シブヤ大学

授業レポート

2007/2/20 UP

★手が込んでいる!ように見える魔法の料理★

授業開始まで1時間半、生徒のみなさんがお家を出られた頃でしょうか。渋谷から表参道の方へ徒歩10分…と、もうちょっと。ケアコミュニティ美竹の丘では、すでに先生とスタッフは動き出していました。今回からスタートするMOTTAINAI学科の講師トップバッターは、料理研究家の島本先生。雰囲気がふんわりして、笑顔がとーーってもかわいらしい方です。(個人的には、小学校の時の家庭科の先生みたいな感じでした。)生徒さんの受付時間を前に、調理室では島本先生がアシスタント方々とテキパキと準備を進めてくださいました。受付を済ませた生徒さんに事前に折っておいた鶴をお渡しして、グループに分かれていただきました。(コレには後で秘密が隠されていました。)生徒の皆さんが揃い授業が開始したところで、今回はシブ大初の20人超全員での自己紹介タイムでした。住まい、年齢、職業など生徒さんの自己紹介はもちろん、シブ大スタッフも話をする時間をいただきました。普段は似たもの同士で一緒にいてしまいがちですが、「料理に興味がある」という共通点だけで、一緒の時間を過ごすチャンスがあるのはシブ大ならではです。だから生徒さんには料理の新米さんがいたり、プロがいたり、一人暮らしの大学生がいたりと色々な方が参加していました。5人1班に分かれての調理実習ではプルコギと水餃子を作りました。あれよあれよという間に出来上がった、という感じでアッサリ試食へ。。。サポートに入ってくれたアシスタントさんの手際のよさはかなりのモノです!韓国流のプルコギの食べ方も先生に紹介していただきました。茹でたキャベツの葉にご飯をのせて、次にプルコギをのせて、最後にコチュジャン(韓国の甘辛味噌)をつけて包んで食べるのが韓国流。しかも一口食べるのが韓国流です。これは、一口で食べてしまわないと福が逃げてしまうというという韓国の言い伝えからきている風習だそうです。当然みんな一口で食べようと必死でした!多く包みすぎても後には引けず、、、一気に口に押し込みます!必死に食べているうちに、、箸が進まなくなる人がちらほら。もしや、と思いましたがMOTTAINAI学科で食べ残しが!!!!結局持って帰る容器を事前に用意していなかったこともあり、残したままになってしまいました。楽しい授業の反面、もったいないことになってしまいました。悔しいですし、反省です。次回はお皿になにも残さないようにするため、もしもの助っ人、タッパー持参を個人的に推進します!私も授業の合間のお弁当としていただきたいと思います。ニヤリ。

(ボランティアスタッフ 山田 有希)