シブヤ大学

思考スイッチ~『はだかの王様』さえも見えない、思考停止した僕らの時代~

12:00-15:00
  • 表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー
  • 伊藤 剛 [asobot inc.代表 / シブヤ大学 理事]、森 達也 [映画監督・ドキュメンタリー作家]
参加費
無料
定員
200名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
筆記用具をご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。    
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
「新しい時代のカタチを考える」をコンセプトに、世の中の出来事を身近な問題として考える“きっかけ”を提案していくジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』。そのコンセプトをもとに、昨年9月のシブヤ大学開校時に行った『GTゼミナール』を、約一年振りに開催いたします。

今回の授業テーマは「リテラシー」。私たちが日々溢れる情報に対して「思考停止」に陥らないためのヒントを考えていきたいと思います。
例えば、「ヨガの先生はベジタリアン」「ロシア人は笑わない」「イスラム教徒は怖い」などの先入観。実際に体験したわけではないのに抱いているイメージ。私たちは思っているよりもその理由を知らず、意外にもあいまいなことを「前提」にしたまま生活しています。それがまさに思考停止の第一歩です。

授業は3部構成。特別ゲストには、オウム真理教を通して現代の日本社会をテーマにしたドキュメンタリー映画『A』や書籍『ドキュメンタリーは嘘をつく』などの作家・森達也氏を迎え、<知る><見る><聞く>の3つのキーワードをもとに、この停止状態を少しずつ解きほぐしていきたいと思います。

世界が完全に思考停止してしまう前に、考え続けるきっかけを。この『GTゼミ』が、そんな思考のスイッチになることを願って。

例えば、虹の色は何色ですか?

【授業の流れ<予定>】
第1部:<知る><見る>を考える 先生:伊藤剛
第2部:<聞く>を考える 先生:森達也氏
第3部:伊藤剛×森達也氏 対談&質疑応答


【お申込頂きました皆様へ】


今回、本授業へご参加頂くにあたり、事前に以下の「宿題」のご提出をお願いいたします。皆さまから頂く回答は、当日の授業進行の参考とさせていただきます。詳細につきましては、下記の通りです。

<宿題>
Q1:本ゼミナールの受講動機は何ですか?
Q2:『GENERATION TIMES』本誌をご覧になったことはありますか?ある場合、どの号をご覧になりましたか?
Q3:伊藤剛、森達也両先生に対して、質問したいことがあれば事前にお教えください。
Q4:あなたが、もしくはあなた自身が「これは先入観かもしれない」と思うこと。またその理由を教えてください。
例)先入観:ロシア人は笑わない/理由:映画で観る人物が冷徹なイメージだから。

<提出先>
GENERATION TIMES編集部
E-mailアドレス: info@generationtimes.jp

<注意事項>
1.メールタイトルを「シブヤ大学授業・宿題」とし、上記のアドレス宛にお送りください。
2.宛先はシブヤ大学事務局宛ではなく、「GENERATION TIMES編集部」となりますので、お間違いのないよう、ご注意下さい。

<提出期限>
2007年9月9日(日)

尚、ご質問等ございましたら、同じく上記同様、GENERATION TIMES編集部(info@generationtimes.jp)宛お問合せ下さい。

先生

[ asobot inc.代表 / シブヤ大学 理事 ]

伊藤 剛

1975年生まれ。大学卒業後、外資系広告代理店を経て2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。ジャーナル・タブロイド誌「GENERATION TIMES」の創刊や、「シブヤ大学」の設立など、「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーションプロジェクトを手掛ける。
また、東京外国語大学・大学院「平和構築・紛争予防専修コース」では、広告PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「ピース・コミュニケーション」を担当している。
主な著書に『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか』(光文社)、編著に『被災地デイズ』(弘文堂)、『earth code ー46億年のプロローグ』(ダイヤモンド社)などがある。

[ 映画監督・ドキュメンタリー作家 ]

森 達也

1956年5月広島県呉市生まれ。立教大学法学部入学後、俳優、不動産、広告会社など様々な職種を経て、テレビ番組制作会社に入社。1998年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、各国映画祭に出品し、海外でも高い評価を受ける。2001年、続編「A2」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。以降、執筆を続けながら、フリーランスのディレクターとして「放送禁止歌」「1999年のよだかの星」「ドキュメンタリーは嘘をつく」などテレビ・ドキュメンタリーの制作も並行する。

著書に『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』、『クォン・デ〜もう一人のラストエンペラー』『世界が完全に思考停止する前に』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい』(晶文社)、『下山事件』『東京番外地』(新潮社)、『池袋シネマ青春譜』(柏書房)、『いのちの食べかた』『世界を信じるためのメソッド』(理論社)、『戦争の世紀を超えて』(講談社)、『ドキュメンタリーは嘘をつく』(草思社)、『王様は裸だと言った子どもはその後どうなったか』『ご臨終メディア』(集英社)、『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)など多数。


教室

表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー

表参道のランドマークとして親しまれてきた「旧同潤会青山アパート」の再開発事業として2006年2月にオープンした複合施設。「メディアシップ」をコンセプトとし、人、街、世界をつなぐ「メディア」として、最先端のファッション、アート、ライフスタイルを発信し、高感度な人々が世界中から集まる場となっている。
設計は、建築家の安藤忠雄氏。建物の高さは、表参道のケヤキ並木と同程度に抑え、屋上や北側壁面などできる限りの緑化をすすめている。中心となる商業施設の本館地下3階から地上3階までの6層の吹抜け空間を囲む表参道とほぼ同じ傾斜のスロープ、「第2の表参道」には路面店感覚で店舗が配置され、街歩きの楽しさを演出。歴史ある街の記憶を継承し、新たな時代のランドマークへと成長していくことが期待されている。

所在地
渋谷区神宮前4-12-10 
表参道ヒルズ 本館 地下3階 スペースオー
電話番号: 03-3497-0281
最寄り駅:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」5出口より徒歩3分
JR山手線「原宿駅」明治神宮口より徒歩7分
お客様用駐車場:182台
*満車の場合もございますので予めご了承の上、ご利用くださいますようよろしくお願いいたします。