6年間の移り変わり

2008年から2012年までMAP隊の活動について書いていたBlogが
このたび12月17日をもってサービス終了するようです。



どうするか迷いましたが
過去の日記については特にバックアップしないことにしました。

6年間の自分の移り変わりを読み返しながら浮かぶのは
やっぱり出会った人たちの顔。


Blogは消えてしまいますが
ご縁は、これからも末永く続いていきますように。



シブヤ案内人への道 ~第五回・神宮前さんぽ~

台風がきていた10月26日、開催が危ぶまれた
"シブヤ案内人への道 ~第五回・神宮前さんぽ~"ですが、なんとか台風が過ぎ去ってくれたおかげで無事開催しました。

今回は、神宮前にある2つのお店にメンバーがお邪魔しました。
むす美 

レポートを書いてくれたのは、フクオカさん、猪野さん、ふっちーの3人。
ふっちーのレポートをベースに、フクオカさん、猪野さん、きくちゃん(むす美のみ)の感想をご紹介したいと思います。

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●むす美

結局、むす美さんには2時間くらいいたのでしょうか!
シブ大生特典の「まむすび」とその「スマートなほどき方」を伝授していただいた後、いろいろなお話を伺いました。
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風呂敷は包むのに便利(という言葉で片付けるのはもったいないほどに万能)なツールというだけでなく、持つ人の心遣い・気遣いを表現する道具でもあるのだなぁ。
エコで便利ということ以上に、そういう気持ちの表現としての「こと」も美しい。
風呂敷の文化を愛する情熱のある店員さんのお話を聞いて改めて感じました。
誰かに何かを差し上げるというシーンでも、例えば紙袋から風呂敷に包まれたそれが、
きれいに解かれて手渡されるとき・・・受け取る方も、その包まれた手間を思わずにはいられないなぁ、と。
言葉(や金銭で)は表現しない想いが風呂敷を含むそういう態度に凝縮されてお互いに理解しあえるというのは美しいですね。

もちろんやはり、その包み勝手の万能っぷりにも驚くばかりで、いろいろな技を教えていただきながら
「誰かにワインを、風呂敷に包んでかっこよく届けたい!」という衝動に駆られたのでした。

フクオカさんは、
四角い一枚の布、ふろしきはむすび方の創意工夫で
本当に魅力的なものに変身していくことを教わりました。
そもそも「むす美」の語源は「生す(むす)」「美」だという。
伝統や儀礼というものは「今」生きているみんなが使いたいように使って、
それが文化になって脈々とつたわっていくこと
若い人、遠い外国の人、いろんな人たちとつながるための
「ことば」みたいだなあと感じた。

猪野さんも、
聞けば『真結び』は、江戸時代よりずーと昔から伝承されてきて、一度結んだら絶対ほどけないのに、簡単に解くことができる。 
その意味を最初は理解できませんでしたが、実際にやってみると、まるでマジックのように解けてしまうのがとても不思議でした。

また、きくちゃんは、
日々の生活の中で何気なく手にする道具は、その由縁を改めて見つめることで、
様式以上の美徳を得られるかもしれませんね。
そして、自分が使用して、その先にある繋がりを考えると、わくわくしてきました。

と話していました。
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ちなみにむす美さんには、「彼女へのプレゼントを風呂敷に包んで渡したい」という男性も多くいらっしゃるとか。そういう風呂敷ラッピングもしていただけます。
また、定期的に風呂敷を使うワークショップを開催されています。
今後はクリスマスやお正月というテーマや、柄を自ら描くオリジナル制作の回もあります!是非訪ねてみてください!


●THE NATURAL SHOE STORE
ナチュラルシューストアでは、店長の沖田さんにお店についてお話を伺いました。
あるオランダのブランドの靴についてお話を伺いながら、試着をさせていただいたのです。
「例えばドイツは骨格の構造を考えて靴を作るのに対して、オランダは主に、筋肉の動きを考えて作られています」
「靴に足を入れる、というよりは、足を包むような靴」なるほど!実感!!考え方としては日本の足袋に似ているそうです。なるほどーっ。
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「低反発ウレタンのような・はちみつの中に足を入れたような・しっとり包みこまれるような」、そんな感じなのでした・・・。
とにかく、扁平足で外反母趾で幅広でと、様々な悩みを抱える私は履いてぴったりくる靴には出会ったことがないので、
何のストレスもない、むしろずっと履いていたいような気持ちよさにびっくりしたのでした!!!

