シブヤ大学

"死"の学校(第5回)
「遺影 / 命をアーカイブする」

10:00-12:00
  • ケアコミュニティ・原宿の丘
  • 柴田 駿 [(株)アンドフォーアス 代表]、Ralph spieler [写真家]、柳澤 由利 [株式会社写真弘社 職員]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
15才以上の方どなたでも

当日の持ち物
筆記用具、カメラ機能付きの携帯電話
申し込み方法
※1:本授業は抽選予約制での受付となります。抽選は2023年8月18日(金)に行います。 (抽選予約受付は8月17日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、授業前日の10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
「その人が生きてきた証みたいなものを、アーカイブしているんですよね。」
遺影関連のプロジェクトを立ち上げた写真家の友人の言葉が、妙に心に残っています。

私の祖母の家の仏壇には死んだ祖父の遺影が飾ってあって、生活の中に溶け込んでいたから特に気にしていなかったのですが、もしかしたらあの写真も祖父の命のアーカイブだったのかもしれないと思いました。

"死"をテーマとするシリーズ授業の第5回目となる今回は、写真家のRalph spielerさんと、老舗プリント会社に勤める柳澤由利さんをゲストにお迎えして、写真を通じて命をアーカイブするとはどういうことなのか、一緒に考えます。


遺影ってそもそも何なのか?
また、写真を通じて、私たちは何と向き合っているのでしょうか?

そして私、柴田駿も講師を務めさせていただきます。
友人を亡くしたことをきっかけに、"死"や"人生"の輪郭を捉えるためにのべ100名以上の方に「死生観インタビュー」を行い、現在はライフ&エンディングメディア「&for us Think!」の運営をしています。
私の活動のなかで見えてきたことも、併せてお伝えお伝えできればと思っております。
50年後かもしれないし、明日かもしれない。

だけど、いつかは誰にでも必ず訪れる”死”。

「人は死ぬとどうなるの?」
「そもそも”死”ってなんだろう?」

気にはなっても、答えが特にないように思えるし、家族や友人と話すのも何となく気が引ける。

普段はなかなか話しづらい”死”について、毎回異なる切り口を通して、みんなで一緒に考えてみませんか。

(授業コーディネーター:柴田 駿)

【授業の流れ】
 09:45 受付開始
 10:00 講師紹介・遺影について知る
 10:30 被写体の人柄を引き出す写真を撮ってみよう
     ※参加者同士で写真を撮り合うワークを予定しています。ご了承のうえご参加ください。  
 11:10 プリントの意義とは?老舗プリント会社が語る魅力
 11:20 パネルディスカッション
 11:40 アンケート記入・意見交換・質疑応答
  
【注意事項】
※1:特定の政治・宗教・思想団体への勧誘行為は固くお断りさせていただきます。
※2:授業の内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。

先生

[ (株)アンドフォーアス 代表 ]

柴田 駿

1992年生まれ、東京都出身。ライフ&エンディングメディア「&for us Think!」を運営する30才。友人の死をきっかけに、今までのべ100名以上に「死生観インタビュー」を行う。趣味はテニスと街歩き。

アンドフォーアス株式会社
「アンドフォーアス」という社名・サービス名には、「私たちのため、そして明日のために、人と人との思いをつなげる場所を提供する」という想いを込めました。
命があるものは、いつか必ず終わりを迎えます。
人生のエンディングを見据えて、考えをまとめ、そして話し合うことは「人生をよりよく生きること」であり、前向きなこと。最後の瞬間まで、自分を生かすことだと思います。
明日の、自分のために。これまでの人生でつながってきた人々のために。人々のニーズに寄り添った、エンディングサービスを創造していきます。

[ 写真家 ]

Ralph spieler

1992年生まれ、石川県出身の日本人。
東京でのストリートスナップ撮影を中心に、音楽家や現代美術家との協働制作まで幅広く活動している。ライフワークとして遺影を受注撮影するプロジェクトを行っている。

[ 株式会社写真弘社 職員 ]

柳澤 由利

広島県尾道市出身。
老舗プリント会社「写真弘社」にて50年以上に渡り、写真展の開催や国内及び海外における撮影会の企画、アートグラフ・フォトスクールの設立などに携わる。

教室

ケアコミュニティ・原宿の丘

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)

最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。