シブヤ大学

授業レポート

2012/5/25 UP

自分が楽しいと思ったことは、人の心を動かす

イラストレーターの小池アミイゴさんを先生に迎えた今回の授業。
教室となる上原社会教育館の和室には、
13歳から81歳までの30名の生徒さんが集まりました。

「イラストレーションとは何か」という先生の問いかけから、
授業はスタートしました。

、、、ワークショップの詳細な模様は、あえて割愛します。
もし今後、皆さんが小池アミイゴさんのワークショップに参加されることがあるなら、
新鮮な状態で参加した方が、絶対面白いから。

授業も佳境に入り、みんな黙々と作業に取り組む中、
先生は教室を回りながら
「みんな空間のとり方がうまい」「色づかいがいいね」
などとうれしい言葉をかけて下さり、筆もすいすい進みます。
作品は完成次第壁に貼り出されて行き、
気が付けばたくさんの個性的な花々が壁一面に咲き誇っていました。

私が先生のお話から気付かされたのは、
一本の線からコミュニケーションは生まれるということ。
そして、この授業を通して、
「個性」というものについて改めて考えさせられました。
今回の授業では、イラストレーションを描くにあたって
礎となる気持ちの部分と向き合うことができたように思います。
先生が最後におっしゃった、
「自分が楽しいと思ったことは人の心を動かす」という言葉が
とても印象的でした。

刺激的な授業展開と先生の巧みな話術にみなさん引き込まれていた様子で、
教室は終始大盛り上がり!
生徒みなさんが一体となって、笑ったり、考えさせられたりと、
あっと言う間の3時間でした。
授業後残ってお話を続ける生徒さんも多く、
今回の授業が新しい出会いのきっかけにもなったのではないでしょうか。

アミイゴさん、すてきな授業をどうもありがとうございました!


(ボランティアスタッフ: 小山 遥)