シブヤ大学

【オンライン開催】しぶやフォーラム2020“プチ”

13:30-17:00
  • 鈴木 茂義、廣瀬 聡 [ブックファンドレイザー]、岩元 暁子 [日本ファンドレイジング協会 プログラム・ディレクター]、高橋 ケンジ、堀 潤 [ジャーナリスト・キャスター]、北村 文
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
紙とペン
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。
※2:この授業はZoomあるいはYouTube Liveで配信します。
※3:後日、申込みいただいた方に当日視聴していただくためのURLをお送りします。授業の3時間前になってもメールが届かない場合は、info@shibuya-univ.netまでお問い合わせください。
※本企画は全て、アイリス公式YouTubeチャンネルにてアーカイブが残ります。ご了承の上、ご参加ください。
本イベントは、渋谷区男女平等・ダイバーシティセンターアイリス主催となりますので、シブヤ大学の学生登録をせずに参加申し込みが可能です。シブヤ大学は、運営・講座企画等に協力しております。

本イベントは、ZoomとYouTube Liveで配信を行います。

当日の様子は全て、アイリス公式YouTubeチャンネルにて配信され、アーカイブが残ります。
Zoomで参加をご希望の方は、表示名やご発言などがアーカイブされることをご了承の上、お申込ください。
※YouTube Live参加(視聴のみ)をご希望の方は、申込は不要です。

第1部、第2部は質問や発言を行えるZoomでの参加枠を募っています。
Zoom参加をご希望の方は本ページよりお申込みください。(オープニングはYouTube Live配信のみ)

【アイリス公式YouTubeチャンネル(視聴者)】
https://www.youtube.com/channel/UCqStBTDEvxa3OzlTNTl9nVw

【Zoomでの参加用フォーム(参加者)】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeL5MP9B_mu247xJwISfCzJn7UYo2rjNmsmV0L60cbDfZ51aw/viewform?usp=sf_link

当日のURLはお申込みいただいた方へメールでお送りします。

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【「しぶやフォーラム2020」について】
男女平等、多様性社会の実現を目指して、共に考え、共に行動するためのイベントとして毎年開催している「しぶやフォーラム」。
今年は、感性症対策のため完全オンラインでの実施となりました。

社会に対して、何か行動したいと思っているみなさんへ向けた講座を用意しました。
渋谷区民の皆さんも、渋谷区を舞台に活動している皆さんも、全国各地で何かを新しく始めたいと思っている皆さんもぜひご参加ください。

感染症対策のために私たちの生活は、すっかり変化してしまいました。
それでも、社会を支える活動は止まっていません。
私たちの距離は離れてしまっていて、一見すると分断されているように見えるかもしれません。
そんな中でもオンラインの時代に則した活動の技術やアイディアを持っている人たちがたくさんいます。
参加者の皆さんと一緒に、今だからこそできる「多様性社会の実現」への行動を考えていきたいと思います。

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【スケジュール】
今回のイベントは3部構成となっています。気になる講座のみへの参加も可能です。
13:30~ オープニング「しぶやフォーラムってなんだ?」
     (YouTube Live配信のみ)
14:10~ 第1部「オンラインで、学びと交流の場をつくる方法を知る」講座
     (Zoom参加&YouTube Live配信)
15:40~ 第2部「コロナと孤独と新しいつながり方を考える」講座
     (Zoom参加&YouTube Live配信)
17:00 終了

※各回の間には5分程度の転換の時間がございます。

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【各講座の詳細について】
●オープニング「しぶやフォーラムってなんだ?」

オープニングとして、毎年行っている「しぶやフォーラム」とはどんな活動なのか、
過去のフォーラムの実行委員長が、みなさんにご紹介します。
来年は一緒に、フォーラムをつくってみませんか?
※こちらの講座は、録画の放送となります。YouTube Liveにて配信いたします。

ゲスト:鈴木茂義[しぶやフォーラム2018実行委員長]


第1部「オンラインで、学びと交流の場をつくる方法を知る」講座

第1部では、今の時代に必要な「オンラインでの学びと交流の場」を作る方法について、
改めて学んでいきます。

わたしたちの日常に「オンライン開催」はすっかり浸透してきました。
仕事の打合せ、大学の授業、そしてセミナーや講演、飲み会まで、さまざまなイベントがオンラインで開催されるようになりました。

オンラインイベントを開催するためのツールはたくさんありますが、わたしたちは、目的や内容、対象に応じて、それらを使いこなせているでしょうか?

感染症対策のために社会活動の休止を余儀なくされている方、社会状況の変化に伴い何か新しい活動を始めたい方など、オンラインでのイベントや活動に興味・関心のある方へ向けた講座です。

今回、ゲストとしてお話いただくのは、アジア最大のファンドレイジング・カンファレンス「ファンドレイジング・日本(FRJ)」を主催する認定NPO法人日本ファンドレイジング協会プログラム・ディレクターの岩元さんと、ボランティア・スタッフの廣瀬さんです。

ファンドレイジング・日本は、例年実会場で実施されており、全国から1000名を超える参加者が集う大規模なイベントでした。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全オンライン開催を早期に決定。基調講演から参加型ワークショップ、交流の時間まで、9日間で70を超える企画・セッションをすべてオンラインで実施しました。

「『オンラインでは、対面と同様の学びや交流は実現できない』と考えている方は少なくないと思います。私たちも最初そう思っていましたが、実際やってみたら、オンラインならではの良さ、利点もたくさんあることが分かりました。事実、FRJ2020オンラインでは、参加者の満足度も下がっていません」(岩元さん)

大規模イベントの成功のウラには、ボランティアの存在も欠かせませんでした。実会場のときは100名近いボランティアと共に作り上げていたファンドレイジング・日本。そのボランティアたちのパワーを、オンラインでどう活かすのか?ということも大きなチャレンジでした。

本講座では、オンラインで充実した学びと交流の場を実現するために必要となるツールの知識や事前準備、それを運営するためのチーム・ビルディングの工夫などについて学びます。
オンライン・イベントを開催していて「課題を感じている…」という方も、まだ一度も開催したことはないけれど「チャレンジしてみたい!」という方も、ぜひ一緒に学んでみませんか?

