シブヤ大学

女性だけで聞く&語る。
震災時の安心と安全

14:00-16:30
  • 千駄ヶ谷社会教育館
  • 浅野 幸子 [減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表]、中野 宏美 [特定非営利活動法人 しあわせなみだ 代表]
参加費
無料
定員
30名
参加対象
女性

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:女性限定の授業といたします。
※2:講演では加害内容に触れる話もでてきます。ご自身を大切にして参加してください。
※3:筆記用具をお持ちください。
※4:授業の内容や進行は、多少変更する場合があります。
※5:本授業は、授業中の撮影はいたしません。また、テーマの深刻性に配慮して、レポートを控えさせていただく予定です。
※6:本授業の抽選は2017年5月10日(水)に行います。 (抽選予約受付は5月9日(火)24時までとなります。) 
※7:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2017年5月19日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
東日本大震災があってから、災害対策について色々なことを学びました。
家の強度を確かめておくこと、防災グッズを備えること、避難所がどこにあるか調べておくことなど
実践している人を、まわりでも多く見かけます。

しかし、語られにくいもうひとつの問題があります。
災害時は、性暴力の発生するリスクが高まるといわれているのです。

支援団体らの尽力により、先の大震災での被害の実情が明らかになり
東日本大震災に続いて熊本地震でも、公共団体などから注意を促す呼びかけがありました。

しかし、性暴力は被害にあっても誰にもそのことを相談していないケースが
67.9%(※平成26年内閣府調査)と表に出にくく
それだけに、まだまだ知っている人は少ないように思います。

この事態について、できることを考えました。
私にとって容易には扱えない、とても難しいテーマでしたが
そんなとき、縁あって講師をお願いできる方と出会うことができました。

そして、小さいけれど、まず“知る”ことからはじめよう。
そう思って、授業を開くことにしました。

授業では、力強いおふたりの先生が来てくださいます。

多様な視点をもちあわせた災害の復興支援、防災の体制づくりにとり組まれる
「減災と男女共同参画 研修推進センター」共同代表の浅野幸子さん
性暴力ゼロの社会に向けてさまざまな活動をする
特定非営利活動法人「しあわせなみだ」代表の中野宏美さんです。

まず中野さんから、「そもそも性暴力とは何か」ということから
「加害が生みだされる社会構造」まで、「性暴力について全体のこと」を
次に浅野さんから、「特に災害時にリスクが高まるといわれている理由」と
「過去の震災で報告された被害のケース」
そして、「災害時、誰もが安心して過ごせる環境をつくるためにはどうすればいいのか」
「一住民として私たちにできることは?」などのお話をしていただく予定です。

さらに、後半は数人のグループに分かれて
お互いに感じたことや気づいたことを話し合う時間にできたらと考えています。

なお、性暴力は社会問題ともいわれており、老若男女に通じるテーマと思いましたが
とても深刻で複雑な問題であるため、今回は女性限定の授業とさせていただくことにしました。

身近な人の安全を守るため、社会問題を見つめたい、防災対策の一環にetc.
もちろん、参加のきっかけはさまざまだと思います。
一緒に、“知る”ことができたら嬉しいです。

【授業の流れ】
13:40 受付開始
14:00 はじめに
14:05 講師紹介
14:10 講師の講演
15:15 質問タイム1
15:30 休憩
15:40 グループ分け
15:45 グループで話し合い
16:10 話し合いのシェア
16:20 質問タイム2
16:25 アンケート
16:30 終わり

(授業コーディネーター:星野真希子)

【注意事項】
※:女性限定の授業といたします。
※:筆記用具をお持ちください。
※:授業の内容や進行は、多少変更する場合があります。
※:本授業は、授業中の撮影はいたしません。また、テーマの深刻性に配慮して、レポートを控えさせていただく予定です。

先生

[ 減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表 ]

浅野 幸子

早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員。大学非常勤講師。阪神・淡路大震災ではNGOのスタッフとして、在宅避難者・仮設住宅・全焼地域の復興まちづくり協議会の支援などに4年間従事。その後、非営利組織の職員として働きながら法政大学院修士課程修了(政策科学修士)。2011年6月に発足した東日本大震災女性支援ネットワークの活動に参加。2014年4月より、後継団体である、「減災と男女共同参画 研修推進センター」共同代表。主な分野は地域防災。ここ数年、年間100前後の防災講演・講座・研修を各地で行っている。

減災と男女共同参画 研修推進センター

[ 特定非営利活動法人 しあわせなみだ 代表 ]

中野 宏美

1977年東京生まれ。東洋大学大学院社会学研究科修了。社会福祉士。精神保健福祉士。友人がDVに遭ったことをきっかけに、できることから始めようと決意。「2047年までに性暴力をゼロにする」ことを目指して、2009年「しあわせなみだ」を立ち上げる。2011年にNPO法人化。現在は、性暴力等に遭った方を応援する【Cheering Tears】、性暴力等に遭った方を美容の力で輝かせる【Beautiful Tears】、性暴力ゼロを実現するために社会に働きかける【Revolutionary Tears】を展開。2011年女性デープレゼンコンテスト「女性デー特別賞」受賞。2013年度東京都「性と自殺念慮調査委員会」委員。

特定非営利活動法人 しあわせなみだ

教室

千駄ヶ谷社会教育館

JR総武線千駄ヶ谷駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。学習室(大・中・小)、和室、茶室、料理室、託児室、談話コーナー兼展示室、図書・資料室、印刷・サークル室、体育室兼音楽室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。

所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-6-5
電話: 03-3497-0631
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄り駅:JR総武線千駄ヶ谷駅 下車 徒歩7分 
地下鉄大江戸線国立競技場駅徒歩5分

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net