「森」をつくる。2017
～明治神宮の森でどんぐり拾い 12～

現代の私たちの生活では、スマートフォンやタブレットなど
画面の中の世界はもはや手放せないものになっています。

都会の中に暮らしていると自然を感じる機会があまりないように思えますが、
なんと渋谷のまちの中に明治神宮の森はあります。

実際に歩いて、見て、触れて、感じる。
画面の中では分からない自然を感じることができるのではないでしょうか？

明治神宮の森を授業会場にした「『森』をつくる。」はシブヤ大学開校以来続いていて
今年で12回目を迎えます。



明治神宮の森は大正時代初期に当時の学者たちが、
「100年後に自生するような森をつくろう」と試みから生まれました。
実は、東京オリンピックが開催される2020年が、記念すべき100年後、明治神宮鎮座100周年に当たります。

明治神宮の森をつくり、守る活動をしているのが今回の授業の先生であるNPO法人 響です。
NPO法人 響では緑化推進活動として明治神宮の森で拾ったどんぐりから苗木を育て、全国の森へ届けています。

この授業ではどんぐりを拾ったり、
NPO法人 響の先生と共に森や環境について学んだりしながら明治神宮の森を巡ります。
その後はどんぐりの選別を行い、新たな森をつくるお手伝いをします。



自然が好きな方もそうでない方も、昔の思い出と共に懐かしいような時間を過ごすことが出来ると思います。
もちろんお子様とご一緒での参加も大歓迎です！

画面の中の世界と都会の喧騒から離れて、
明治神宮の森で100年の歴史を感じ、どんぐりを通して未来へ自然を繋いでみませんか？

（授業コーディネーター：橋本美波、森岡遥）


【授業の流れ】
■10:00
　表参道に面した【明治神宮 神宮橋】前集合 
■10:10～
　境内散策（正参道⇒本殿参拝⇒西参道⇒西芝地）
■11:30～
   昼食（原っぱにて新宿のビル郡を眺めながら･･･ちょっとお昼寝も。森や命を感じましょう！） 
■13:00～
   森でどんぐり採取
■14:00～
   どんぐりの選別 ／育成場所の見学 ／好きな苗を選んでどんぐりの里親に 
■15:30
   終了
 （明治神宮の混雑状況や天候次第でスケジュールが変更になる可能性があります。）