シブヤ大学

先生紹介

[ 日本舞踊家 ]

村 尚也MURA NAOYA

1953年東京生まれ
日本舞踊家としては坂東鼓登治(ばんどうことじ)、舞台演出、振付、評論、執筆活動等を村尚也(むらなおや)として活動。
6歳の頃より亡父と叔母より古典舞踊や新舞踊の手ほどきを受け、その後、10人に師匠から教えを受ける。青年時代、日本舞踊への畏敬は、本名での朗読会や舞踊会の開催、邦楽とのジョイント公演などの形で表現され、舞踊界とは一線を画するものであった。村自身は、その当時を気まぐれと反骨と語る。
1981年には、当時としては珍しい超流派の若手日本舞踊家が集まり「おどりの空間」というグループを結成、主宰し、現在30年を超えた。その間、日本舞踊、文楽能など古典芸能だけでなく、新劇、ミュージカル、J-
POP、ロックなどの振付や演出。TVでは『紅白歌合戦』『新春隠し芸大会』などの演技指導や振付、出演など幅広く行う。
毎年夏、国立大劇場で開かれるフラメンコ長嶺ヤス子との10年続いた共演、小松原庸子との国内外での競演、浪曲の国本武春、和太鼓の林英哲とのジョイントなど、そこから生まれる新鮮な感動は、内外を問わず大きく評価された。
著作は10冊、月刊誌の連載や講演会、テレビ、ラジオ出演を通じて、日本文化・古典芸能のレクチャー、後進の育成、執筆活動等、各界の注目を集め ている。
文化庁・芸術選奨、芸術祭賞ほかの選考委員を歴任。文化学院講師。

http://www1.odn.ne.jp/mura-naoya/mura

※プロフィールは授業開催時の情報です。
先生のご紹介について