授業レポート
- 前へ
- 次へ
2026/1/21 UP
自分の指、大切なひとの「指」を作って、愛でよう。
指キーホルダーづくり & 知ってる?エピテーゼのこと
今日のテーマは「エピテーゼ」、授業は先生の活動紹介と指キーホルダーづくりワークショップの二部構成で行われました。
参加者は、お子様と一緒に来場された親子やご友人で参加された方たちなど様々です。
この授業が生まれたきっかけは、授業コーディネーターの中村さんが先生である小川さんのワークショップに参加されたことから。
その場で初めてエピテーゼについて知り、お子さんと一緒に「指づくり」体験をして、この活動を広めたいと思い授業を企画しました。
授業の始まりは、アイスブレイクから。
みなさん、参加動機についてお話されていました。
お子さんの成長記録にしたいという方から、SNSでエピテーゼについて知り興味を持ったという方、指好きの方!など。

続いて、先生の小川夏帆さんの自己紹介です。
「自分を好きになって生きていこう」というテーマに基づいてものづくりの活動を始め、エピテーゼスタジオ「ムーンバード」を立ち上げました。
本業は大型のフィギュア(スタチューフィギュア)を作る会社で働いており、お仕事の傍らエピテーゼ作家をされています。
エピテーゼとは、身体の一部を模した付け外し可能なシリコン製の装具です。身体の一部を欠損された方が利用しています。
製作の手順は、利用者の型をとること、そして、その人を目の前にしてライブペインティングのように肌の色を合わせる彩色を行います。
エピテーゼについて「容姿と心を補う、オーダーメイドのリアルな人工ボディ」と小川さんは紹介します。
義手とは異なり動いたりはしないけれど、自然な見た目になります。
”見た目”で悩まされている方の心のケアのために使われるそうです。
授業では、小川さんが製作されたエピテーゼの事例もご紹介いただきました。
登場したのは、左手の指が欠損された方のエピテーゼ。
利用者の方がエピテーゼを装着したモデルとなり、自然豊かな葉山の地で撮影された生き生きとした写真を見せていただきました。
写真には、初めて恋人と左手で手をつないだシーンも納められており、撮影時の暖かな空気感があふれ出していました。
講義の最後には、エピテーゼの課題についての話がありました。
フルオーダーメイドということもあり、決して安くないエピテーゼを利用するための金銭的なハードルが高いことが大きな課題です。
アメリカでは保険適用になりますが、現在の日本では保険適用外となるそうです。一部の自治体では補助金などもあるようですが、まだ十分ではありません。
また、エピテーゼ自体の知名度を高めることも必要なことです。
一般の方へ存在を知ってもらうことだけでなく、再建手術以外の「ひとつの選択肢」として医療従事者への認知度を高めたい、と小川さんは語ります。

続いて、ワークショップの時間です。
「指キーホルダーづくり」が始まります。
エピテーゼを作る過程の一部を参加者のみなさんで体験していきます。
まず最初に行うのは、指の型づくりです。
型をとるための素材は歯医者さんで使う型材を使います。水と混ぜ合わせると粘度の高い液体になり、しばらく時間が経つと硬化する素材です。作業中には歯医者さんで嗅いだことのある、ミントのような匂いが漂います。
そこに指を入れて6分じっとしておくと、指紋や爪の形までばっちりと再現された型となります。
完成した型に、肌色に着色したシリコンを流し込むと”指”が完成します。
最後に、キーホルダーにするための金具を取り付けて完成です。
ワークショップでは、人差し指の型をとる人、親指の型をとる人、そして骨折してしまった指の型をとる人など、みなさん楽しみながら取り組みます。
素材が固まるまでゆっくりとした時間を過ごし、ワークショップで感じたことや素材の感触などについてお話していました。
しばらくして、シリコンが固まりました。
小川さんの321の合図で、作った”指”を型から引き抜きます。
すると、「おぉー」と歓声が上がりました。
特別な着色をしていない状態ですが、みなさん再現された指のリアルさに驚いていました。
ベビーパウダーをはたくと、光沢が抑えられより本物の指に近づきます。
授業の最後に、自分の作った指キーホルダーを見せ合って授業終了です。

