパス内にある学食(カレー屋さん)へ向かいます。学食に向かうのも広大なキャンパスの中だとなんだか遠足気分です。
当日初めて会った生徒のみなさんは、教室を出るときはお互いに少し緊張をしていたようですが、それぞれお店から戻ってきてからはとっても仲良しになっていて、全員の前でのプレゼン資料作りに盛り上がっていました。

数々のカレー屋さんを訪れている東京カリ~番長・水野先生には食べ歩きをする上でポリシーがあります。
それは【お店のランキング、星評価はしない】ということ。
「味の好みは人それぞれ。絶対的な嗜好の基準なんてない。
何より自分自身がカレーをつくるから、お店の人がどんな思いで毎日カレーを  つくっているか、その覚悟がわかる。」先生は続けます。「カレーをおいしいと感じるのには気持ちの問題が大きく関わってきます。大好きな人がつくったカレーはおいしい。大好きな人を思ってつくったカレーもおいしい。お店へ行って、ただ食べるだけじゃなくて、店主の思いを聞くとカレーの味は違ってくる。カレーを食べる人のそのときの気持ちによって味はかわってきます。だから食べる人にもおいしく食べる責任があるんです。」
水野先生かっこいい…。ただのカレー博士じゃない…。そんな感動が教室を包みました。

「人の顔が見えるカレー屋さん」
水野先生が授業の中で何度も繰り返していた言葉です。
料理は人が人のためにつくるもの。カレーに、人に歴史あり。
目の前に出されたカレーは、なんにも考えないで食べてしまうとあっという間ですがそのカレーに込められた想いを知ると、人の人生がつまった結晶であることに気付くことができます。

カレーはおいしくて、面白い。
水野先生のカレーのお話は、恋のアドバイスのようでした。
「大切なのはバランス。」
「好みは人それぞれ、絶対的な基準はない」
「いつでも、自分の関わり方次第で状況は変わる」

出てきたカレーから少し目線をあげて、カレーをつくっている人に目を向けるとまた違った味わいに出会えるかもしれません。つくった人がわかって、そのカレーがわかる。
そうやってカレーや人、お店にときめいて、好きになって、その地域も好きになる。

記念すべき学食第一回目「カレー」。
カレーは人が心で食べるもの。
水野先生、リーダー、そしてカレー屋さんの皆様、本当にごちそうさまでした!

(ボランティアスタッフ 中里希)

【「学食に行こう!」blog、はじまりました!!】
「学食に行こう!」blogとは、学食に行こう!シリーズの授業の様子をご紹介していくblogです。
この中では、各お店のレポートや、ご参加いただいたみなさんのお店での様子などを、写真や映像と一緒に
ご紹介します。
今回の授業ではグループに分かれ、水野先生オススメの5つのカレー屋さんへ。それぞれのお店の味を堪能していただき、レポートしていただきました!!


【参加者インタビュー】
①お名前:ご兄弟で参加して下さった渡部彩子さん(姉)・雄祐さん(弟)
感想:
「仕事や普通に生活をしていたら出会うことのない人たちにシブヤ大学を通して出会うことができ、面白かった。またこういった参加型授業に出席したいです。」(彩子さん)
「今日初めて会った人たちと決められた時間内に授業をつくりあげていくのが面白かった。フットサルの個人参加みたいだと思った。普通の大学の授業が全てではないと思うし、そこでは味わえない刺激をもらいました。」(雄祐さん)

②お名前:杉森千広さん
感想:
「シブ大に参加するのは初めてです。自分で【毎日お弁当ブログ】をつけており、今回の授業は料理に興味があり参加しました。人ありきの料理なんだと思いました。料理よりも人に注目することで、カレーを別の視点で見ることができました。初対面の人と出会ってすぐご飯を食べにいくという内容でしたが、食で人はつながることができる、言葉はいらないと感じました。」

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「街がキャンパス」であるシブヤ大学。日本一広大なキャンパス内には、多くの飲食店があります。明治創業の格式あるお店に商店街のお惣菜屋さん、レトロな喫茶店にモダンなバー…。
この「学食」シリーズは、毎回ひとつの食のジャンルに絞り、渋谷の数あるお店からシブヤ大学がオススメする場所を見つけ、先生とみなさんとのレポートをもとに「シブヤ大学・学食MAP」を作り上げていきます。
第一弾は、国民食として親しまれている『カレー』。インド料理がルーツと言われ、イギリスを経由して日本に伝わったとされるカレー。その歴史を紐解いてゆくと、インドともタイとも違う、オリジナルな料理としての今のカタチに辿り着きます。
今回の授業では、「東京カリ~番長」としてカレーにまつわる数々の活動をしている水野仁輔先生をお招きして、「日本人にとってカレーとはどんな食べ物なのか」を話していただきます。また授業形式とは別に、班に分かれて先生が選んだお店へフィールドワークも実施。料理を作ってくれた人やお店の雰囲気を味わいながら、みなさんにレポートを作成していただきます。誰かに「伝える」ということを意識することで、作り手の想いやお店のこだわりなど、今まで見えなかったものに気づくかもしれません。
「渋谷」と聞いて思い出す味や顔が増え、家に帰るようにそこに立ち寄ることができたら…。
シブヤ大学・学食オープンいたします!!


【授業の流れ】
■11:00~12:00/美竹の丘 集会室
水野先生からカレーのお話と渋谷のオススメのお店5店舗のお話を聞く。
※東京カリ~番長の他のメンバーも参戦予定!!
■12:00~13:30/シブヤのカレー屋さん
4人ずつ5チームに別れ、5カ所のカレー屋さんに行く。
カレーを食べながら、デジカメで写真を撮ったり、取材をする。
※食費に関する実費は各自ご負担下さい。デジカメはこちらで用意致します。
■13:30~14:30/美竹の丘 集会室
チームごとに、自分達の行ったカレー屋さんについてプレゼンする。
※みなさんが取材したレポートは、『シブヤ大学・学食MAP(仮称)』でご紹介していく予定です。
水野 仁輔  東京カリ~番長 調理主任 
1999年に結成した男性7人組の出張料理ユニット「東京カリ~番長」の調理主任。全国各地のさまざまなイベントに出張して、テーマに合わせたカレーと音楽を提供している。2008年にインド・スパイス料理を研究する男性4人組の日印混合料理ユニット「東京スパイス番長」を結成。目下、東京スパイス番長メンバーとインド紀行本の製作に夢中。近書に『別格! 旬カレー』(主婦と生活社)、『かんたん、本格! スパイスカレー』(マーブルトロン)など。



今回の教室:「ケアコミュニティ・美竹の丘」

住所:渋谷区渋谷1-18-9
電話:03-3486-4594
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学までお尋ねください。)
最寄り駅:JR山手線・東京メトロ・東急東横線・京王線渋谷駅 下車 徒歩10分
<注意事項>
ケアコミュニティ・原宿の丘ではありません。
  
地図を見る

渋谷1丁目の旧渋谷小学校跡地に建設された。全室個室の特別養護老人ホームを中心とし、ケアコミュニティ施設、保育園、介護予防施設などからなる複合施設。渋谷区の地域住民の文化および交流活動の中核として、既存のケアコミュニティ・美竹の丘を拡充整備した施設。多目的ホール、会議室、レクリエーションホール、集会室、クラブ室、和室などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置


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