シブヤ大学

授業レポート

2012/7/27 UP

広がる世界観!

今回の先生は、エディターやライターとしてご活躍されているフジイキョウコさん。
フジイさんが幼い頃からきになってきになって仕方のなかった存在とは、鉱物。海へ行っても川へ行っても、そっちのけで石を見つめてきたそうです。


フジイさんは地学・鉱物学といったまなびでも、パワーストーンとしてでもなく、「自然が作った造形品、暮らしの中にあったもののひとつ」として捉えます。
そして、乙女の視点で鉱物を星やお花に「見タテ」ます。


最初にきょう扱う鉱物のお話を伺い、標本箱づくりにとりかかりました。


鉱物をと向き合って、じっくりと考える。
これは何に見えるだろう。
何に活かせるだろう。

箱を縦向きにしたり横向きにしたり。
紙を丁寧に切ったり、おおざっぱにびりびりと破いたり。
絵を描いたり、シールを貼ったり。

できあがった作品は多種多様で。
ただ綺麗だった鉱物が、
綺麗なだけではなく、いきいきとした表情を見せたような気がしました。

同じ鉱物を使っても、それぞれの世界観があってとても面白かったです。
おとなのイマジネーションってすごい!


8月17日からは「鉱物(いし)を見ながら酒を飲む」という、
マニアックな鉱物BARを開かれるようです。

ステキな空間を作り出す鉱物に包まれながらお酒を飲むのは、どのような感じなのでしょうか。とても気になります。

(インターン 森美咲紀)