シブヤ大学

授業レポート

2008/7/30 UP

お弁当持参で集まったのは、下は3歳くらいから、小学4年生くらいまでの子どもたちと、そのお母さんお父さん。
お天気もいいし、お友達同士の子どもたちも多いみたいで、最初から和気あいあい。
なんだかピクニック気分でわくわくです。

まずは公園で「みどり」をさがす…はずだったのですが、
人工芝の小さな公園にはほとんど「みどり」がありません…
でもでも元気な池田先生、まずはみんなで遊んでみよう!
人工芝に寝転がって、「寝たフリ誰が一番上手かな?」「誰が一番ながーく息を止められる?」
今日はみんなで「木」になる帽子を作るよ!頑張ろうー!えいえいおー!
3班に分かれてお弁当を食べた後は体育館へ移動して、みんなで「緑の絵」を描きます。
絵の具やクレヨン、キラキラシールや、スタッフが早朝代々木公園で集めてきた木の葉を使って
べたべたもこもこ。
緑一色という制限内ながらも、いろんな作品が次々とできる様子は圧巻でした!
出来た絵は、お面みたいに頭に巻いて…みんなの頭が木になりました。

出来た班から池田先生と一緒に外へ出て撮影タイム。
どんな映像になるのかは全くわかりませんが、
「こうして」「ああして」と池田先生に指示されるまま、連写されていく子どもたち。
左右に分かれ、中央に向かって歩きながら、出会ったところで「こんにちはー」とおじぎしたり
ひとりが転んだ真似をして、みんなで大丈夫?と駆け寄ったり。
年齢層もバラバラなので、飽きちゃう子、「やだよー」と恥ずかしがる子も…
「あっつーい」「アイスたべたーい」と、だんだん疲れも出てきてしまいました。
「もうちょっと頑張ろう!」とみんなを鼓舞する池田先生、「あとでアイスあげるから!」
これには子どもたちも「本当に!?」「絶対だよ!」と、もうひと頑張り。
なんとか先生の要望に合わせて、外での撮影は終了しました。

今度は別の班が外に出ての撮影に入り、室内ではまた1人ずつの撮影が待っています。
カメラマンのおねえさんの指示をもらって、木の帽子を脱いだり、おじぎをペコリ…
緊張しちゃう子、ニコニコな子などいろいろです。

終わった子は、普段は幼稚園の先生をしているボランティアスタッフのモモちゃんと一緒に
フルーツバスケットをしたり、かけっこしたり、おえかきしたり。
撮影カットが多いぶん空き時間がかなり長くて、モモちゃん先生、大活躍!
撮影中はどういう映像になるかもわからないし、指示通り動いて写真を撮られるだけなので
子どもたちにとってはこの時間が一番楽しかったかも(?)

全員の撮影が終わったところで、今度は全員で公園に移動、寝転んだみんなを池田先生がパチパチ。
そのあとまた体育館に移動して、音声の録音がありました。
男の子と女の子にわかれて、小学校の卒業式みたいに「ぼくたち」「わたしたち」などと指示通りに唱えます。
本当に、どんな作品になるんだろう…全然想像ができません。
みんな一日、本当によく頑張りました!

「アイスは!?」「アイス!」「約束したよね!」の声に、若干しぶしぶ気味ながら(?)
無事にアイスも振る舞われ、最後はみんなで和気あいあいとアイスを食べて、解散になりました。

出来上がった作品は、後日郵送されるそう。
完成が待ち遠しいです!

(ボランティアスタッフ 柏木初夏)