ひとりの大人として、誰かの“安心”になれる
〜バディチームが目指す「みんなで子育て」とは〜

ニュースの中で、傷ついた子どもの姿を見るたびに胸が痛む。
「わたしにも何かできたなら」——そう思ったことがあるのは、きっと私だけではないはず。

今回お迎えする先生は、家庭訪問型の子育て支援を行う NPO法人バディチーム 代表・岡田妙子さん。
今年で設立18年の「バディチーム」は、親の心身の不調、子どもの病気や障がい、ひとり親、経済的困難など、さまざまな理由で子育てが大変になっている家庭を訪問し、保育・家事・送迎・学習支援などを通して虐待の防止に取り組んできました。
その活動を支えているのは、バディチームの研修を受けた多くの「子育てパートナー」のみなさんです。
学生から80代まで、子どもがいる人も、いない人も、さまざまな生活背景を持つ人たちが、それぞれのペースで家庭支援に関わっています。


バディチームスタッフの皆さん

授業の前半は、岡田さんから、子育てを取り巻く社会の現状や、バディチームが18年間の活動で大切にしてきたこと、この先の社会に必要な支援のあり方などを伺います。
後半は、「子ども」や「社会」について、参加者同士で静かに語り合う時間を持ちたいと思います。
胸の奥にある思いを行き場のないままにせず、誰かと共有することで、何かを始めるための小さな一歩が見つかるかもしれません。

未来の子どもたちが「大丈夫」と言える社会を、大人の私たちが少しずつつくっていくために。
その入口を、一緒に開いてみませんか。

タイムライン（予定）
13:45　受付開始
14:00　授業開始（シブヤ大学とは？・自己紹介）
14:20　「バディチーム」の活動について
15:00　質疑応答
15:20　グループ対話・感じたこと、考えたこと
16:00　授業終了

（授業コーディネーター：吉川真以）