表参道と山の手大空襲
日
10:00-12:00
- 千駄ヶ谷社会教育館
- 山陽堂書店
- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 参加対象
- どなたでも(親子での参加も歓迎です)
- 当日の持ち物
- 筆記用具
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。 - ※1:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2019年8月23日(金)10:00まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※2:持ち物⇒筆記用具
東京屈指の観光地として知られる、原宿の街には戦争の記憶が残されています。
表参道には、炎に包まれた歴史があり、今から74年前の1945年5月に米軍の爆撃により甚大な被害を受けました。
今回の授業の先生は、青山表参道で120年以上続く本屋、山陽堂書店。
書店の二階、三階にはギャラリーがあり、度々この街の歴史に関する展示が行われていました。
戦時中の青山表参道をテーマにした展示では、戦争体験者の言葉を読み、当時の写真を見ることもできます。
山の手空襲のあった日に、山陽堂書店に逃げ込んだというエピソードも残っています。
歴史を現代に残す山陽堂書店には、様々な背景を持った人が訪れます。
戦争を経験した世代の人々が、家族にも語らない記憶を言葉にすることもあるそうです。
当日、お話しいただく書店員さんは、世代の異なるお二人。
家族で伝わっているエピソードや街の人々から聞いた体験について、歴史あるお店に残る表参道周辺の写真などを提示しながらお話しいただきます。
この授業のテーマは「表参道と空襲」ですが、もう一つ考えたいことがあります。
それは、「記憶の継承」です。
この授業をコーディネートした私は29歳で、戦争の体験を十分に引き継いでいません。
戦時中の体験を語ることのできる人々が、少なくなっている現在で、過去の記憶をどのように繋いでいくことができるのでしょうか?
大きな悲劇のあったアウシュビッツ強制収容所でも、当時の体験を持つ人々が少なくなってきているそうです。
現在では、記憶を繋ぐために様々な工夫が行われています。
デジタル技術を使った記録や語り手の養成など。
詳細な知識を勉強していれば、国籍や背景に関わらず語り手になることができます。
日本人の語り手もいるのです。
この授業は、表参道に愛着のある人も、そうでない人も参加してほしいです。
戦争体験をした人やその関係者だけでなく、知識を共有すれば全ての人が語ることができ、記憶を継承が可能なのではないかと思うのです。
大人だけでなく、親子でもご参加いただける授業です。
この夏、街の歴史に触れてみませんか?
【授業内での上映資料】
『青山に空襲があった-街角の書店から-』 上映会(25分/2015年)
語り 清水 浜子 聞き手・考証 山本 唯人
企画・製作 東京大空襲・戦災資料センター 東京大空襲証言映像プロジェクト 記録同人
【スケジュール】
受付開始 9:30
授業開始 10:00
授業終了 12:00
※授業後のアンケートにご協力ください
(授業コーディネーター:田中佳祐)
表参道には、炎に包まれた歴史があり、今から74年前の1945年5月に米軍の爆撃により甚大な被害を受けました。
今回の授業の先生は、青山表参道で120年以上続く本屋、山陽堂書店。
書店の二階、三階にはギャラリーがあり、度々この街の歴史に関する展示が行われていました。
戦時中の青山表参道をテーマにした展示では、戦争体験者の言葉を読み、当時の写真を見ることもできます。
山の手空襲のあった日に、山陽堂書店に逃げ込んだというエピソードも残っています。
歴史を現代に残す山陽堂書店には、様々な背景を持った人が訪れます。
戦争を経験した世代の人々が、家族にも語らない記憶を言葉にすることもあるそうです。
当日、お話しいただく書店員さんは、世代の異なるお二人。
家族で伝わっているエピソードや街の人々から聞いた体験について、歴史あるお店に残る表参道周辺の写真などを提示しながらお話しいただきます。
この授業のテーマは「表参道と空襲」ですが、もう一つ考えたいことがあります。
それは、「記憶の継承」です。
この授業をコーディネートした私は29歳で、戦争の体験を十分に引き継いでいません。
戦時中の体験を語ることのできる人々が、少なくなっている現在で、過去の記憶をどのように繋いでいくことができるのでしょうか?
大きな悲劇のあったアウシュビッツ強制収容所でも、当時の体験を持つ人々が少なくなってきているそうです。
現在では、記憶を繋ぐために様々な工夫が行われています。
デジタル技術を使った記録や語り手の養成など。
詳細な知識を勉強していれば、国籍や背景に関わらず語り手になることができます。
日本人の語り手もいるのです。
この授業は、表参道に愛着のある人も、そうでない人も参加してほしいです。
戦争体験をした人やその関係者だけでなく、知識を共有すれば全ての人が語ることができ、記憶を継承が可能なのではないかと思うのです。
大人だけでなく、親子でもご参加いただける授業です。
この夏、街の歴史に触れてみませんか?
【授業内での上映資料】
『青山に空襲があった-街角の書店から-』 上映会(25分/2015年)
語り 清水 浜子 聞き手・考証 山本 唯人
企画・製作 東京大空襲・戦災資料センター 東京大空襲証言映像プロジェクト 記録同人
【スケジュール】
受付開始 9:30
授業開始 10:00
授業終了 12:00
※授業後のアンケートにご協力ください
空襲で焼け残った、戦後まもなくの山陽堂書店
昭和11年頃の表参道(道路の向こうが明治神宮、灯篭が出来たばかりで白い)©橋本栄
(授業コーディネーター:田中佳祐)
先生
山陽堂書店
表参道の街で120年以上続く、老舗書店。
1891年 開業。
1945年、戦時下の空襲被害を受けるが、建物は焼け残る。
1963年、東京オリンピックのための青山通り道路拡張のため山陽堂の3分の2が削られ、谷内六郎氏の壁画のある建物に。
2011年、山陽堂120周年、ギャラリー併設の書店としてリニューアルオープン。
http://sanyodo-shoten.co.jp/index.html
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-22
教室
千駄ヶ谷社会教育館
JR総武線千駄ヶ谷駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。
社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。学習室(大・中・小)、和室、茶室、料理室、託児室、談話コーナー兼展示室、図書・資料室、印刷・サークル室、体育室兼音楽室 などがある。
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。
施設案内ページ
- 所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-6-5
電話: 03-3497-0631
最寄り駅:JR総武線千駄ヶ谷駅徒歩7分、地下鉄大江戸線国立競技場駅徒歩5分
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。