シブヤ大学

お箸の「心」、いただきます。

14:00-15:00
  • 銀杏荘(神宮前)
  • 高橋 隆太 [箸専門店「夏野」店主]
参加費
無料
定員
44名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
*当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。*教室内へのお飲み物のお持込は可。ごみは各自お持ち帰り下さい。
外国人が日本に来て最初にぶつかる壁のひとつは、食事の際の「お箸」。ナイフは「切る」、スプーンは「すくう」、フォークは「刺す」「押える」などの機能として使う中で、お箸はその数倍もの機能を持っています。例えば、「運ぶ」「はさむ」「つまむ」「すくう」「切る」「割る」「押さえる」「はがす」「まぜる」…。まさしく食における究極の機具。

そんな「お箸」を使う習慣は、日本以外にも中国、北朝鮮、韓国、ベトナムなどのアジア諸国にありますが、これらの国々ではお箸と匙(さじ)をセットにします。お箸だけで食事をするのは日本独特の文化なのです。だから、その種類も豊富。男箸、豆腐箸、納豆箸、古代箸など、実に様々な種類が存在しています。日本は「箸に始まり箸に終わる」文化。

この授業では、私たちが日常で使うお箸から、使用用途が限られているお箸までをクイズ形式で紹介しつつ、実際に手にとってその手触りや使いやすさ、歴史や奥深さを体験していただきます。

人類が火を使い始め、熱いものを手で食べるのが困難となり、木の枝を使ったのが始まりといわれている「お箸」。最近は、環境の側面から「マイ箸」ブームですが、その奥深さを一緒に携えることで、人生の風味も豊かになるかもしれません。そう言えば、私たち日本人の手先の器用さは、子どもの頃からお箸を使うからだそうですよ。ほんの隠し味ですが。

先生

[ 箸専門店「夏野」店主 ]

高橋 隆太

1973年東京都生まれ。
大学在学中に友人らとITベンチャーを起業。その後、箸専門店「銀座夏野」(1999年5月)、
子供和食器専門店「小夏」(2003年6月)を開店。
茨城県笠間市「回廊ギャラリー門」代表。
お箸から始まる“塗りの文化”=日本文化を広めようと、活動中。青山にある箸専門店「夏野」は、海外からのお客様も多い有名店。
著書:「究極のお箸」(三省堂)

箸専門店 「夏野」http://www.e-ohashi.com/
銀座夏野青山店
東京都渋谷区神宮前4-2-17青山夏野ビル1F
tel:03-3403-6033 fax:03-5785-4722

子供和食器 「青山小夏」
東京都渋谷区神宮前4-2-17青山夏野ビル1F奥
tel:03-5785-4721

教室

銀杏荘(神宮前)

昭和42年4月の開設以来、40年に亘って宿泊施設として利用されてきたが、建物の老朽化その他諸般の事情により、平成18年12月28日をもって営業を終了。管轄は文部科学省共済組合で、学会のイベントや、昨年はデザインタイドでインスタレーション会場としても使用された。地味な外観どおり中身も質素な造りながら、昭和の良き趣を存分に残した階段やタイルばりの洗面所、畳の大広間、ロビーなどは渋谷区に現存する旧式建築の中でも一軒の価値あり。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-19-2

最寄り駅:
1. 渋谷駅(東口/宮益坂側)下車徒歩10分
渋谷駅東口より、宮益坂を左手に渋谷郵便局を見ながら上がり、坂を上がりきったところ「志賀昆虫」ビルの前を通り過ぎ、青山通りを赤坂方面へまっすぐ徒歩10分ほど。「こどもの城」手前の「ファーストキッチン」の角を左へ曲がり、緩やかな坂を2分ほど下った左側。
2. 表参道駅(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線)
B2出口を出て青山通りを渋谷駅方面に徒歩12分ほど歩き、青山学院向かい、「こどもの城」角を右に曲がり、緩やかな坂を2分ほど下った左側。