シブヤ大学

授業レポート

2011/7/11 UP

みんなの図工室03 ~消しゴムはんこでフルーツバスケット!~

みんなの図工室もはや3回目、今回は消しゴムはんこ工房「さくはんじょ」の職人、天野咲耶さんを先生にむかえました。開催場所はおなじみの、西部渋谷店のサンイデー渋谷です。今回は会場に別なはんこ作家さんの作品も並び、はんこ作品に囲まれて授業をしました。

いつものように他己紹介からスタートし、先生と先生の作品の紹介をしました。
今回は1人1つずつフルーツの消しゴムはんこを彫り、最後に先生が作ってくれたフルーツバスケットと、全員のフルーツはんこを押します。
いざはんこを彫ろうとすると、何を彫るか、どんなふうに彫ったらいいのか考えてしまいますよね。今回は、そんな人のために、先生がフルーツの写真の載ったチラシを用意してくれました。デジカメやスマートフォンで写真を撮り、それを拡大してトレッシングペーパーで写し、さらに消しゴムに移します。
通常消しゴムはんこの本では、デザインカッターなどを使った細かい作品が多いようですが、今回はカッターと三角刀だけ。ちょっと歪んだ線も良い感じの味が出ます。

個人作業なので、黙々と作業する楽しさもありながら、最後にみんなでフルーツのはんこを押して、フルーツバスケットを作るのが、とても盛り上がりました。
それぞれの人のはんこにはそれぞれの味があって、色とはんこの組み合わせを考えるだけでもワクワクします。
女性だけの授業だったこともあり、華やかな雰囲気で、終了後もおしゃべりが盛り上がりました。

(ボランティアスタッフ: 山田 里美)




【感想】 

女性ばかり9人でしたが、物作りや授業内容に興味がある方が集まってきてましたね。
ちょっと内気に見える方も、タコ紹介でつっこみあって打ち解けた感じがしました。

消しゴムはんこを自分でも作っている方は、みんなと作る楽しさを、初めての人も意外にすぐできるんだなーというのを実感していたと思います。

そして、さくせんせいが、準備を万全にしていたから、限りある時間の中でもみんなはんこ作りに没頭できたのでしょう。(チラシとかスタンプインクとか)

最後のバスケットも個性がでて、良い出来でしたー。楽しかったですね。

(ボランティアスタッフ: 寶泉啓子 )