シブヤ大学

法廷画家のお仕事。~映画「ぐるりのこと。」から考える裁判~

13:00-14:30
  • 國學院大學 渋谷キャンパス 120周年記念2号館4F 2401教室(法廷教室)
  • 橋口 亮輔 [映画監督]、染谷 栄 [法廷画家]
参加費
無料
定員
60名
参加対象
法廷や裁判、法廷画家、「ぐるりのこと。」などに興味がある方。

当日の持ち物
筆記用具をご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は6月12日(木)に行います。(抽選予約受付は6月11日(水)24時までとなります。)
他の授業と抽選日が異なりますので、予めご注意下さい。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、6月19(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
「法廷画家」という仕事を知っていますか?
TVや新聞のニュースで目にする「法廷画」。
法廷内は撮影禁止のため、被告人の様子をスケッチし、私たちに裁判の様子を届けてくれるのが、「法廷画家」というお仕事です。そのスケッチ時間は、わずか20分程度。

今回は、法廷画家を題材にした映画「ぐるりのこと。」を撮った橋口亮輔監督と現役法廷画家の染谷栄さんを先生に迎え、お仕事や法廷画家から見た裁判について学びます。
地下鉄サリン事件や宮崎勤による幼女連続誘拐殺人事件など、社会を震撼させてきた数々の事件の裁判に立会い、犯人を写生し続けてきた染谷先生。
実際に裁判所に通った橋口監督を聞き手に、どんな生活を送っているの?あの裁判はどうだった?など、なかなか聞けない法廷内の様子や映画の裏話などを対談形式で伺います。

その人が抱えてきたもの、見てきた風景などいろいろな価値観や感情が渦巻く裁判。私たちの日常からは遠いイメージがありますが、結局そこにあるのは、人間関係。それらをじっと見つめてきた「法廷画家」という仕事から、「裁判」の世界を覗きます。

(授業コーディネーター:川村庸子)



『法廷画家のお仕事。~映画「ぐるりのこと。」から考える裁判~』は、シブヤ大学と映画「ぐるりのこと。」(配給:ビターズエンド)とのコラボレーション授業です。
前作『ハッシュ!』から6年ぶりとなる橋口亮輔監督のオリジナル脚本による最新作『ぐるりのこと。』。
90年代初頭から21世紀へと時代が激変した10年。法廷画家である夫が目撃する実際に起きた社会的事件を盛り込みつつ、妻のうつなどさまざまな問題に向き合いながらも「どんなことがあっても決して離れない」一組の夫婦の時の流れを、丁寧に、心にしみいるように紡ぎだした物語。
この夫婦の“ぐるり(自分の身の周り。自分をとりまく様々な環境)”を通して、人と人とのつながりから生まれる“ささやかだけど大きな幸せと希望”が見事に描かれています。

映画「ぐるりのこと。」オフィシャルサイトへ
http://www.gururinokoto.jp/

先生

[ 映画監督 ]

橋口 亮輔

1962年7月13日生まれ。長崎県出身。92年初の劇場用映画『二十才の微熱』が劇場記録を塗り替える大ヒット。95年『渚のシンドバッド』は、ロッテルダム映画祭、ダンケルク映画祭、トリノ・ゲイ&レズビアン映画祭でグランプリに輝くなど、国内外で高く評価された。3作目『ハッシュ!』は、2001年カンヌ映画祭に正式招待され、世界52カ国以上で公開。日本でも世代を超えて圧倒的共感で迎えられ、文化庁優秀映画大賞をはじめ数々の賞を受賞した。『ぐるりのこと。』は『ハッシュ!』以来6年ぶりの最新作となる。

[ 法廷画家 ]

染谷 栄

1993年11月より法廷画家として活躍。これまでに関わった事件は、大手ゼネコン汚職事件、ロス疑惑、幼女連続誘拐殺人事件、音羽幼女殺人事件、オウム地下鉄サリン事件、新潟少女監禁事件、耐震偽装事件、光市母子殺人事件、渋谷区夫バラバラ殺人事件など。

教室

國學院大學 渋谷キャンパス 120周年記念2号館4F 2401教室(法廷教室)

1882年創立。もともと国史・国文・国法を攻究する学校として構想された。日本文化を明らかにし、さらには諸外国に向かって日本文化を発信することこそが、本学の教学の理念とする。平成20年の春には、世界に誇りうる図書館を含めた学術メディアセンター棟が完成。文学部、神道文化学部、法学部、経済学部、大学院、法科大学院からなる。

所在地
渋谷区東4-10-28

最寄り駅:
渋谷駅(JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線)から徒歩約13分
渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩約10分
都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば 学03日赤医療センター行)「国学院大学前」下車(運賃170円)
表参道駅(地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線)B1出口から徒歩約15分
恵比寿駅(JR山手線・地下鉄日比谷線)から徒歩15分
都営バス(恵比寿駅西口ロータリー1番のりば 学06日赤医療センター行)「東四丁目」下車