シブヤ大学

車いすでお茶しない?

13:00-17:00
  • 渋谷区障害者就労支援センター「ハートバレーしぶや」
  • 大塚 訓平 [株式会社オーリアル 代表取締役、NPO法人アクセシブル・ラボ 代表理事]、是永 小百合 [フリーライター]、千葉 俊之、野崎 圭一郎 [渡り鳥サラリーマン]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具、カメラ(気になったところを写真におさえていただき、あとから共有する為です。スマートフォンに付いているカメラなどでも大丈夫です)、必要な場合は雨具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:本授業の抽選は2017年4月26日(水)に行います。(抽選予約受付は4月25日(火)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2017年5月12日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※3:雨天決行/荒天中止(万が一中止の場合には、学生登録いただいているメールアドレス宛に、シブヤ大学事務局より【5/13(土)AM8:00】までにご連絡させて頂きます。また、シブヤ大学のニュースにも掲載します。
先日、車いすに乗った人から、こんなことを聞きました。


たとえば、10階建てのデパートだったとして、
買い物したい階が3階にあったとき、
1階から3階まではスムーズにエレベーターに乗れるんですが、
3階から下に降りようとすると、エレベーターが満員で乗れないことが多くて、
待っても待っても乗れないから、
一旦、最上階まで上がってから降りるんですよ。


わ、大変!!
それじゃあ、いくらエレベーターがあるからって、全然「バリアフリー」じゃないじゃん!

…と思いました。

よく言われる事ですが、物理的な段差をなくすことだけが「バリアフリー」じゃないですよね。
でも、いざ困っている人を目の前にしたとき、「もしかしたら、余計なお世話かな??」…と思ってしまったり、なかなか自分の中に実感を持っていないと、行動に移せないこともあると思うんです。

「じゃあ、1回自分たちも車いすに乗って、街歩きしてみましょ〜!」


ってのが、今回の授業です。
当日は、車いすでの外出をし易くする活動等をしている「NPO法人アクセシブル・ラボ」の代表、大塚訓平さんから、活動のご紹介や、車いすの種類、使い方についてレクチャーをしていただきます。そのあと、アクセシブル・ラボに登録している車いすユーザーの方々を先生に、実際に車いすに乗って街歩きをしてみます。
散策の途中には、どこかのカフェに入ってみようと思います。
晴天を願うばかりですが、もちろん、雨天でも決行しますよ!

歩き慣れた渋谷の街は、車いすで歩いてみるとどんな街なのか!?
2020年に東京オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたって、
「バリアフリー」について、一緒に考えてみませんか?

【タイムスケジュール】(予定)
12:45 受付開始
13:00 授業開始
    ・シブヤ大学とは?
    ・参加者自己紹介
13:30 講義
    ・NPO法人アクセシブル・ラボとは?
    ・車いすの種類について
    ・車いす使い方レクチャー
14:00 車いすでお茶しに行こう!
    ・チームに分かれて、指定されたポイントを街歩きしていただきます。
     ※車いすは2人に1台、交代制。
16:00 教室に戻り、振り返り
17:00 授業終了、記念写真
    ※授業終了後、アンケートへのご協力をお願い致します。

(授業コーディネーター:吉川真以)




障害者目線で広く一般市民及び何らかの障害をもつ人々に対して、バリアフリー、アクセシブルな環境づくりの提案及びその情報提供、並びに心の教育に関する事業を行い、障害の有無に関わらず、みんなが笑顔で楽しく外出できる社会づくりを目指し、様々な活動を行なっているNPO法人。

 




 本授業はTokyo Good Manners Projectとのコラボレーション講座です。


  TGMPでは、東京で暮らす一人ひとりが自分たちのグッドマナーに誇りを持ち、
  東京を訪れる世界中の人々に文化としてのグッドマナーを楽しんでもらうために
  “TOKYO GOOD“というコンセプトを掲げ、さまざまなアクションを
  起こしていきます。




 

先生

[ 株式会社オーリアル 代表取締役、NPO法人アクセシブル・ラボ 代表理事 ]

大塚 訓平

1980年栃木県宇都宮市生まれ。拓殖大学を卒業後,東京にて大手分譲マンションデベロッパー扶桑レクセル株式会社(現・株式会社大京)で3年間経験を積み、2006年に地元栃木県に戻り、25歳の時に不動産業(株式会社オーリアル)で独立。 2009年に、不慮の事故により脊髄を損傷。車いすでの生活になったことで、障害者の住環境整備にも注力。 2013年に、障害者の外出環境整備事業に取り組むNPO法人アクセシブル・ラボを設立し、様々な企業や団体、自治体などで講演・セミナー活動も積極的に行っている。 「命あればあとはかすり傷」をモットーとし、健常者・障害者のどちらも経験しているという、独自の目線で会社ではハード面、NPOではソフト面のバリアフリーコンサルティング事業を展開中。

[ フリーライター ]

是永 小百合

電動車いすユーザー。先天性の障害があり、これまで数え切れないほどの骨折や病気を経験。今まで何度ももうダメだ…と思う度に、どうにか元の生活に戻れて思うのは、「人間、意外と死なない」。生きていればイイコトあるってことだった。手話通訳、DTPオペレーター、OLといろんな仕事を経験。もうそろそろ楽しいことだけして生きていきたいと思う今日この頃。映画と芝居と旅行が好き。映画「かもめ食堂」な暮らしを目指す、北欧好きなオトナ女子。車椅子でも利用できる飲食店の調査・情報発信や、NPO法人アクセシブル・ラボのメンバーとしての活動も行っている。

千葉 俊之

21歳の夏に交通事故に遭い、車椅子を使って生活しています。2008年、一年間のアメリカ合衆国滞在時に、米国で生活する車椅子ユーザー22名のお宅を訪問して生活の様子をインタビューしたのをきっかけとして、帰国後に首都圏で暮らす車椅子ユーザーの生活について分析しました(日本ヘルスコミュニケーション学会雑誌第6巻第1号:重度頸髄損傷者の生活の再編成プロセスの分析)。東京大学大学院医学系研究科満期退学。現在、頸髄損傷者の障害の受容と生活の質との関係について研究しながら、車いすでも利用できる飲食店の調査・情報発信や、NPO法人アクセシブル・ラボのメンバーとしての活動も行っています。趣味はドライブと映画鑑賞です。

[ 渡り鳥サラリーマン ]

野崎 圭一郎

1980年埼玉県生まれ。現在、キヤノン(株)勤務。大学卒業後、住友化学(株)、三菱重工業(株)、サントリーフーズ(株)、(株)東芝、キヤノン(株)と渡り歩く、渡り鳥サラリーマン。三菱重工業(株)勤務中の2010年、不慮の事故により脊髄を損傷、以後車椅子生活となる。約1年半のリハビリ後、サントリーフーズ(株)にて社会復帰し、以降もより良い労働環境と仕事を求めながら、健常者とまったく同じ仕事をこなす日々を送っている。その傍ら、車椅子でも利用できる飲食店の調査・情報発信や、NPO法人アクセシブル・ラボのメンバーとしての活動も行っている。

教室

渋谷区障害者就労支援センター「ハートバレーしぶや」

障害者の就労の機会の拡大と、安心して働き続けられるように、雇用・福祉・教育等の関係機関と連携し、就労とそれに伴う生活に関する相談、助言、情報提供等を行っています。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(11:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。

所在地
住所:東京都渋谷区神南1-19-8
※授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局 までお願いします。