ちなみに、靴を履いたときの様子をフクオカさんは
低反発のクッションに顔をうずめたあの感じ?
靴の方から、足にあわせにきてくれる感じ。
と表現しています。

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沖田さんいわく、履き心地はもちろん、基本的に「修理できる靴」をセレクトしてお店に置いているそうです。お店の奥には、大きな機械がありました。
「修理をしながら、10年くらい履いている方もいらっしゃいますよ」とのこと。
靴の方も、履き心地が良い上に修理をしやすい構造になっているのをご説明いただいてまた納得。
個人的には購入するのにちょっと勇気がいる価格の靴なのですが、シンプルでベーシックなデザインで履き心地もよい靴を、10年履いていけることを考えたら全然問題ない、、というような勘定(感情)をしてしまいました。
「使い捨てにしない」。永く愛用していくことは、
無理のない本当に良いものを作る(選ぶ)ことから始まるなぁ、と感心し反省するのでした。

お話は靴の哲学からその国の哲学、環境のことまで多岐に及びつつ、
マップ隊メンバーの靴選びのお悩み相談まで、沖田さんには真摯に丁寧に答えていただきました。

沖田さんが「とても男前だった」
と猪野さん。

フクオカさんは、
修理ができて、10年履けるという靴たちを愛し、
そのようにモノを大事にする姿勢は、
大きな視野につながっているように思えた。
アルピニストの野口健さんの活動として知られている
「富士山クリーンプロジェクト」は実はTNSSさんが開催をしているとのこと!
持続可能な社会、循環する自然や地球のこと
大きな話のようにおもえるけど、水を口にする動物、その動物から革をいただいて靴にして履くことも
ぜーんぶつながっている。
もっともっと話をきいてみたかったです。
「靴を大事にしているか?」は、そもそも
「自分の体を大事にしているか?」「丁寧に生きているか?」
に直結していることを教わった気がした。
と話してくれました。
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2店舗から戻ってきた3人の興奮した様子と言ったら、それはもうすごかったです。
今回も素敵な出会いをありがとうございました。

シブヤ案内人への道 ~第四回・NHKスタジオパーク見学~

第四回目を迎えたMAP隊のシブヤ案内人への修行ともいえる街歩き。
今回は、NHKスタジオパークの見学!レポートは、はるまくんが書いてくれました。
それでは、お楽しみください。

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今回でMAP隊の街歩きも4回目。今回は渋谷区を象徴するテレビ局、NHKのスタジオパークに行って参りました。
「NHKスタジオパーク」は、 番組やキャラクターのオリジナルコンテンツ、 番組制作の舞台裏や最新技術による映像上映など、 さまざまな展示やイベント、公開番組を通して NHKの多彩な放送にふれることのできる 体験型のテーマパークです。

本日集まったのは10人。うち初めて参加する方が4人ということで、皆さん新しい風を吹き込んでくれました!
街歩きが大好きなMAP隊のメンバーも意外とNHKに入るのは初めてだという人が多いとのことで、みんな入る前からウキウキしています。

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↑NHKに入るとどーもくんの像がお出迎え!!
スタジオパーク内の写真掲載はお断りとのことだったので、文章だけで説明させていただきます。

早速入館すると入った瞬間にあまちゃんのコーナーが!!
ちょうど10月の始め頃だったということもあり、あまちゃんが終わったばっかりで、メンバーの中にもあまちゃん症候群の人がちらほら。あまちゃん好きにはたまりませんね(笑)みなさんとてもテンションが上がっていました。

