シブヤ大学

授業レポート

2016/6/3 UP

パーツ・ビュッフェが楽しい!
 ~春色のアクセサリーづくり

「思いがけない想像力に魅せられて」


 


 


61回目の「みんなの手しごと」はアクセサリー作りです。生徒の皆さんは普段からモノづくりをよくされている方々、ではなくて、していない・してみたいから参加された方がほとんどのよう。『レシピのないことはニガテ』という自己紹介も聞かれる中、今日は目の前にある素材とご自身のインスピレーションを頼りに、説明書なしでアクセサリーを作っていきます。


 


 


 


今回の教室はビュッフェスタイル。テーブルに並べられたビーズやリボン、造花など、たくさんの素材から皆さんこれだと思うものを選んでいきますが、これだけでももう楽しい。楽しく迷っています。このスタイルは、Nami先生、Chiho先生も初めてということでちょっとドキドキでしたが、結果皆さん大満足・大成功な試みでした。


 


 


 


 


最初に簡単に工具の使い方や金具の取り付け方など一通りのレクチャーを受けますが、どの素材を使って何のアクセサリーを作るのかは生徒さんたち自身が決めます。イメージを膨らます時間はあっという間に過ぎていきます。ブレスレット?ネックレス?バッグにつけるチャームに挑戦する方も。


 


 


  


お二人の先生は同じ職場の先輩後輩だそうで、お互いのお家でアクセサリー作りをしているうちにユニットとして活動することになったのだとか。授業はそんなお二人の雰囲気そのままに、楽しく真剣に進んでいきます。


 


 


 


一口にアクセサリーと言っても、素材・色・カタチ・長さ・重さなどなど、組み合わせの幅は無限大です。今回は素材選びからですが、これが存外難しい!実際にやってみると(私は側から見ているだけですが)、市販の何気ないアクセサリーでもいかに工夫を凝らして作られているかがわかります。


 


 


 


 


最初はあれこれ悩みながら、遠慮がちに先生を呼び止めていた生徒さんたちも、徐々にカタチが出来ていくとペースが上がり先生たちもつきっきり。それぞれ別々に黙々と作業を進める中にも、ハサミ貸してください。糸通しはどこですか?など、絶妙な連帯感が。


 


 


 


 


同じ素材を目にしていながら出来上がった作品は皆さん個性的!!この素晴らしいイマジネーション&出来上がりは先生たちも嬉しい誤算だったようで、授業の反省会はいかに面白かったかを語る会となりました。


 


 


 


 


(レポート:小笠原大樹、写真:おとなぎ京子)