おとうさんといっしょ。 ～育児不安を育児ファンに～

「子どもができたら、バンバン遊びたい」
そう思っていても、生まれたばかりの子どもって、話しもできないし、体も思うように動かない。

「えー、いくらなんでも食べ物をぐちゃぐちゃにして投げるのはやめろよー」
「うわー、それ買ったばっかなのに！」
「おいおい、それは叩くものじゃないって」
ついいろいろな声を上げてしまい、何を喜んでるのかよく分からないことは、決して少なくありません。

そこで今回の授業では、乳児のお父さんに向けた“遊びを通じた子どもとのつき合い方”を学びます。
先生の井桁容子さんは、研究・実践両方行われているという点で、日本で唯一の大学内保育園『東京家政大学ナースリールーム』の主任保育士。“自分の信念を持つ人に育って欲しい”と、長年、子どもと向き合ってきた方です。井桁先生は、「人間は3歳ぐらいまでに、遊びを通じて、体と心、そして脳みそを育てていて、私たち大人の想像を超え、子どもはこの世界を楽しんでいます。そして、子ども自身が信頼されている、受け止められている、と確信を持てることが大事」と語ります。

子どもが自分で見つける意外な遊び。
自分の考えや気持ちで、子どもに接するのではなく、子ども自身が何をしているのかを見極める。
私たちは、案外待つのが苦手です。子どもが楽しさを自分のものにする間、待つことができるでしょうか。

「子育て」は、結局、「自分育て」。
だからこそ、子どもと共に歩むために。
育児不安を、育児ファンにしたいと思っている、0～3歳の子どもを持つ育児パパの限定授業です。

【授業のポイント】
・乳児と遊ぶ。
・子ども自身に生きる力を持たせる。
・自分の心の中のバリアーを破る。
・「待つ」「受け止める」「聴く」「信じる」

【授業の流れ】
13：00～　オリエンテーション
13：10～　講義・DVD上映
14：00～　講義・ワークショップ
15：00～　ワークショップ
15：45～　質疑応答

※事前推薦図書
「ていねいなまなざし」でみる乳幼児保育 井桁 容子 (著)

（授業コーディネーター：加藤 丈晴）

【注意事項】
本授業は、0～3歳児の子を持つ【父親限定】となります。
託児はありませんので、当日は授業に集中できるように、お子さんはご家族どなたかに預けて頂き、お越しいただきますようお願いいたします。