Back to the CHING-DONG-YA !~ちんどん屋から見る現代のコミュニケーション~
土
14:00-16:30
- ケアコミュニティ・原宿の丘
- 佐藤 有美 [チンドン奏者]、わせだ風街宣伝社 [学生チンドン屋]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 参加対象
- どなたでも。
- 当日の持ち物
- 筆記用具をご持参ください。
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
- ※1:本授業の抽選は4月7日(月)に行います。(抽選予約受付は4月6日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、4月17(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
『ちんどん屋さん』って見たことがありますか?「チキチキチキ…」と鉦(かね:※)の音がどこからともなく聞こえてきたかと思うと、太鼓、三味線、サックスやクラリネットの音が加わって、派手な衣装に身を包んだその姿が現れる。その瞬間、いつもの街角は一瞬にして「非日常」に。ちんどん屋が通り過ぎると、すぐさま風景は「日常」に戻ってしまう。
さて、この『ちんどん屋』。実態は、街を練り歩きながら広告・宣伝を行う職業の人々のことですが、これは日本特有の街頭宣伝業で、別名『東西屋〔とうざいや〕』『広目屋〔ひろめや〕』とも言います。江戸時代に、飴売りの“飴勝”という人が「自分の売り声を『売る』ことはできないだろうか?」と考えて、寄席の客寄せを請け負ったのがその始まり。人目を引き、明るい気持ちにさせる彼らの芸は庶民に人気を博し、戦後には庶民の心の支えとして引っ張りダコの時期もありました。その後は周知の通り、メディアの発展とともに広告業はそのカタチを変え、彼らはすっかりと影を潜めていったのです。ところが、今また、すべてをメールで済ませてしまえる時代だからこそ、ちんどん屋が持つ〈生で伝える強さ〉がコミュニケーション方法として注目を集めています。
今回は、大学在学中に原宿で偶然ちんどん屋に遭遇したのがきっかけとなり、学生ちんどん屋『わせだ風街宣伝社』を創立した、チンドン奏者の佐藤有美さんを先生にお迎えして、「ちんどん屋」の歴史や街との関わり、そこから見えるコミュニケーションの変遷について学んでみたいと思います。もちろん、「ちんどん屋」の面白さは生で体験するもの。そこで、今回は授業の途中で街に繰り出し、実際の「ちんどん屋」を探しに行きたいと思います。できれば、彼らと演奏までも一緒に…。
『ちんどん屋』。それは音楽でも芸能でもない、あくまで宣伝業、言わば「街の広告代理店」。だからこそ、世の中におけるコミュニケーションのあり方の変化とも密接に関わっています。21世紀の空の下に響き渡る鉦の音から、「現代の風景」を感じてみませんか?
(※)…銅の合金などで作られた平たい円盆形の打楽器
【授業の流れ】
■14:00 講義:チンドン屋のいままでと、これから
■15:00 遠足:チンドン屋に出逢いに、街へ出かけよう
■15:30 ワークショップ:チンドン屋のリズムを奏でてみよう
■16:30 終了
さて、この『ちんどん屋』。実態は、街を練り歩きながら広告・宣伝を行う職業の人々のことですが、これは日本特有の街頭宣伝業で、別名『東西屋〔とうざいや〕』『広目屋〔ひろめや〕』とも言います。江戸時代に、飴売りの“飴勝”という人が「自分の売り声を『売る』ことはできないだろうか?」と考えて、寄席の客寄せを請け負ったのがその始まり。人目を引き、明るい気持ちにさせる彼らの芸は庶民に人気を博し、戦後には庶民の心の支えとして引っ張りダコの時期もありました。その後は周知の通り、メディアの発展とともに広告業はそのカタチを変え、彼らはすっかりと影を潜めていったのです。ところが、今また、すべてをメールで済ませてしまえる時代だからこそ、ちんどん屋が持つ〈生で伝える強さ〉がコミュニケーション方法として注目を集めています。
今回は、大学在学中に原宿で偶然ちんどん屋に遭遇したのがきっかけとなり、学生ちんどん屋『わせだ風街宣伝社』を創立した、チンドン奏者の佐藤有美さんを先生にお迎えして、「ちんどん屋」の歴史や街との関わり、そこから見えるコミュニケーションの変遷について学んでみたいと思います。もちろん、「ちんどん屋」の面白さは生で体験するもの。そこで、今回は授業の途中で街に繰り出し、実際の「ちんどん屋」を探しに行きたいと思います。できれば、彼らと演奏までも一緒に…。
『ちんどん屋』。それは音楽でも芸能でもない、あくまで宣伝業、言わば「街の広告代理店」。だからこそ、世の中におけるコミュニケーションのあり方の変化とも密接に関わっています。21世紀の空の下に響き渡る鉦の音から、「現代の風景」を感じてみませんか?
(※)…銅の合金などで作られた平たい円盆形の打楽器
【授業の流れ】
■14:00 講義:チンドン屋のいままでと、これから
■15:00 遠足:チンドン屋に出逢いに、街へ出かけよう
■15:30 ワークショップ:チンドン屋のリズムを奏でてみよう
■16:30 終了
先生
[ チンドン奏者 ]
佐藤 有美
1980年、名古屋生まれ。早稲田大学在学中、原宿で偶然ちんどん屋に遭遇したのがきっかけとなり学生ちんどん屋「わせだ風街宣伝社」を創立。地域のお祭りや新規開店の宣伝・イベント出演など、日本全国をちんどん屋として巡る。現在は日本人固有のリズム“音頭”を中心に、民謡からポップスまで幅広くこなす演芸バンド「カラカラ」などで、チンドン奏者としての活動を続ける一方、株式会社博報堂にて現代におけるコミュニケーションの可能性を探りながら新たな広告手法を模索中。
[ 学生チンドン屋 ]
わせだ風街宣伝社
2000年発足。今年、創立9年目を迎える、早稲田大学の名物サークルのひとつ。日本全国での宣伝活動のほか海外遠征もこなし、その学生ならではの元気な口上と音楽、カラフルな衣装には定評がある。2004年「第50回全日本チンドンコンクール」素人部門最優秀賞。2007年「第5回 全国アマチュアちんどん競演会 in 前橋」最優秀賞。現在部員約15名。ちんどん文化を継承するとともに、新しいちんどんスタイルを日々探求している。
教室
ケアコミュニティ・原宿の丘
渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置
- 所在地
- 渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)
最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。