シブヤ大学

授業レポート

2011/5/25 UP

みんなの図工室02 ~ボタン大作戦~

みんなの図工室シリーズ、第2回目の授業は、先生に中村ヨリさんをお迎えし、
お洋服についていたボタンや、裁縫箱の片隅に眠っているボタン、
はたまた、学生服の思い出のボタンなどを使って、アクセサリーを作ろうというものでした。

今回は、ヨリ先生にたくさんのボタン(小さなバケツ5杯分!)を持ってきていただき、
その中から自分の好きなボタンを選んでアクセサリーを作りました。

まずは、皆さんが教室に集合したところで、スタッフからのご挨拶。
ヨリ先生は、ピアスからネックレス、着ていたお洋服にまでボタンがあしらわれていて、とってもお洒落。
いくつか作品を紹介いただいて、どの作品もユーモアたっぷりでかわいらしいものでした。

その後、隣の人を紹介する他己紹介をし、みなさんと打ち解けた後、、説明は気になっているボタンの山へ。
短い時間の中でボタンを好きなだけ選んでいいとの事で、
たくさんのボタンに目移りしながらも、カラフルなボタン、大きなボタン、キラキラなボタン、
自分に似合うボタンを見つけて、まずひと満足です。

次に、ヨリ先生に簡単な作り方を教わり、あとは自分の好きなようにアクセサリーを作り始めました。
テーブルの上にはボタンの他に、生地や糸、紐、針金などが置かれ、
ボタンを糸でつなげる人、生地に縫い付ける人、また、自分で材料を持ってきていた生徒さんもいて、
皆さん自由に思い思いのものを作っていきます。
もくもく、ちくちく、時には静かに、でも隣の人がが作ってるアクセサリーも気になり、
かわいいねと話しかけたり、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

出来上がった後は、皆さんで作品紹介!、一番楽しい時間です。
1つのアクセサリーに沢山ボタンをつけて仕上げた人もいれば、
2つ3つと色々なアクセサリーを作った人もいました。

最後は恒例の記念撮影、出来上がったばかりのアクセサリーを身につけてパチリ。

身近にあるボタンがこんなに素敵に変身し、かわいらしいアクセサリーが簡単にできた今回の授業、
参加者全員が大満足でした。

(ボランティアスタッフ: 小松 瞳)


【授業感想】

いらない服からとったボタンを集めてはいたのですが、
それはなくしてしまったボタンの代わりにするために集めていました。
不用品とボタンを組み合わせて新しいものができるということを体験して、
ものづくりを身近に感じることができました。
この授業では、ボタンをレース糸と組み合わせてネックレスに、リングノートの金具、
カレンダーの金具もブローチになったり、かんざしになったりしました!
皆さんも家にあるいらないと思っていたものとボタンを組み合わせて「ボタン大作戦」を決行してみてください!

(ボランティアスタッフ: 藤野 郁美)



こんにちは、泉谷です。実は私、愛媛県から参加しました!
上京がちょうど授業日と重なり、この機会を得ました。

「みんなの図工室~ボタン大作戦~」という響き、ワクワクしますよね!
期待を膨らませながら、今回の先生のヨリさん、
授業コーディネーターのオヤビンから「授業のポイント」などを伺い、
準備に取りかかって直ぐに(これは面白い授業だ!)と確信しました。
だって、目の前に圧倒的な量と種類の「ボタン、紐・針金、布など」が置かれ、
「自由に創作しましょう!」ですから。

9名の生徒さんの中には、「素材」を持参された方もいて、
ブレスレット、コサージュ、ペンダントなど、各人が集中する中で、私も創作に挑戦!
いざ始めると、これが面白い!「正解、不正解なんてないのよ!」というヨリさんの言葉通り、
それぞれに個性を感じる作品が生まれました。
私はというと、ボタンをつなげたブレスレットが完成し、
妻にプレゼントした所、翌日の結婚式で早速身に付け、注目の的でした(笑)

夢中になった90分間、全員が一体となり繋がった時間となりました。
最後はみんな満足顔で記念撮影。

また、タイミングが合えば、駆けつけたいです。

(ボランティアスタッフ: 泉谷 昇)