シブヤ大学

授業レポート

2016/11/10 UP

本格帽子作り2016
~帽子作家のアトリエ探訪と基礎を学ぶ

今回のみんなの手しごとは、本格帽子作りです。

昨年、大人気だった帽子授業の2年目!という事もあり、参加者の皆さんから今日は、「本当に楽しみにしてきました。」や、「どんな帽子にしようかな」などど、始まる前より楽しいお言葉を頂きました。

昨年との授業とは違い、今回はなんと帽子作家であるhonoyoさんのアトリエから授業がスタートします。



まずは、参加者の方から事前に伺っていた帽子の色とサイズをお渡しつつ自己紹介!
帽子の好きなところや、参加のきっかけなどを話して、honoyoさんより今日の授業のポイントとして、「今日一日で、好きだなこんな風にしたいなと感動したものを帽子のデザインに取り入れて下さい」とアドバイスがあり、本題が始まります。

STEP1
帽子について

帽子はとても繊細であり、帽子屋などに行った際には、触り方には十分注意して下さい。との事です。両手で帽子の周りをそっと持つのがポイントです。


STEP2
帽子の名称

honoyoさんより、帽子の各種名称のご説明がありました。
帽子には、クラウン・ブリム・サイズ元・帽体と各部名称があります。


STTEP3
帽子を木型にはめてみよう



帽子の生地を木型にはめます。まず、帽子の生地に霧吹きで外側を濡らして、内側に、ガムアラビックという糊をつけます。その後、熱々の蒸気に生地をあてていきます。蒸気を当てる事で生地が柔らかくなるので、蒸気に当てた後は木型にはめます。はめた後に、気になる点などがあったらその箇所のみ蒸気を当て綺麗に仕上げて行きます。今回、はめた生地は使用しませんが通常ははめて1日乾かして、次のステップに繋げていきます。


STEP4
昼食~街歩き(アイデアのヒントを探しに)



今回は、昼食をhonoyoさんと一緒にとりhonoyoさんが何故、帽子職人になったのか?NYでの活動などの会話で、みんなで楽しく食べました。昼食後は待ち歩きです。今回、帽子作りのアイデアのヒントに、アトリエ~キャッツストリート~原宿~西武渋谷店へと移りました。普段通り過ぎるような街並みも、立ち止まって見ると一味違った楽しみ方が出来ていました。


STEP5
製作開始!



帽子製作の材料として、羽やボタン・生地など様々なものがオードブル形式でテーブルに置かれました。待ち歩きで得たヒントを基に、参加者の方々それぞれ、思い思いに取り掛かりました。

今回はここまで!
来月はいよいよ仕上げです。

次回も、お楽しみに!



(レポート&写真:中園拍扶紀)