シブヤ大学

今宵はSocial Book Cafe
〜「社会を語る場」のつくりかた〜

17:00-19:30
  • SHARE LOUNGE Olive LOUNGE渋谷
  • 安彦 恵里香 [Social Book Cafeハチドリ舎オーナー]、大澤 悠季 [シブヤ大学学長]、伊藤 剛 [シブヤ大学理事/asobot代表]
参加費
2,500円
定員
40名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具、参加費(現金のみ)
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
※当日は、飲食費としてお一人2,500円(現金のみ)をお支払いいただきます。
「自分たちが生きる社会について、安心して話せる学びの場をつくりたい」
これは、2020年に私がシブヤ大学の2代目の学長に就任するときに掲げた言葉です。

学生時代から、社会問題や政治的なトピックの語りづらさを感じてきた私にとって、シブヤ大学が、誰もが素直な考えを自分の言葉で話すことができる場所であってほしい、という思いで活動を続けてきました。同時に、そんな場所が世の中に増えていったらいいなという思いがずっとあります。
今回は、広島でSocial Book Cafeを運営するゲストをお迎えし、お酒や軽食をつまみながら社会を語り合う、カフェスタイルの授業をお届けします。

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授業のゲストは、広島で、人と人、人と社会、広島と世界をつなげるSocial Book Cafe ハチドリ舎を運営する安彦恵里香さん。広島の平和記念公園から徒歩3分の場所にあるカフェで、社会問題を取り扱ったイベントを開いています。
Social Book Cafeという名前は、「まじめなことを話しても引かれない場所をつくりたい」という思いで、安彦さん自身が考えたそう。社会問題や政治の話を話しづらい雰囲気がまだまだある日本で、安彦さん自身の経験から、ご自身がほしい場をつくっています。
そんな安彦さんは、ハチドリ舎のような場所が全国に増えていってほしいという思いから、この度書籍を出版されました。

『ハチドリ舎のつくりかた——ソーシャルブックカフェのある街へ(地平社)』

当日は、これまでどのように、どんな思いでハチドリ舎をつくってきたか、本の内容をもとにお話いただいたあとで、社会を語る場づくりにかける思いをお聞きします。

そして、安彦さんと一緒に、私シブヤ大学学長の大澤も登壇させていただきます。私自身も、学生の頃から「社会について安心して話せる場がほしい」という思いを持ち、活動している一人です。シブヤ大学という学びの場を通して、社会を語る場をどのようにつくっているのか、普段はなかなかお話しする機会のない、シブヤ大学の場づくりへの思いをお話できればと思っています。
授業のモデレーターには、『なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか ピース・コミュニケーションという試み(光文社新書)』の著者で、シブヤ大学の理事でもある伊藤剛さんをお迎えします。授業後半で、社会の語りづらさや、ハチドリ舎、シブヤ大学それぞれの場づくりへの思いについて、より気付きを深める問いを投げかけていただこうと思います。

「社会のことを引かれずに、誰かと話してみたい!」
「一人では難しいけど、たまにはまじめに考えてみたい」
「いつか自分も場をつくってみたい」
まじめなことをまっすぐ話しながら、
そんなふうに思っている皆さんの思いが交差する時間になったらいいなと思います。

【当日の流れ】
16:30 受付開始
17:00 授業開始・はじめに
17:10 前半:ゲストトーク
     ・ハチドリ舎について(安彦さん)
     ・シブヤ大学について(大澤)
18:10 後半:参加者の皆さんを交えた座談会
19:00 交流会
19:30 終了

【注意事項】
・授業(120分)+交流会(30分)の形式となります。
・当日は、飲食費としてお一人2,500円(現金のみ)をお支払いいただきます。
・会場は、フリードリンク・フリースナック制となります。
会場に用意のあるドリンク(ビールサーバー、お酒、コーヒー/紅茶、スープ、ジュース各種)、軽食(パン、スナック、おつまみ、お菓子など)は、おかわり自由です。受付後〜授業終了まで、ご自由にお楽しみください。
・書籍『ハチドリ舎のつくりかた——ソーシャルブックカフェのある街へ(地平社)』は、現地でご購入いただけます。(現金のみ)

(授業コーディネーター:大澤悠季)

先生

[ Social Book Cafeハチドリ舎オーナー ]

安彦 恵里香

1978年茨城県生まれ、広島市在住17年。
建築不動産の仕事を経て、24歳で国際NGOピースボートが主催する船旅に参加、スタッフとなり、環境、非核化などの社会問題解決に取り組むように。
2011年核兵器について考えるアートブック「NOW!」を制作・発刊。
2017年7月「社会とつながること」がテーマのSocial Book Cafeハチドリ舎をオープンし、毎月約30イベントを開催。
カクワカ広島発起人、投票所はあっちプロジェクト運営、ジェンダーを考えるひろしま県民有志発起人、ひろしまのシビックプライドを考える会メンバー。前NHK中国地方放送番組審議委員長。著書に『ハチドリ舎のつくりかた〜ソーシャルブックカフェのある街へ〜」

[ シブヤ大学学長 ]

大澤 悠季

1992年東京都生まれ。2015年立教大学観光学部卒業後、イギリスへ留学し、社会的なトピックが気軽に話される光景に衝撃を受ける。帰国後は、沖縄県今帰仁村にて高校魅力化プロジェクトに携わる。高校生と地域の大人がともに学ぶ環境づくりに力を入れる中で、大人が楽しく学び続ける姿勢の大切さに気付く。自分たちの生きる社会について安心して話せるプラットホームをつくることを目指し、シブヤ大学で授業企画・ブランディングに取り組んでいる。

[ シブヤ大学理事/asobot代表 ]

伊藤 剛

1975年生まれ。明治大学法学部を卒業後、外資系広告代理店を経て、2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。 主な仕事として、04年にジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』を創刊。06年にはNPO法人『シブヤ大学』を設立し、グッドデザイン賞2007(新領域デザイン部門)を受賞するなど、さまざまな分野のプロジェクトデザインを手掛ける。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科の「平和構築・紛争予防コース」では講師を務め、広報・PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「PEACE COMMUNICATION」を提唱。2015年7月に、初の著書として『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか ピース・コミュニケーションという試み』(光文社新書)を刊行した。

教室

SHARE LOUNGE Olive LOUNGE渋谷

三井住友銀行の渋谷支店が2024年5月「Olive LOUNGE渋谷」として生まれ変わりました。1Fには、銀行・ATMに加え、スターバックスがあり、2Fに、SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)があります。
https://www.sharelounge.jp/store/2333

SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)とは・・・
ラウンジの居心地と本による提案。
オフィスの機能性を兼ね備え、訪れた人に「新しい発想を提供する場所」
あるときは居心地のいいカフェやバーとして。
あるときは体験を促すイベントスペースとして。
新たな発想を生む、たくさんの仕掛けが詰まった空間です。
https://www.sharelounge.jp/about

所在地
東京都渋谷区宇田川町20-2西武渋谷店B館 2F
営業時間:7:00~22:00