シブヤ大学

都市想像会議
第一回「マイノリティ×都市」

18:30-20:30
  • Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
  • 池山 世津子 [渋谷区子ども総合支援センター長]、小林 幸一郎 [NPO法人モンキーマジック 代表理事 ]、杉山 文野 [トランスジェンダー]、山崎 亮 [コミュニティデザイナー]、左京 泰明 [シブヤ大学 代表理事]、紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
参加費
無料
定員
80名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2015年5月22日(金)に行います。 (抽選予約受付は5月21日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2015年6月1日(月)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。

「都市」を想像し続ける力がいま必要だ。

近代社会が成熟したいま、新しい社会は新しい都市に宿るのではないでしょうか。
新機軸(イノベーション)を生むには、想像力(イジネーション)と創造力(インベンション)がなければなりません。さまざまな課題が顕在化している現在、これまで分断されてきたジャンルを横断し、課題を直視しながらも未来を見据える、都市への想像力が最も必要なのではないでしょうか。

「都市想像会議」は、近代によって分断化された神経系をつなぎあわせ、新たな都市を育む試みです。
都市を分母にさまざまな課題を俎上に載せて、未来を想像しながら議論することで、都市へのリテラシーを育み、新しい価値観を共有しつつ、これからの都市ヴィジョンを提言することを目指しています。
特に、都市とこれまで分断されて議論されがちだった福祉、介護、交通、まちなみ、起業、公共、土木などさまざまな課題を新たな神経系としてつなぎなおし、これから私たちが都市をデザインしていくための議論を積み重ねていくことで、イノベーションが生まれる都市づくりへのアイデアを蓄積し、未来につながる指針を探っていきたいと考えています。

第一回のテーマは「マイノリティ×都市」。
渋谷区で同性パートナシップ条例が施行されたことをきっかけにして、さまざまなマイノリティを包含できる都市づくりについて、会議を行います。
壇上では登壇者が会議を行い、参加者はその会議に対して、気づいたこと、思ったことを会議中に意見参加できるような仕組みにしたいと考えています。
この会議でみなさんも都市に対する想像力を広げ、都市について考えてみませんか。

ファシリテーター:左京泰明(シブヤ大学 学長)、紫牟田伸子(プロジェクトエディター)

今後の「都市想像会議」は下記の日時での開催を予定しています。
第2回「祭り×都市」(9月予定)
第3回「才能×都市」(12月予定)

(授業コーディネーター:紫牟田伸子)

先生

[ 渋谷区子ども総合支援センター長 ]

池山 世津子

1949年東京生まれ。共立女子短期大学、東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科修士課程卒。東京都職員として心身障害者福祉、渋谷区区役所で福祉、保健、教育を担当するかたわら、2005~09年東洋大学大学院にて発達障害者への支援についての研究を行う。2014年4月に設立された「子ども総合支援センター」長として、特に関わり方が難しい子どもとその家族の支援を通じて、「誰もが住みやすいまち・渋谷」を目指している。

[ NPO法人モンキーマジック 代表理事 ]

小林 幸一郎

1968年東京生まれ。大学卒業後、旅行会社、アウトドア衣料品販売会社などを経て、33歳で独立。16歳(高校2年)でフリークライミングと出会う。それまで全く運動をしていなかったが、さまざまな環境の変化の中でもこのスポーツを止めたことはなかった。28歳のときに眼病が発覚、将来失明するという診断に失意の日々も送るが、その後さまざまな出会いから現在の活動を開始。第一回障害者クライミング世界選手権、視覚障害男子の部優勝。視覚障害者へのフリークライミング普及活動を行う「NPO法人モンキーマジック」代表理事。

・パラクライミングカップ(ロシア)2006 視覚障害クラス優勝
・イタリア世界選手権2011  B2クラス優勝
・視覚障害者クライミング日本選手権 2位

■NPO法人 モンキーマジックについて
2005年8月NPO法人認証設立。スクールやイベントを通じ、視覚障害者を主な対象としたフリークライミングの普及活動を行う。様々な交流を生み出し障害者理解やその自立支援の実現を目指しています。

NPO法人モンキーマジックオフィシャルサイトへ

[ トランスジェンダー ]

杉山 文野

NPO法人ハートをつなごう学校 代表
Tokyo Rainbow Week 2013 代表
1981年、東京都新宿区生まれ。フェンシング元女子日本代表。早稲田大学大学院にてセクシュアリティを中心に研究した後、その研究内容と性同一性障がいである自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を講談社より出版。韓国語翻訳やコミック化されるなど話題を呼んだ。卒業後、2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。帰国後、一般企業に3年ほど勤め、現在は自ら飲食店を経営するかたわら、各地での講演やNHKの番組でMCなども勤める。

[ コミュニティデザイナー ]

山崎 亮

studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。
著書に『コミュニティデザイン』(学芸出版社:不動産協会賞受賞)『コミュニティデザインの時代』(中公新書)『ソーシャルデザイン・アトラス』(鹿島出版会)『まちの幸福論』(NHK出版)などがある。

スタジオLオフィシャルサイト

[ シブヤ大学 代表理事 ]

左京 泰明

1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]

紫牟田 伸子

美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。

教室

Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。

所在地
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net