啓発ことばってなに?
〜「変な日本語」への違和感に迫る〜
土
10:00-12:00
- 上原社会教育館
- 神戸 郁人 [新語・造語ウォッチャー/ライター]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 25名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 筆記用具
- 申し込み方法
- 受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
「人財」という言葉。一度は目にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
これは「人材」という言葉から派生した造語です。
「財」という字の通り、例えば企業などが「社員は単なる利潤獲得のための道具ではなく、会社にとって大切な宝です」という意味合いを込める際に使われます。でも、果たして本当に、純粋に、そうなのでしょうか?
「人財」以外にも、「頑張る→顔晴る」「仕事→志事」「最高→最幸」など、ポジティブさを演出しつつも、なんだかモヤっとしてしまう言葉が世の中にはあまねく存在しています。
「仰々しい」「胡散臭い」「なんだか怪しい…」
そんな印象を抱いてしまって素直に飲み込めない方、いませんか?
私もその一人です。字面の奥に、何らかの意図を感じてしまいます。
今回の授業では、他者の心に影響を与えるため、特定のメッセージが込められた造語などを「啓発ことば」と名付けた、新語・造語ウォッチャー/ライターの神戸郁人さんをゲストにお迎えします。
神戸さんは、「啓発ことば」のありようについて調べた結果を、今年4月に刊行された著書『うさんくさい「啓発」の言葉』(朝日新書)にまとめていらっしゃいます。
授業では、神戸さんとともに「啓発ことば」の違和感の正体やその裏にある意図についてお話いただいたあとで、
日常生活でも遭遇してしまう「啓発ことば」との付き合い方についても、参加者の皆さんとの対話を通しながら、考えていきたいと思います。
また、お申込みいただいた皆さんには、事前課題として「啓発ことば集め」にご協力いただきます!
授業当日までの数週間、日常で見つけた「啓発ことば」や、これまでの人生で出会った「啓発ことば」など、あなたの思う「啓発ことば」を収集してみてください。
当日は、皆さんから寄せられた「啓発ことば」も題材として扱いたいと思っていますので、ぜひたくさん集めてみてくださいね!
(お申込みいただいた方には収集フォームをお送りします。)
「啓発ことば」を通して、身の回りにあるモヤモヤを一緒に紐解いていきましょう。
ご参加お待ちしております!
(授業コーディネーター:イノウエハジメ)
これは「人材」という言葉から派生した造語です。
「財」という字の通り、例えば企業などが「社員は単なる利潤獲得のための道具ではなく、会社にとって大切な宝です」という意味合いを込める際に使われます。でも、果たして本当に、純粋に、そうなのでしょうか?
「人財」以外にも、「頑張る→顔晴る」「仕事→志事」「最高→最幸」など、ポジティブさを演出しつつも、なんだかモヤっとしてしまう言葉が世の中にはあまねく存在しています。
「仰々しい」「胡散臭い」「なんだか怪しい…」
そんな印象を抱いてしまって素直に飲み込めない方、いませんか?
私もその一人です。字面の奥に、何らかの意図を感じてしまいます。
今回の授業では、他者の心に影響を与えるため、特定のメッセージが込められた造語などを「啓発ことば」と名付けた、新語・造語ウォッチャー/ライターの神戸郁人さんをゲストにお迎えします。
神戸さんは、「啓発ことば」のありようについて調べた結果を、今年4月に刊行された著書『うさんくさい「啓発」の言葉』(朝日新書)にまとめていらっしゃいます。
授業では、神戸さんとともに「啓発ことば」の違和感の正体やその裏にある意図についてお話いただいたあとで、
日常生活でも遭遇してしまう「啓発ことば」との付き合い方についても、参加者の皆さんとの対話を通しながら、考えていきたいと思います。
また、お申込みいただいた皆さんには、事前課題として「啓発ことば集め」にご協力いただきます!
授業当日までの数週間、日常で見つけた「啓発ことば」や、これまでの人生で出会った「啓発ことば」など、あなたの思う「啓発ことば」を収集してみてください。
当日は、皆さんから寄せられた「啓発ことば」も題材として扱いたいと思っていますので、ぜひたくさん集めてみてくださいね!
(お申込みいただいた方には収集フォームをお送りします。)
「啓発ことば」を通して、身の回りにあるモヤモヤを一緒に紐解いていきましょう。
ご参加お待ちしております!
(授業コーディネーター:イノウエハジメ)
先生
[ 新語・造語ウォッチャー/ライター ]
神戸 郁人
1988年、東京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。新卒で一般社団法人共同通信社に入社。記者として地方に勤務し、東日本大震災関連報道などに取り組む。
2018年から2023年まで、朝日新聞社のウェブメディア「withnews」にて記者・編集者の職務を担い、宗教や障害、オタク文化、自己啓発本といったテーマについて取材。「人間が生きるための糧とは何か」との問題意識を持ち、記事を執筆した。
現在もライフワークとしてライター活動を続けるほか、「新語・造語ウォッチャー」も名乗り、現代語の移り変わりを記録・発信中。
元V系バンドマン。うさぎとカレーが好き。X(旧Twitter)は@with_kambe
教室
上原社会教育館
社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。大学習室兼展示室、料理室、第2中学習室、和室、和室(茶室)、託児室、音楽室、第1中学習室、印刷・サークル室、資料談話コーナー 、学習室(工芸室)、体育室 などがある。
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
施設案内ページ
- 所在地
渋谷区上原3-13-8
電話:03-3481-0301
最寄り駅:小田急線・地下鉄千代田線代々木上原駅 下車 徒歩5分。
※お問い合わせは所在場所についてのみお願いいたします
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局 までお願いします。)