シブヤ大学

松田高加子の「映画音声解説ゼミ」

13:00-14:30
  • ケアコミュニティ・原宿の丘
  • 松田 高加子 [虹とねいろプロジェクト]
参加費
無料
定員
30名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
筆記用具をご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
シブヤ大学では通常の授業の他に、出会いの中で自主的に生まれる『ゼミ』や『サークル』活動があります。昨年10月、視覚障害者のための音声解説の映画についての授業『新しい映画鑑賞法のススメ』を行っていただいた松田高加子先生と、この度『映画音声解説ゼミ』を発足することになりました。

松田高加子先生による新しい映画鑑賞法は、ずばり「音声解説」付の映画です。「音声解説」とは、視覚障害者の方にも映画が楽しめるように、映像(映画のシーン)を言葉に翻訳して、セリフとセリフの合間に入れるもの。実際、目をつぶって映画を鑑賞してみると、意外と会話のない時間が長い。映画は本とは違って、役者の表情や風景の描写という「言語にしない部分」を見せることで、心情表現をするものだと気づかされます。

今回は、『映画音声解説ゼミ』の発足に合わせ、まずは映画の音声解説の作り方についての授業を行い、実際に体験していただきます。最後に、今後の研究会の活動についてのガイダンスを行います。この研究会の最終ゴールは、みなさんと一緒に「音声解説付の映画」を作成すること。そして、視覚障害者の方たちをゲストに、シブヤ大学で上映会を開催することです。

特殊な資格がなくても社会にできることはあります。シブヤ大学が提案する「“映画”のバリアフリー」に向けて、あなたもぜひその一員になってみませんか。

【授業の流れ】
1)ゼミの簡単な説明
2)音声解説付き映画鑑賞を体験(使用する作品は松田さんの翻訳作品「子ぎつねヘレン」)
① 映画を1分くらい画面は暗く(もしくは目を伏せて)音声だけで観る
② 同じ部分にナレーション入りで観る
③ 目を開けて映画を観る
3)音声解説の作り方説明 ポイント、こつなど
4)解説作り体験
5)何人かに発表をしてもらう
6)グループディスカッション

【注意事項】
ガイダンス後、興味を持った方にはゼミ参加への仮登録を行います。とくに試験等はなく、どなたでもご参加頂けます。

先生

[ 虹とねいろプロジェクト ]

松田 高加子

2001年から、視覚障がい者の映画鑑賞環境を整える活動をしているボランティア団体に参加。視覚の障がいの有無を超えて、より多くの人と映画を楽しみたいと考え、地域と連携を取る活動体「虹とねいろプロジェクト」と並走中。字幕翻訳の学校で学んだスキルを転用して映画の音声解説を制作したり、見える人に知ってもらうための広報、施設の視覚障がい者対応の相談など少しづつ活動の幅を広げてきている。『全ての映画に音声解説をつけたいわ♪』をモットーに前進中!

教室

ケアコミュニティ・原宿の丘

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)

最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。