シブヤ大学

誰もが働ける社会をつくる
ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ 2024
【第1回】世界のソーシャルファーム、日本のソーシャルファーム

19:00-21:00
  • Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
  • 松本 勝男 [国際協力機構(JICA)インフラ技術業務部 部長]、近藤 武夫 [東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授]、紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
参加費
無料
定員
30名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
ソーシャルファーム(Social Firm)という存在をご存知ですか?
誰もが楽しく働くことができるような職場。

挫折があっても、失敗があっても、困難があっても、障害があっても、
働きたいと思う人が働ける社会であってほしい。
「ソーシャルファーム」はそういう社会を支える会社です。
でも、ソーシャルファームは特別な場所じゃない。ふつうの会社です。
ふつうの会社だけれど、困難を抱えた人たちも働ける場所。

どういうあり方がソーシャルファームなのか、
そこで働く人はどんなふうに働いているのか、
どうするとソーシャルファームになれるのか、など
ソーシャルファームの思想と実践を知り、
誰もが豊かに働ける未来を一緒に考えながらつくっていきませんか。

昨年(2023年度)は、ソーシャルファームの成り立ちとイタリアの事例、東京都のソーシャルファームに認証された企業で働く人・経営者のリアルな話をうかがいました。
(アーカイブは、こちら

今年度(2024年度)も、また別の角度からソーシャルファームという考え方を学び、実践されている会社のリアルなお話をうかがいます。
初めての方はもちろんのこと、昨年参加した方にも新しい学びがあると思います。
ぜひご参加ください。

第1回は、国際協力機構(JICA)にて、国際協力業務に加え、タイ、ベトナム、マレーシア、ブータン、ネパール、インドの6カ国で就労支援業務に従事されてきた松本勝男さんをお迎えし、国によって法律や制度、宗教などの違いがある中で、さまざまな「働く・雇う」形についてお話をうかがい、参加者同士の対話や松本さんを交えた意見交換を行います。

ナビゲーターは東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授の近藤武夫先生、ファシリテーターは編集家の紫牟田伸子さんです。

※本授業は全4回です。4回通しで参加される方は(こちら)からお申し込みください。
特定の回に参加希望の方は、各回の授業ページよりお申し込みください(第2回以降の授業ページは、開催日1ヶ月前を目安に公開予定です)。
第2回「さまざまなソーシャルファーム」 10月16日(水)19:00-21:00
第3回「ソーシャルファームのリアル(働く人の目線から)」 11月7日(木)19:00-21:00
第4回「ソーシャルファームのリアル(雇う人と支える人の目線から)」 12月16日(月)19:00-21:00

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<「東京ソーシャルファームアクション」について>

令和5年6月。東京都は、東京に暮らし働く全ての人が輝き、活躍できる社会の実現に向けて、ソーシャルファームの取組の裾野を広げ、社会に根付かせていく取組「TOKYO SOCIAL FIRM ACTION」を開始しました。ワークショップのほか、ソーシャルファームに関する取組事例をまとめた動画の配信、専門家やソーシャルファームの経営者等によるセミナーを開催しています。
https://www.social-firm.metro.tokyo.lg.jp/tokyo-social-firm-action/

先生

[ 国際協力機構(JICA)インフラ技術業務部 部長 ]

松本 勝男

1966年茨城県生まれ。一橋大学卒、米国コロンビア大学修士、東京大学博士(学術)。大学卒業後、東南アジア地域や南アジア地域等の国際協力業務に携わる。本業のかたわら、タイ、ベトナム、マレーシア、ブータン、ネパール、インドの6ヶ国でストリートチュルドレンや障害者の就労支援活動に従事。一橋大学客員教授、東京外国語大学連携教授。著書に「インドビジネス ラストワンマイル戦略-SDGs実現は農村から-」(日本経済新聞出版社)、「日本型開発協力 途上国支援はなぜ必要なのか」(筑摩書房)がある。

[ 東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野 教授 ]

近藤 武夫

東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野・教授。多様な障害を切り口に、インクルーシブな教育・雇用システムの社会実装に関する研究を行っている。広島大学助教、米国ワシントン大学客員研究員等を経て現職。著書に「知のバリアフリー(京都大学出版会)」、「情報社会のユニバーサルデザイン(放送大学教育振興会)」、「バリアフリー・コンフリクト(東京大学出版会)」、「学校でのICT利用による読み書き支援(金子書房)」、「やさしい雇用へのアプローチ(川崎市)」、等。

[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]

紫牟田 伸子

美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。

教室

Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。

所在地

東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。
最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。