奥に入っていくと色々なコーナーがあって、どのコーナーもテンションが上がります。そして多くは体験することができます。

例えば声優になりきって人気アニメにセリフを吹き込むアフレコ体験コーナーや光の調節を行うとテレビでどのように映るのか、実験・体験することができる照明コーナー。また、ニュースキャスターのコーナーでは放送スタジオのアナウンサー席に座って原稿読みの体験がなど、盛りだくさんで皆さん写真を沢山撮っていました(ブログ等にアップしなければ基本的に写真はOKです)。

体験型のものは多方面にわたり、ダーウィン(生物の番組)のコーナーでは動物当てクイズがあり、参加者の写真を撮ると自分自身がどの動物に似ているか、機械が読み取ってくれます。皆さんリス、パンダ、シロクマなどかわいい動物を当てられて大盛り上がりでした(ちなみに全員男子ね(笑))

その中でクリエイティブラボという体験コーナーもあり、キャラクターを組み合わせて短いオリジナルの映像を作りました。
みなさんソフトにキャラクター、映像、音などを使って編集者となって20分という短い時間の中で一生懸命自分の作品を作っていました。大人になっても夢中になれる空間って良いですよね!!

約2時間いっぱい遊んだ後は浅見さん紹介のシチュー屋さんの「スチューケトルリバース」。なんと先代の頃は銀座でシチュー屋をやっていたとか。今の店主になって場所を渋谷に移し、カフェっぽくしているそう。
店の中はとても広く、良く貸し切りパーティが行われているそう。
NHKの近くにこんなところに良いお店があったとは!!!この非日常空間とても良いですね。

シチューもとても美味しくて、今日のNHKで楽しかったことをみんなで振り返ります。
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テレビ離れと言われて久しい昨今ですが、やっぱりテレビの話題って盛り上がりますよね。テレビの影響力を改めて再認識した一日でした。
NHKさん、ありがとうございました!!
みなさんも是非NHKスタジオパークに遊びにいってくださいね。
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次回の街歩きは12月を予定しています。
皆さんも是非参加してくださいね!
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Blog掲載するにあたり、NHK広報担当の方にご連絡したのですが、
写真掲載はNGとのことでしたが、とても丁寧に対応してくださりました。
どうもありがとうございました。

中での様子の写真をお見せ出来ないのが残念なほど、もう本当に楽しかった。
笑い疲れてしまいました。
是非、皆さんも遊びに行ってみてください。

また、次回の街歩きは12月です。
お楽しみに!

シブヤ案内人への道 ~第二回・夏のシブヤ・表原周辺パン祭り~

UPが遅くなってしまいましたが、6月にキャンパスMAPつくり隊!のメンバーで
シブヤのパン屋さんを巡る街歩きをしてきました。
そのときの様子をメンバーのニムさんがレポートしてくれました。
ニムさんは、皆で巡るパン屋さんのリサーチ、当日の記念撮影など、何から何まで黒子に徹してくれました!
それではニムさんのレポートをお楽しみください。

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4月13日(土)の千駄ヶ谷さんぽに引き続いて、先月の6月8日(土)に、メンバーが渋谷の街を自分の足で歩いて、シブヤを知るための企画を行いました!

題して「夏のシブヤ・表原周辺パン祭り」!!

シブ大のキャンパスである渋谷区内、表参道など渋谷区の周辺にあるパン屋さんを巡ること、知ることを通じてシブヤの街に詳しくなろう!というものです。

当日は、朝8時から集合し、ベルギー発祥のベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」の表参道店にて朝食をいただくことから始まり、夕方に代々木公園に皆で集まって、各自が買ったパンを持ち寄って、まった~りピクニックをしたりして、ほぼ1日かかりで渋谷区の近辺にあるパン屋さんを巡りました。

落ち着いた雰囲気の中、朝からマップ隊の皆とおしゃべりしながら、おいしいコーヒーを片手に、クロワッサンなどお店自慢のパンやオムレツを食べたりして、とても優雅な朝を過ごすことができました。

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その後午前中は、表参道近辺にあるパン屋さんを巡りました。
巡った先は、
「パンとエスプレッソと」⇒「BREADWORKS」⇒「SORA」⇒「デュヌラルテ」。

