シブヤ大学

授業レポート

2026/8/22 UP

ショーウィンドウさんぽ3
〜ファッションと人を繋ぐ都市の縁側空間〜

今回の様子を、「原宿表参道新聞」の太田可奈さんが取材してくださいました。
ファッションと人を繋ぐ「都市の縁側空間」を歩く[原宿・表参道2days街歩き 前編]

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私の場合、70年代後半から80年代の東京に対する強い憧れと郷愁が全てであり、丁度「文化屋雑貨店」を失った頃の原宿に台頭して来ていた「カワイイ文化」等は、自身のファッションの系統とは違いましたので、先生の年代の方々ほどの熱い思い入れはなかった訳です。しかしその前段階の「キッチュ」と呼ばれた、安価で可愛い物をファッションに取り入れて、人との差別化をはかることは散々やって来た訳です。

TD6系と言われる東京発進の新しいデザイン、川久保玲、山本耀司と言ったモード系を牽引する素晴らしいデザイナーの台頭は、日本人である事を誇らしく思える素晴らしい出来事でした。

私のバイブルは「anan」でしたし、今のように安価にオシャレな物が手に入る時代ではなかったので、それはそれは苦労しておしゃれを追求しました。
「anan」に登場する、ファッションを作る側、発信する側の人達に憧れ、何故東京に生まれなかったんだと親を呪ったものです。

その聖地が渋谷・原宿だった訳です。

今回は、その頃の事を思い起こさせてくれる建物もコースに入っていて嬉しかったです。
「ラフォーレ原宿」は進化を重ねて、もちろん懐かしさはなかったのですが、なんと初めて裏口の存在を知り、周りの変貌の中にも変わらぬ姿を留め、生き続けているビルの姿に感動しました。
同潤会アパートを懐かしみ、沢山あったマンションメーカーを偲び、当時の歴史を学べた事はとても良かったです。

「フロムファースト」は激アツでした。
竣工当時の関係者のチャレンジ精神や高い理想と、あり得ないお洒落度を偲ぶ事ができて大変感動的なお話しでした。
今更、川久保玲さんを語る事など出来ないけれど、当時どんな思いを胸に一号店を立ち上げたのだろうと、まさに聖地巡礼の気分でした。

行った事のあるよく知っているビルなのに、あらたな発見と気付きや学びの多い楽しい授業でした。ありがとうございました。
(レポート:浅野由佳)

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様々な側面に光を当てながら街を歩くことで、新しい視点をいただけた楽しいさんぽでした!
人によって着眼点が違うのも面白く、お一人お一人からの感想も興味深かったです。
カルチャー、品格を併せ持つ原宿周辺が今後どのように変化していくのか楽しみに見守りたいと思います。

(レポート:小澤雄二)

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先生の諌山さんの解説を通して、風景の裏側にある「まちの歴史」が見えてきた授業でした。まちを歩く人たちの服装のトレンドはものすごい勢いで移り変わるけれど、建築やショーウィンドウにはその変化の名残りのようなものがしっかりと残っていて、そこに1970年代の過去から2020年代の現在にいたる時代の変遷が感じられた点がとても印象深かったです。

(レポート:松井健二)