クロージングの後も、半数以上の参加者が残り先生を中心とした輪ができあがります。
授業の感想を話したり、今後の先生の活動について質問をしたりと退場時間のギリギリまで和気あいあいと盛り上がっていました。
(レポート:田中佳祐、写真:菅井玲奈)
参加者は、お子様と一緒に来場された親子やご友人で参加された方たちなど様々です。
この授業が生まれたきっかけは、授業コーディネーターの中村さんが先生である小川さんのワークショップに参加されたことから。
その場で初めてエピテーゼについて知り、お子さんと一緒に「指づくり」体験をして、この活動を広めたいと思い授業を企画しました。
授業の始まりは、アイスブレイクから。
みなさん、参加動機についてお話されていました。
お子さんの成長記録にしたいという方から、SNSでエピテーゼについて知り興味を持ったという方、指好きの方!など。

続いて、先生の小川夏帆さんの自己紹介です。
「自分を好きになって生きていこう」というテーマに基づいてものづくりの活動を始め、エピテーゼスタジオ「ムーンバード」を立ち上げました。
本業は大型のフィギュア(スタチューフィギュア)を作る会社で働いており、お仕事の傍らエピテーゼ作家をされています。
エピテーゼとは、身体の一部を模した付け外し可能なシリコン製の装具です。身体の一部を欠損された方が利用しています。
製作の手順は、利用者の型をとること、そして、その人を目の前にしてライブペインティングのように肌の色を合わせる彩色を行います。
エピテーゼについて「容姿と心を補う、オーダーメイドのリアルな人工ボディ」と小川さんは紹介します。
義手とは異なり動いたりはしないけれど、自然な見た目になります。
”見た目”で悩まされている方の心のケアのために使われるそうです。
授業では、小川さんが製作されたエピテーゼの事例もご紹介いただきました。
登場したのは、左手の指が欠損された方のエピテーゼ。
利用者の方がエピテーゼを装着したモデルとなり、自然豊かな葉山の地で撮影された生き生きとした写真を見せていただきました。
写真には、初めて恋人と左手で手をつないだシーンも納められており、撮影時の暖かな空気感があふれ出していました。
講義の最後には、エピテーゼの課題についての話がありました。
フルオーダーメイドということもあり、決して安くないエピテーゼを利用するための金銭的なハードルが高いことが大きな課題です。
アメリカでは保険適用になりますが、現在の日本では保険適用外となるそうです。一部の自治体では補助金などもあるようですが、まだ十分ではありません。
また、エピテーゼ自体の知名度を高めることも必要なことです。
一般の方へ存在を知ってもらうことだけでなく、再建手術以外の「ひとつの選択肢」として医療従事者への認知度を高めたい、と小川さんは語ります。

続いて、ワークショップの時間です。
「指キーホルダーづくり」が始まります。
エピテーゼを作る過程の一部を参加者のみなさんで体験していきます。
まず最初に行うのは、指の型づくりです。
型をとるための素材は歯医者さんで使う型材を使います。水と混ぜ合わせると粘度の高い液体になり、しばらく時間が経つと硬化する素材です。作業中には歯医者さんで嗅いだことのある、ミントのような匂いが漂います。
そこに指を入れて6分じっとしておくと、指紋や爪の形までばっちりと再現された型となります。
完成した型に、肌色に着色したシリコンを流し込むと”指”が完成します。
最後に、キーホルダーにするための金具を取り付けて完成です。
ワークショップでは、人差し指の型をとる人、親指の型をとる人、そして骨折してしまった指の型をとる人など、みなさん楽しみながら取り組みます。
素材が固まるまでゆっくりとした時間を過ごし、ワークショップで感じたことや素材の感触などについてお話していました。
しばらくして、シリコンが固まりました。
小川さんの321の合図で、作った”指”を型から引き抜きます。
すると、「おぉー」と歓声が上がりました。
特別な着色をしていない状態ですが、みなさん再現された指のリアルさに驚いていました。
ベビーパウダーをはたくと、光沢が抑えられより本物の指に近づきます。
授業の最後に、自分の作った指キーホルダーを見せ合って授業終了です。

クロージングの後も、半数以上の参加者が残り先生を中心とした輪ができあがります。
授業の感想を話したり、今後の先生の活動について質問をしたりと退場時間のギリギリまで和気あいあいと盛り上がっていました。
(レポート:田中佳祐、写真:菅井玲奈)
- 前へ
- 次へ