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途中、この中のとあるお店に向かったところ、「まだ開店時間じゃない!」ということに気付き、急きょ他のお店を巡ることにしたなど、自分の事前のリサーチ不足のせいで、参加者の皆様に無駄足をかけさせてしまいましたが、皆様の暖かいお心遣いがうれしかったです。(皆様、ありがとうございます。&申し訳ないです...。)

(先述のとおり開店時間になっていないお店もあったので...、)時間もあったことから、omotesando hills前の街路樹沿いに腰をかけて、「パンとエスプレッソと」のフレンチトーストをいただきましたが、フワフワでとてもおいしかったです!
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昼食は、午前中に巡ったお店の中で最後の店「デュヌラルテ」のあるGYREの地下1階にて、今まで買ったパンを当然いただきました。
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午後からは、「渋谷チーム」、「代々木上原チーム」の二手に分かれて、それぞれのエリアにあるパン屋さんを、
●渋谷チーム:「ゴントラン シェリエ」⇒「レフェクトワール」⇒「パリジャン」
●代々木上原チーム:「pourvour」⇒「ルヴァン」⇒「テコナベーグルワークス」
という流れで巡りました。

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夕方からは、今日皆で買ったパンを持ち寄って、代々木公園にてピクニックをしました。
当日は若干曇っていて、青天!という訳にはいかなかったのですが、それでも屋外でいただくパン(ちょっぴりビールも...)は格別でした!
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さて、今回の「夏のシブヤ・表原周辺パン祭り」についてですが、あくまで渋谷区周辺にどんなパン屋さんがあるのか知ってもらうこと、そして、そこのパンを純粋に食べ歩いて楽しんでもらうことを目的として開催させていただきました。

この企画を通して、皆さまがお気に入りのシブヤのパン屋さんを見つけていただき、パンを通してシブヤの街を知ってもらうことにつなげられたらと思います!

最後になりましたが、ご参加・ご協力いただきました皆さま、当日はお疲れ様でした!&本当にありがとうございました!!

シブヤ大学通信(5月18日発行分)

授業の際に配布されている「シブヤ大学通信」(5月18日発行分)に
キャンパスMAPつくり隊!の記事が掲載されました。

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先日の千駄ヶ谷さんぽについても
あっぴーさんが素敵にまとめてくれました。

PDFはこちらから。
是非、これを見ながら千駄ヶ谷さんぽしてみてください。

シブヤ案内人への道 ~第一回・千駄ヶ谷さんぽ~

キャンパスMAPつくり隊!のメンバーは社会人がほとんどなので(もちろん小中高生、大学生も大歓迎)仕事やプライベートとのバランスを、とりながら取材活動を行っています。
6年間活動を続けていると、メンバーの入れ替わりなどあり、新メンバーが今まで取材してきたお店や、そもそも渋谷の街をあまり歩いたことがない、という状況になっていました。

そこで、まずはメンバーが渋谷の街を自分の足で歩いて、シブヤを知ろうということになり、
4月13日(土)皆で、街歩きをしてきました。

第一回目は「千駄ヶ谷」。
新メンバーの浅見洋子さんの地元ということで、案内人をお願いし、洋子さんの旦那さん(あっぴーさん)も勤務地が千駄ヶ谷ということで一緒に参加してくれました。

そして、今回の散歩の様子を、あっぴーさんが地図にしてくれました!
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千駄ヶ谷駅⇒鳩森神社⇒原宿駅。
散歩の様子をメンバーの一言とともに、紹介したいと思います。

