シブヤ大学

性表現からひも解くオンナとオトコのこと。
— ふたりの監督が語りあう特別映画館 —

13:00-15:30
  • ケアコミュニティ・原宿の丘
  • 廣木 隆一 [映画監督]、呉 美保 [映画監督]
参加費
無料
定員
40名
参加対象
20歳以上の方

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2014年9月9日(火)に行います。(抽選予約受付は9月8日(月)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2014年9月26日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※3:本授業は【20歳以上限定】となりますので、ご了承下さい。
近年、なにかと話題の“性描写”。
エロマンガやエロアニメから、アーティストが作成した3Dアートの規制まで、カルチャーやアートの世界から性描写への制限が高まりつつある風潮にあります。
一方で、“映画の世界”は「R指定」があるものの、1970年代に黄金時代を迎えた日活ロマンポルノをはじめ、むかしから性の表現を“作品”として捉えられる文化を形成してきました。

今回の授業では、表現者である映画監督から、現代のオンナとオトコを表現するときの思考性を探りつつ、男女の違いによって変わる異性への視点や欲求のカタチについても、踏み込んで考える機会にしたいと思います。

先生は、日本映画界から話題のおふたり。
ひとりが、日活ロマンポルノ作品をはじめ、『ヴァイブレータ』や『余命1ヶ月の花嫁』など、数々の“オンナとオトコの関係”を描いたヒット作品を生み出してきた廣木隆一監督。
そしてもうひとりが、『オカンの嫁入り』などの感動作とともに、今年は一人の女性の痛いまでの一途な愛を描いた『そこのみにて光輝く(R15)』を世に送り出した新進気鋭監督・呉美保監督。
ともに映画の世界で活動しながら、年齢、性別ともに違うふたりの監督が、同じ時代に“オトコとオンナの性質”をどのように因数分解しているのか、違いはなにか、いかにメッセージを作り出しているのか、などを掘り下げて考えていきます。

当日は、小さいですが、この日限りの特別スクリーンをご用意。
ふたりの作品はもちろん、日活ロマンポルノやピンク映画などの上映も予定しています。
あらゆる角度から「オトコとオンナの関係」をひも解く、シブヤ大学特別映画館へいらっしゃいませんか。


<プログラム概要>
・廣木監督と呉監督の作品まとめ映像とともにプロフィール紹介
・インタビュー形式の対談(ともに映像上映)
 休憩
・参加者からの質疑応答
 ほか
 ※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。

(授業コーディネーター 笠原 憲)

【注意事項】
※本授業は【20歳以上限定】となりますので、ご了承下さい。

先生

[ 映画監督 ]

廣木 隆一

1954年生まれ。1982年『性虐!女を暴く』で映画監督デビューした後、日活ロマンポルノ映画を手がける。米サンダンス・インスティテュートに留学し、帰国後に発表した『800 TWO LAP RUNNERS』 で文化庁優秀映画賞を受賞。その後、2003年『ヴァイブレータ』で、第25回ヨコハマ映画祭の監督賞など数多くの賞を受賞。2009年には『余命1ヶ月の花嫁』は興収30億円を超える大ヒットを記録。2015年1月には『やわらかい生活』に続く脚本家・荒井晴彦との3作品目『さよなら歌舞伎町』の公開を控える。

[ 映画監督 ]

呉 美保

1977年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、大林宣彦事務所PSCに入社。スクリプターとして映画制作に参加しながら制作した短編『ハルモニ』が2003年、東京国際ファンタスティック映画祭/デジタルショート600秒の最優秀賞を受賞。同年PSCを退社。初の長編脚本『酒井家のしあわせ』が2005年、サンダンス・NHK国際映像作家賞/日本部門を受賞、映画監督デビュー。同作品を小説としても書き下ろす。2010年、『オカンの嫁入り』(脚本・監督)で新藤兼人賞の金賞を受賞。今春『そこのみにて光輝く』が公開。2015年には最新作「きみはいい子」が公開予定。現在は映画のほか、CMやドラマも手掛けている。

教室

ケアコミュニティ・原宿の丘

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)

最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。