誰もが働ける社会をつくる
ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ 2024
【第2回】さまざまなソーシャルファーム
- Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
- 福寿 満希 [株式会社ローランズ代表取締役]、小関 智宏 [ディースタンダード株式会社 代表取締役]、近藤 武夫 [東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授]、紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
![](/img/class/imgs/photo/特設HP用_240817__.jpg)
- 参加費
- 無料
- 定員
- 30名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 筆記用具
- 申し込み方法
- 受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
誰もが楽しく働くことができるような職場。
挫折があっても、失敗があっても、困難があっても、障害があっても、
働きたいと思う人が働ける社会であってほしい。
「ソーシャルファーム」はそういう社会を支える会社です。
でも、ソーシャルファームは特別な場所じゃない。ふつうの会社です。
ふつうの会社だけれど、困難を抱えた人たちも働ける場所。
どういうあり方がソーシャルファームなのか、
そこで働く人はどんなふうに働いているのか、
どうするとソーシャルファームになれるのか、など
ソーシャルファームの思想と実践を知り、
誰もが豊かに働ける未来を一緒に考えながらつくっていきませんか。
昨年(2023年度)は、ソーシャルファームの成り立ちとイタリアの事例、東京都のソーシャルファームに認証された企業で働く人・経営者のリアルな話をうかがいました。
(アーカイブは、こちら)
今年度(2024年度)も、また別の角度からソーシャルファームという考え方を学び、実践されている会社のリアルなお話をうかがいます。初めての方はもちろんのこと、昨年参加した方にも新しい学びがあると思います。ぜひご参加ください。
第1回(2024.9.12)では、国際協力機構(JICA)の松本勝男さんをお迎えし、世界と日本におけるソーシャルファームを含むさまざまな「働く・雇う」形について学びました。
第2回となる今回は、東京都や神奈川県で花屋やカフェなどの事業を営む株式会社ローランズの福寿満希さんと昨年度の授業に来てくださったディースタンダード株式会社の小関智宏さん(アーカイブはこちら)をお迎えし、ソーシャルファームとしての事業と働き方への思いをうかがいます。
![](http://www.shibuya-univ.net/img/upload//職場の写真_ローランズ.jpg)
ナビゲーターは東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授の近藤武夫先生、ファシリテーターは編集家の紫牟田伸子さんです。
※本授業は全4回です。第3回以降の授業ページは、開催日1ヶ月前を目安に公開予定です)。
第3回「ソーシャルファームのリアル(働く人の目線から)」 11月7日(木)19:00-21:00
第4回「ソーシャルファームのリアル(雇う人と支える人の目線から)」 12月16日(月)19:00-21:00
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<「東京ソーシャルファームアクション」について>
![](http://www.shibuya-univ.net/img/upload//social_firm_(1).png)
令和5年6月。東京都は、東京に暮らし働く全ての人が輝き、活躍できる社会の実現に向けて、ソーシャルファームの取組の裾野を広げ、社会に根付かせていく取組「TOKYO SOCIAL FIRM ACTION」を開始しました。
ワークショップのほか、ソーシャルファームに関する取組事例をまとめた動画の配信、専門家やソーシャルファームの経営者等によるセミナーを開催しています。
https://www.social-firm.metro.tokyo.lg.jp/tokyo-social-firm-action/
先生
![](/img/professor/imgs/photo/fukuju_.jpg)
[ 株式会社ローランズ代表取締役 ]
福寿 満希
「みんなみんなみんな咲け」のスローガンを掲げ、“人を咲かせる花屋”「ローランズ」を運営。従業員80名のうち7割が障害や難病と向き合っており、あらゆる人が咲けることを社会に伝えている。
花屋事業では法人のフラワーギフトや婚礼装花、ブランドショップの空間装飾を担当。福祉事業では花を通じた就労教育プログラムの提供により障害者の就労継続・就職支援を行う。
中小企業の障害者雇用課題解決として、企業と障害福祉団体がスクラムを組んで雇用を促進させる「ウィズダイバーシティプロジェクト」(LLP日本初)を発足。新しい雇用のあり方として注目され、多数のメディアで取り上げられている。
![](/img/professor/imgs/photo/小関(こせき)さん(中).jpg)
[ ディースタンダード株式会社 代表取締役 ]
小関 智宏
宮城県仙台市出身。大学時代から起業。ゼロイチを最も得意とする。一部上場企業の不動産会社に入社し会社の組織を学び、改めて独立。広告代理店経営を経て、ディースタンダード(株)設立。
リーマンショック直後のIT業界での若者の不遇な状況をみて若手の教育に注力し始める。若者の未来を創造するお仕事として業界でPassion@geを提唱。起業の原点は全て人との出会い。誰とやるかを大切にしている。初めて自治体との共創に取り組むも文化の違いに驚き、官民クラウドの着想に至る。2020年SaaS型サービスとしてリリースする。
![](/img/professor/imgs/photo/kondo takeo (1).png)
[ 東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授 ]
近藤 武夫
東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。多様な障害を切り口に、インクルーシブな教育・雇用システムの社会実装に関する研究を行っている。広島大学助教、米国ワシントン大学客員研究員等を経て現職。著書に「知のバリアフリー(京都大学出版会)」、「情報社会のユニバーサルデザイン(放送大学教育振興会)」、「バリアフリー・コンフリクト(東京大学出版会)」、「学校でのICT利用による読み書き支援(金子書房)」、「やさしい雇用へのアプローチ(川崎市)」、等。
![](/img/professor/imgs/photo/shimutanobuko150513.jpg)
[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]
紫牟田 伸子
美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。
教室
Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。
![](/img/classroom/photo/hikarie court.jpg)
- 所在地
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。
最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。