まずは千駄ヶ谷駅を出てすぐの東京体育館。
私・中里の今回一番の発見は、ここのトレーニングルーム(プールの利用も可)が一回600円で利用出来るということ。鈍ったカラダを鍛えに行きたいと思います。
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東京体育館を左手に鳩森神社の方向へまっすぐ。
肉の塊が出てくるので有名な炭焼ステーキハウスCHACO
CHACOの上にあるジャマイカウドンというお店は、今回の案内人・浅見さんがかつてバイトしていた場所。以前、村上春樹さんがジャズ喫茶をやっていた場所なんだと教えてくれました。
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おなじみのシブヤ大学学生特典のあるお店「Monmouth Tea」で休憩。
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お店の前には、鳩森神社。
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案内人の浅見夫妻。鳩森神社に入った瞬間にフッと落ち着けて癒されたという洋子さんと、あっぴーさんは仲良くお参り。
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福岡さんは、下の写真のような視点で鳩森神社を見ていたようで、こんな感想を。
「能舞台や化石植物!イチョウや、甲賀の忍者が、、といろんなものが、ぎゅぎゅっと詰まっているのに、のんびりできる場所。灯籠の丸い窓からのぞいたら、その向こうに狛犬さんが!じっと座っていろんな千駄ヶ谷を見てきたんだなーと思いました。『狛犬ジョンの軌跡』という本を読んだのもあり、ここに住んでるな、と思いました!」
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そのあと、リノベ女子・いしまるあきこさんのご自宅へ。
いしまるさんは、女子でも家のリノベーションをすることが出来る、と自宅に棚をつくったり床を張ったりして、自分の好きなように変えていったのだそうです。千駄ヶ谷から引っ越す前のお披露目会は、たくさんの人が訪れていました。
 お部屋の中が独創的なアイディアにあふれていて、それが、全て自分の手造りと聞いてびっくり」と猪野さん。
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原宿へ向かう途中に、素敵なお花屋さんが。
日本に置いてない色々な花を海外から輸入しているという事実を知って、今度ゆっくり中を見てみたい」とあっぴーさん。
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以前、シブヤ大学で授業をしてくれたランドスケーププロダクツの中原慎一郎さんのお「Playmountain
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ここで、また休憩。
キョウコりんは、「エスプレッソがこんなに優しいなんてびっくり。普段、エスプレッソにはいつもお水もつけてもらうのですが、お水は不要な位まろやかなので、是非一度トライしてみて欲しい!おしゃれでお店の方が気さくでふらっと寄れる雰囲気がまたいい」と感動していました。

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最後に集合写真をパチリ。所要時間2時間。新たな発見があった千駄ヶ谷さんぽになりました。
第二回目は6月に予定しています。テーマはパン屋めぐり。

写真を撮ってくれた猪野さん、地図を書いてくれたあっぴーさん
案内してくれた洋子さん、どうもありがとうございました。

ホーム

2009 年に「ホーム」というタイトルで書いた日記を読み返していました。

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  "人は ファミリーを失ってもホームがあれば生きていける。
  でもホームを失ったら、生きていけない。
  ホームとは、 自分を預けたり、支えてもらったりする場所。

  子どもって、 支えてくれる大人が1人でもいればまっとうに生きていけるんです。"


  わたしの尊敬する方が教えてくれた言葉。

  色んな場面でふっと頭の中に浮かび上がってきて
  何度も噛みしめている言葉です。

  数でなくて、
  たったひとつの場所
  たった一人との関係

  それを大切に出来る人でありたい。


  そしてキャンパスマップのお店が
  誰かのかけがえのない"ホーム"になったらしあわせです。
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以前も書いていますが、様々な場面で思い浮かぶ言葉です。

MAP隊の活動に置き換えると
好きなお店が増えていくのは嬉しいけれど、数が多ければいいわけじゃない。

地方から来た友人を連れていきたくなるような大切な場所、会わせたい人。


これまでは自分にとって、そうなるような場所を探してきたけれど
他の人のとっておきの場所はどんなところなのだろう?

素敵な方たちの、とっておきのホーム。

もちろんとっておきだから、教えたくないかもしれないけれど
おすそわけしてもらえないかな

...なんて、今、そんなことを考えています。

取捨選択する目

ふと、以前
シブヤ大学で先生をしてくれたSHINDYさんの言葉を思い出しました。
表参道でまったり~毎日の生活をよりナチュラルに豊かに過ごす編~

「街を知るには、まず自分の足でとことん歩くこと。自分でお金を使うこと。」

街の色々な情報を知っているSHINDYさんの「いい」というお店は、
本当に素敵なんだろうと感じたのを思い出します。

その説得力は、全て実際に自分で行って、見て、
場や時間に価値がある、とお金を使ってきたからこそ。


住んでから改めて思うのですが
シブヤという街は本当に誘惑の多い街です。
おいしいご飯やお酒、華やかなファッション、遊ぶところ...
スーパーやドラッグストアの物価も高い。
使おうと思えば、どんどんお金は飛んでいく。

