シブヤ大学

授業レポート

2009/5/26 UP

    

皆さんもこういう体験ありませんか?
公園の横を通りがかると、何人かの子供がブランコの周りで戯れています。
お~元気よく遊んでるなって関心していると、よく見たらブランコに座ってなにやらゲーム機で遊んでる!
こんなに広い遊び場があるのになぜ?
せっかく公園に来たなら思いっきり駆け回ったらいいのにと思うばかりです。

しかし今日は、そんな本来あるべき姿の公園を目の当たりにしました!!
子供がとにかくはしゃぐはしゃぐ、もうついていけないくらいに(汗)。
そんな子供、そして大人も夢中になっているのが、そう『どろけい』!!
今回はシブヤ大学の「どろけいゼミ」のみなさんが中心となり、大人も子供も真剣に『どろけい』やろうという授業でした。

『どろけい』の説明と授業の流れ・・
今日の参加人数は、親子3組+公園でバスケで遊んでいた外国人の男の子を誘って、ワールドワイドなどろけいとなりました。みなさんは、一度はやった事あるかもしれませんが、簡単に説明します。

まず、泥棒と警察、半分に分かれ、警察チームが、半径1メートルくらい(人数によって広さを変える)円の中の「お宝」を守る、それを狙う泥棒。しかし、タッチされた泥棒は、牢屋に入れられます。
この時の追加ルールで、捕まった人は手錠をかけられたポーズで周囲にアピールしながら牢屋に入ります。
ご存知の通り牢屋に入っても、泥棒が牢屋の看守を掻い潜って中にいる人タッチすれば脱獄できます。

また、どろけいゼミ発案のポリス色のゴミ袋で警察官の衣装を自らのデザインで製作!思い思いの警察官に仕上がりました。そして泥棒はというと、昔のこそ泥のイメージで、唐草模様の手ぬぐいをつけます。

さぁスタートっと言いたいところですが、一部の大人は、準備運動していないと次の日もしくはあさってに痛みがきます。公園の敷地は広いので範囲を決めながらランニング&準備体操!

改めまして、二手に分かれ『どろけい、スタート!!』
ここでいくつか秘策を伝授します。

<泥棒側>
・「GO!」の合図で一斉に宝に飛びかかる。
・周囲をおとりの泥棒が徘徊、そのスキに!
<警察側>
・まずすばしっこい子供から逮捕!
・はさみうち!!

意外と警察の方が大変かもです。
だいたいお互いイーブンの勝率でした。
あとは、子供のはしゃぎっぷりと、大人の足の絡まり具合いはご想像にお任せします(汗)。

いやぁ~それにしても子供は元気元気!!警察になっても泥棒になっても!最後の方は、泥棒のスリル感に魅了され、泥棒ばっかりに子供が集中!今回は、遊びだから大丈夫だけど大人になってやっちゃだめだよ(苦笑)

帰り際に、参加してくれた男の子が、「明日もまたここでやろうね!!」と…なんか小さい頃、遊び終わった時の名残惜しさを大人になって改めて感じました。

大人のみなさんも、一度童心に返って『どろけい』をやってみてはいかがでしょうか?

(ボランティアスタッフ 長谷部 雄一)