ゲスト:岩元暁子[日本ファンドレイジング協会]、廣瀬聡[バリューブックス]


第2部 「#わたしもたねをまく -コロナと孤独と新しいつながり方を考えるー」講座
※こちらの講座は、渋谷区男女平等・ダイバーシティセンター運営委員会企画の講座です。
渋谷男女平等・ダイバーシティセンター運営委員会は、目的が違う、様々な活動をする人たちがつながり、「ちがいをちからに」するために発信できるプラットフォームづくりに2019年から取り組んでいます。

これまで、ハッシュタグ「#わたしもたねをまく」で、皆さんが日ごろの活動のなかでどんな“たね”を撒いているのかを共有してきました。

2020年、新型コロナウイルスという未知の感染症により、日常を失うという体験を皆がしてきました。

未だに収束が見えないコロナ禍で、孤独、不安、困難などを抱える人たちが大勢います。

そんな人たちの悩みをすくい、オンライン・オフラインで、新しい共助の形を作り出していくにはどうしたらよいのでしょうか。長く地域でコミュニティづくりに邁進されてきた恵比寿新聞高橋ケンジさん、その盟友でジャーナリストの堀潤さんのお話を伺いながら、「わたしもこんなたねを撒きました」、「こんなことしたいけれど、どうしたらよいか」など、皆で知恵とアイディアを出し合い、新しいつながりを作る機会となることを期待しています。

講座の後半には、参加者の皆さんからの質問やお話を中心とした時間を作りたいと思っています。
「私はこういうことをやっています」というご自身についてのお話から、コロナ禍で感じた悩みについてのお話まで、皆さんの様々な思いを聞かせてください。

ゲスト:高橋ケンジ、堀潤、北村文(司会)

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【「しぶやフォーラム」の詳細について】
「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」に基づき策定される行動計画には、男女平等と多様性社会の推進のために様々な課題に対する取組みが盛り込まれています。その中の一つに、「女性のエンパワーメントと平等社会づくり」があります。
しぶやフォーラムは、この行動計画に基づき女性の活躍の場として、さらには渋谷に集う人々が協働し、目標に向かって一つのイベントを作り上げることにより、区民のエンパワーメントを図るものであります。
近年は、女性の地位向上だけでなく、性別に関わらずジェンダーやセクシュアリティに起因する問題解決をテーマに多様性社会推進をめざしています。
男女平等と多様性社会の実現をめざし、区民が共に考え、共に行動するための催しとして、毎年テーマを決めて開催されています。

先生

鈴木 茂義

公立小学校非常勤講師。自治体の相談員。元上智大学文学部非常勤講師。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。1978年茨城県生まれ。文教大学教育学部卒業。14年間の正規小学校教諭として勤務を経て現職。教員18年目。学校に勤務しながらLGBTと教育や多様性に関する講演活動を行なっている。

[ ブックファンドレイザー ]

廣瀬 聡

1959年広島県生まれ。世界でただ一人のブックファンドレイザー。
ネット古書店「バリューブックス」に勤務、本の寄付がNPOや大学への現金寄付になる仕組み「チャリボン」を担当してます。
紙の本、町の本屋、図書館の行く末をぼんやり考えながら仕事をしています。

[ 日本ファンドレイジング協会 プログラム・ディレクター ]

岩元 暁子

横浜市出身。上智大学文学部卒業後、マイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)にて営業として勤務、2010年6月退職。2011年4月より、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市にて、支援活動を開始。主に仮設住宅入居者の自立支援・コミュニティづくり支援に従事。2020年5月、石巻市内の仮設住宅解消を機に石巻での活動を縮小し、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会に入局。現在は、即戦力のファンドレイザーを育成する「ファンドレイジング・スクールや全国的な寄付啓発キャンペーン「寄付月間」の運営事務局を担当しながら、個人として、石巻での活動も継続している。

高橋 ケンジ

1975年生まれ。恵比寿を題材としたWEBマガジン「恵比寿新聞」を2009年に立ち上げる。恵比寿の街の情報以外にも、全国にローカルメディアをひろげる「地域密着新聞ネットワーク」の代表やアーバンファーミングを推奨するNPO団体「Urban Farmers Club」の理事を務めその他にも渋谷区初の地域子育てコーディネーターとして2016年から渋谷区非常勤職員として従事。2021年3月には「恵比寿の学校」を開校する。

[ ジャーナリスト・キャスター ]

堀 潤

1977年生まれ。元NHKアナウンサー。
NPO法人8bitNews代表理事/株式会社GARDEN代表
2013年ドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」制作。
TOKYO MX「モーニングCROSS」キャスター。
2020年3月映画「わたしは分断を許さない」(監督・撮影・編集・ナレーション)公開。

北村 文

津田塾大学学芸学部准教授。専門は社会学、ジェンダー研究、日本研究。ハワイ、香港、シンガポールでフィールドワークを行い、国境を超える日本の女性たちのエスノグラフィーを執筆。渋谷区在住。