シブヤ大学

授業レポート

2010/6/23 UP

学生特典で、シブヤ大学特製メニューをつくろう! ~お好み焼き編~

6月20日(土)、梅雨ど真ん中にも関わらず、
授業開始の11時には、雨はすっかりやみ、日が射していました。

集うは見事選ばれた30人の老若男女の皆様。
さくら亭さんの鉄板を囲み、
授業コーディネーターの堀田さん、さくら亭店長の久保田(あだ名:としのぶ)さん、
マップ隊隊長の中里さんの話を聞く様子は、なんともアットホームでもありながらしかし、
料理の鉄人で食材発表を待つシェフたちのような真剣さも漂わせていました!
なぜって今回は、30人が6班に別れ、
1番に選ばれたチームの創作お好み焼きが、さくら亭の期間限定の新メニューになるという特典付きなのです。

そしていざ、食材発表。の前にルール説明。
①食材は3つまで。
②シブヤ大学のカラー、緑の食材を必ず入れること。
加えて、としのぶ店長がお好み焼きのメニューを上手に考える2つの方法を教えてくれました。
1、メインとなる食材を決めて、それに合う具材やイメージで固めていく。
2、イメージ先行型で、ひたすらそれに合った食材で固めていく。

よし、準備はOKです。
仕切り直して、食材発表。
食材の上にかかっていた布巾がめくられていくと、出るわ出るわ、30品以上の食材たち。
豚肉、牛肉、海老、納豆、麦チョコ、青じそ、青リンゴグミ、もち、ベビースターラーメン、明太子…
食材を囲んであれやこれやと、皆さん、テンションMAX!何とか落ち着いて席に戻り、作戦会議。
実際に試し焼き出来るのは至極の1品だけですから、真剣です。
そし ていざ焼く前に、各班の作品発表。各班、驚くべきことにほぼバラバラで個性的。
おにぎり型に見立てた班、選べるソースで七変化する班、ひたすらジャンクに走る班、ビールにベストマッチを目指す班、などなど。

どうやら、混戦になりそうだ。
そんな予感がしながらの、お待ちかね、試食タイムです。
としのぶ店長に作品撮影、試食もしていただきます。
その様子をじっと見守るだけの私たち。
ほかのチームの作品も横目でちらり、いやじーっと見ていたら…お裾分けをいただきました。
おいしかったなぁ。

そして、ついにこのとき、としのぶ店長から優勝チームの発表です。
「普通に収まらない、というのが第一の選考基準だったんですけど、
どのチームもそこはクリアしてしまっているので、選ぶのが難しかったです。」という
ありがたい一言とともに、発表されたのは、『ジャンク オブ キング!?』を作った6班でした!

さて、ここからは、優勝チームのメンバーとして書かせていただきます。
そうなんです、筆者は優勝チームのメンバーなのです!うれしー。
今回、優勝チームは、ターゲットを原宿に来る元気いっぱい女子中高生に絞り、
彼女たちが好きそうなジャンクな食材を使ってつくりました。

その名も、『ジャンク オブ キング!?』食材は、アボカド、ポテチ、ベーコンです。
生地には、テーブルに備え付けのマヨネーズをあらかじめ加えておき、
最後の味付けもソースで はなく、ケチャップとマヨネーズをたっぷりにコショーもふりかけます。
カロリーを一切気にせず、身も心もこの時は中高生に戻って作りました。
としのぶ店長からいただいた言葉は、「何より見た目がおいしそう!」とのこと。
そうなんです、ピカイチにおいしそうなんです。もちろん、食べたら美味。
意外とヘルシーな味なので、食べ過ぎ要注意です。

あっという間の2時間、こんなに楽しめる場を提供していただいた、
さくら亭のとしのぶ店長に改めて感謝です。ありがとうございました!
無邪気においしいものを目指す授業を通して、自然と温かい人の輪が出来、
名残惜しい面々は、マップ隊のプロジェクト、
『部室』として協力いただいている、HIDEAWAYさんに移動するのでした。

『ジャンク オブ キング!?』発売期間が決まったら、また告知させていただきます。是非、お試しください。

(キャンパスマップつくり隊 さいとうかおり)