シブヤ大学

思いやりが社会を変える
〜ソーシャルアクションから生まれたジュースを飲みながら、やりたいことを社会につなげてみよう!〜

17:00-19:30
  • ホープ就労支援センター渋谷
  • 羽塚 順子 [MotherNessPublishing代表]
参加費
500円
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:本授業の抽選は2017年8月30日(水)に行います。 (抽選予約受付は8月29日(火)24時までとなります。) 
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2017年9月8日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
みなさん、「コールドプレスジュース」ってご存知ですか?
野菜や果実を低温低圧で圧縮し、
酵素やビタミンを壊さずエキスのみを絞り出したジュースのことです。
「体内をクレンズするジュース」として、セレブやモデルさんたちが飲んでいると紹介されていますね。
でもこれ、だいたい一杯1,000円以上するんですよね。。。
正直、手が出せません…

ところがこれを、一杯500円で飲めるところがあるんです!
しかもそこでは、障害のある人たちが、無農薬の畑の手入れと販売に関わっているんです。

それが、今回の教室である渋谷まる福(ホープ就労支援センター渋谷)。
渋谷区唯一の就労継続支援A型の福祉施設です。

ここのカフェで飲めるのが、そのコールドプレスジュース、「mother juice(マザージュース)」。
「飲む人、つくる人、売る人」が支え合うソーシャルな仕組みが、
2016年度のグッドデザイン賞を受賞した商品です。

このジュースをプロデュースされたのが、今回の先生、羽塚順子さんです。
羽塚さんの活動は多岐にわたりますが、
そのどれもが 福祉施設等で働く障害のある人や被災者、児童養護施設出身者など、
社会的に弱い立場にある人たちの仕事づくりと自立につながる活動で、
2015年にもグッドデザイン賞を受賞されています。

もともと中学校の特別支援学級で自閉症児を教えていた羽塚さんは、
ご自分のお子さんの成長に合わせて仕事を変え、
営業職やライターなど、福祉や教育の世界からはずっと離れていました。
しかし、子育てが一段落したいま、
これまでやってきた仕事と、もともとやりたかった福祉の仕事をつなげて、
新しい価値をどんどん生み出しています。 

この授業では、羽塚さんのお仕事について、
特に、現在やられている”想い”を”カタチ”にしていくプロデュース業について
お聞きしたいと思います。

また、このジュースを販売している
「ホープ就労支援センター渋谷」の代表・加藤 敦さんにもお話しをうかがいます。
加藤さんも、様々な仕事を経験したのち、福祉施設を立ち上げてNPOの理事長になられました。
良い意味で、「福祉施設らしくない取り組み」をやってらっしゃる加藤さん。
このジュースを渋谷に新しく出来た高級ホテルに卸したり、
有名なパン屋さんとコラボして防災食品を作ったりと、
福祉施設から生まれる持続可能な仕組みを
常に考えていらっしゃるそうです。


羽塚さんのホームページに書かれているコピー
「思いやりが社会を変える」
お二人のお話しを聞きながら、
自分になにができるのか、
“想い”を“カタチ”にするにはどうすればいいのか、
一緒に考えてみませんか?

・自分のやりたいことを実現させたいひと 
・社会に対してなにかアクションを起こしたいひと 
・それを持続可能な仕組みにしたいひと
ぜひご参加ください。


【授業の流れ】(予定)
16:45  受付開始
17:00  マザージュースを飲みながら授業開始
     シブヤ大学とは?
     グループに分かれて「なぜこの授業に参加しようと思いましたか?」
     先生紹介
17:30  羽塚さんの仕事について
17:50  加藤さんの仕事について
18:10  マザージュースはどのように生まれたか
18:30  ワークショップ「やりたいことを実現させるには?」
19:00  発表とディスカッション
19:30  授業終了、記念撮影
※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。

【注意事項】
・マザージュース代として、当日500円をご用意ください。(現金のみで、お釣りのないようにお願いします。)
・授業の内容や進行は、変更する場合があります。

(授業コーディネーター:吉川真以)

先生

[ MotherNessPublishing代表 ]

羽塚 順子

公立中学校の身障学級(現・特別支援学級)にて自閉症児を指導後、結婚、出産、リクルートホールディングスの法人営業職等を経て、フリーで経営者や著名人を2000人以上取材、書籍・雑誌・Webなどで執筆。取材先の経営者と農家と福祉作業所をつないだ企画をきっかけに複数のプロジェクト発起人として活動。社会的に弱い立場の人たちと共に生きる母性社会づくりをライフワークにする。市民寄付による児童養護施設出身児童の進学支援プロジェクト「カナエール」、世界遺産の技術を習得した知的障害者の和紙プロジェクト「一越紙」、地域の福祉施設が連携運営する現代美術館アーツ前橋のミュージアムショップ「mina」、被災地の福祉施設で障害者が職人技を身につける「PReNippon」、ウェルフェアトレードのイベントプロデュース「GOENenenPROJECT」の立ち上げなどを手がける。2015年、企業のCSR事業でグッドデザイン賞受賞。ソーシャルファームを目指す自主事業「mother juice」で2016年グッドデザイン賞受賞。
MotherNess

教室

ホープ就労支援センター渋谷

渋谷区で唯一の「障害者就労継続支援A型事業所」。
国の障がい者自立支援法に基づいた事業施設で、一般企業への就職が困難な障がい者(精神・知的・身体)に就労機会を提供し、職業訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。A型事業所は障がい者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障しています。
また、1階にはイートインカフェ「渋谷まる福」があります。

所在地
東京都渋谷区笹塚2-16-1