シブヤ大学

【オンライン開催】【導入編】
超参加型読書会アクティブ・ブック・ダイアローグで読む『人新世の「資本論」』

13:30-15:00
  • 荒川 崇志 [アクティブ・ブック・ダイアローグ協会 スタッフ / 合同会社10 decades 共同代表]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
紙とペン、PC(推奨)またはスマートフォン、イヤホン(推奨)
※事前の書籍の購入は不要です。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1:1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。
※2:この授業はZoomと一部YouTubeLiveにて開催いたします。
※3:申込みいただいた方に当日視聴していただくためのURLをお送りします。授業の3時間前になってもメールが届かない場合は、info@shibuya-univ.netまでお問い合わせください。
2020年9月に発売された経済思想家の斎藤幸平さんのベストセラー、『人新世の「資本論」』(集英社新書)を皆で読み、対話(ダイアローグ)を行う授業シリーズが始まります。

初回は【導入編】として、読書会の方法を学んだ後に、本書の「はじめに」を分担して読み、この本から学びたいことや参加者同士で対話したいことを語り合います。
※本書を全編通して読む【実践編】は、4月以降対面授業として実施予定です。



人新世(ひとしんせい)とは、「人類の経済活動の痕跡が、地球の表面を覆いつくした年代」を意味します。
人類が生み出した産物が地球環境を侵し、その結果人間の力では制御できない大きな問題が生まれている今の時代。斎藤氏は、本書で、そのような時代に個人レベルで行われる温暖化対策の消費活動も、国連が掲げるSDGsも、「現実の危機から目を背けることを許す「免罪符」でしかない」と痛烈に指摘しています。

今回の授業シリーズでは、【導入編】と【実践編】に分けて本書を読み解き、
私たちがいま、本当に向き合わなければならない現実は何なのか、
より良い社会を作り出すためにはどうしたらいいか、対話を通して考えていきたいと思います。

今回の読書会は、新しい読書法として注目されているアクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)で、
分担して読む→まとめる→発表・共有化する→気づきを深める対話をするというプロセスを通し学びを深めていきます。
当日は、アクティブ・ブック・ダイアローグ協会のスタッフを務める荒川崇志さんが一緒に参加してくださいます。

【授業の流れ】
13:30 授業の紹介
13:40 アイスブレイク
13:50 アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)のやり方
14:10 ABDを体験!『人新世の「資本論」』の「はじめに」を読んでみる
14:20 リレープレゼン(発表・共有の時間)
14:40 ダイアローグ(本書から学びたいこと・皆で話したいことを対話する時間)
15:00 終了

※授業の流れは当日多少変更する可能性があります。
※事前に書籍を購入いただく必要はございません。

(授業コーディネーター 大澤悠季)

先生

[ アクティブ・ブック・ダイアローグ協会 スタッフ / 合同会社10 decades 共同代表 ]

荒川 崇志

京都府出身。
平成22年に京都府入庁、ファシリテーションスキルを活かし各種地域づくりに従事する。
平成25年に京都府退庁後、NPO法人場とつながりラボhome's viラボhome’s viの理事に就任。地域づくりに加えて、行政向け研修や、企業向け組織開発、観光地域づくりに従事した。近年では、各種組織における研修や勉強会、企業のイノベーション創出のファシリテーションを行う他、アクティブ・ブックダイアローグ協会認定ファシリテーター講座のファシリテーターを務めるなど、分野を広げながら地域や企業の支援に取り組んでいる。
令和2年より、合同会社10decadesの共同代表も務める。