シブヤ大学

紋切り、あそぼう。~紋切りワークショップ~

15:30-18:00
  • kurkku library(クルック ライブラリー)
  • 下中 菜穂 [エクスプランテ]
参加費
無料
定員
18名
参加対象
紋切りをやってみたい方。

当日の持ち物
材料費、茶・菓子代として、お一人あたり「1,500円」、カッター、ハサミ(両方ともごく普通のもの)、眼鏡(必要な方のみ)、筆記用具をご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【材料費】1,500円(茶・菓子代を含みます。当日受付にてお支払い下さい。)
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は10月9日(火)に行います。(抽選予約受付は10月8日(月)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、10月18(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
※3:授業内で撮影した写真および映像は、後日クルックHP内で掲載されますので、予めご了承下さい。
「紋切りあそび」。これは、江戸時代からある「紙切り遊び」のこと。紙を折り、型紙通りに切り抜いて「紋」を作ることができます。紋とは、簡単に言えばさまざまな「文様」のことで、江戸時代から昭和の初期までは、日常の遊戯として暮らしの中に溶け込み、楽しんでいました。ちょっとのことにもデザインにこだわる現在の私たち日本人のルーツは、こんなところから来ているのかもしれません。

今回は、そんな「紋切りあそび」のワークショップです。手の中から次々と生まれる美しい文様は、祖先の自然観や暮らしぶりを窺わせるものばかり。長い年月、さまざまな人の工夫や営みを経てつくられた「日本のカタチ」を活かして、日常の中でも作品づくりを楽しんでみてください。

また、作った紋きりを使って、「行灯(あんどん)」を作ってみたいと思います。夜が暗く長かった江戸時代、庶民は影絵や回り灯籠など、光と影を存分に楽しむことを知っていました。
ワークショップが終わる日暮れ頃、出来た行灯にあかりを灯し、みんなでお茶を一杯!そんな、夜長な秋の時間を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

【授業の流れ】
■15:30〜16:00
下中先生から紋のお話

■16:00~17:30/製作
どんな作品ができるでしょう?

■17:30~18:00/展示&発表
あんどんに光を灯してみましょう。薄闇が夜になっていくこの時間。
みなでお茶を飲みながら作品に灯りをいれましょう。

【注意事項】
                         
※1:当日の授業では、材料費、茶・菓子代として、お一人あたり「1,500円」を頂戴致します。
※2:カッター、ハサミ(両方ともごく普通のもの)、眼鏡(必要な方のみ)をご持参下さい。                               

先生

[ エクスプランテ ]

下中 菜穂

いったん忘れられていた、江戸時代の「紋切りあそび」と出会い、その復興と新しい可能性の発見に力を注いでいる。『シリーズかたち・紋切り型』(エクスプランテ刊)を出版。国内外でワークショップや展覧会を開催し、「紋切りあそび」を通して「かたち」に込められた祖先の暮らしぶりや文化、自然観などを紹介。文様を暮らしの中で楽しむ生活文化を現代に蘇らせるべく活動している。造形作家、イラストレーター、出版業、東京造形大学講師、「昭和の暮らし博物館」運営委員。「一本の樹プロジェクト」「くさっぱら公園」「日本中の土で絵を描きたいプロジェクト」など、身近な自然や暮らし、町づくりに関わるプロジェクトを「ものづくり」の視点から展開している。

<主な著書>
■『シリーズかたち・紋切り型』
「花之巻」「風之巻」「月之巻」「雪之巻」「昭和モダン」「らくらく之巻」「めでたづくし」「ものづくし」「文様切り型」「中国のめでたいかたち」「日本のめでたいかたち」など16冊。(エクスプランテ刊)
■近刊「切り紙 もんきりあそび」(宝島社)
■「豆紋」(エクスプランテ刊)
■「蝶の図案」「韓国のかたち」(仮)などを準備中。

教室

kurkku library(クルック ライブラリー)

kurkku(クルック)とは、フィンランド語で「きゅうり」のこと。快適で環境にも良い未来へシフトしていくための、消費や暮らしの在り方を考えるプロジェクトの名前です。現在クルックは、神宮前に5つのお店を構え、それぞれのショップには、それぞれ違ったストーリーをもつ商品や食があります。クルックではそれらのストーリーを知ることが、環境を考えるきっかけになれば、と思っています。

クルックライブラリーは店舗のひとつ。身のまわりの全ての”環境”について知り、考えることを重視した本屋です。そうした文字を通しての経験が積み重なり、それぞれの人生の糧となり、やがて互いの環境に作用を及ぼしあい関係を築いていけることがライブラリーにとってのエコロジーだと捉えています。ライブラリーの空間の中で不定期にワークショップも開催しています。詳しくはkurkkuオフィシャルHPをご覧下さい。

所在地
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-18-21
電話:03-5414-6999