そこで、"お金"という対価を払うのを選ぶ行為や時間の使い方は、
自身の経験によって、磨かれていくのではないかなと思っています。



渋谷区に住むことが決まって、渋谷区在住の先輩にお話していたとき、
「この街に住んだら、きっと自分に必要なものを見極められるようになるよ」
と言われました。

確かに。
取捨選択する目、鍛えられそうです。

取材のあとも続く関係

MAP隊の活動をしていて、よかったことのひとつは
取材のあとも、お付き合い出来る関係性が築けたことです。

ネクタイ屋 giraffe・デザイナー中村裕子さんと
お馴染み青参道のsoup of he(r)art 安西啓子さん(今は本社勤務)は、
取材中に共通の友人が何人もいるのが判明し、お茶やご飯をする仲になりました。

中村さんの取材では、女子会のようにキャッキャ盛り上がりました。
魅力的な中村さんのことを、どう伝えたらいいか
四苦八苦しながら記事を書いてくれたMAP隊の田中さん。
田中さんが書いてくれた記事を読んで、実際に「中村さんに会いたい」と
店舗や事務所まで行くというアクションを起こした方がいたという印象的な出来事がありました。
中村さんが、後日、「取材を受けてお話したことで、このお仕事をやっていてよかったな」
と話してくれたことも、とても嬉しかった。


安西さんの取材では、3.11震災直後
「あの大災害のあと、ファッションを仕事にするということについて、とても考えました。
 けど、やっぱりファッションの力を信じたい」
とお話してくれたのを思い出します。

2012年「my panda」というブランドを立ち上げた中村さん。
3人でオープン祝いを原宿にあるkikiというビストロで行いました。
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人をハッピーな気持ちにさせるファッション。
それを、うみだす苦しみや孤独を思うと、my pandaのオープニングパーティーでの中村さんは一層輝いて見えました。

出会ってからの年月の中で、お互いが経験した出来事を
ご飯を食べながら話せる友人が出来たことも、感謝したいご縁です。
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kikiは安西さんが教えてくれたお店。
ランチもオススメです。
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はじまりの言葉

2013年に入ったくらいから、
キャンパスMAPつくり隊!の活動を見つめ直しています。

何故、やっているのか?
誰に喜んで欲しいのか?
どこを目指しているのか?


こういう風に言うと堅苦しくて、
考えることを投げ出したくなりますが
誰かと何かを一緒にやろうとするとき最初にするのは、
自分の納得出来る言葉を見つけて、気持ちを伝えること
と、改めて今、この6年間を振り返っています。


誰かと何かを一緒にやろうとするとき、
はじまりは自分の言葉じゃないといけない。

この6年間で学んだことのひとつ。
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シブヤ大学キャンパスマップ イメージ

MAP隊!隊長 中里希 シブヤ大学キャンパスMAPつくり隊!隊長、中里希たちが「MAP隊!」の今をお届けします!
プロフィールを見る

シブヤ大学 キャンパスMAPつくり隊!
シブヤの街に存在する"人と人がつながる地図"=シブヤ大学キャンパスMAP。
キャンパスMAPつくり隊!一人ひとりが出会い、超主観的にオススメするお店を紹介します。

お店や場所は、"人"がつくると考えます。
我らは、万人受けは狙いません。
自分達の独断と偏見に満ちた、シブヤのオススメスポットを紹介し
店員さんの想いが、届く人にきちんと響くことを第一に考えます。

隊員が、店員さんと築いた関係性を
取材、イベント開催、MAP作成などを通じ、カタチにしていく。

そうやって自分たちが出会い、紹介するお店に
共感してくれる人達の輪が広がっていったら、きっと楽しい。
街の人々との"人間関係図"こそがキャンパスMAPです。


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