たまたまを紡ぐ ～本作りワークショップ～

「遇」と一文字で「たまに」と読み、それがかさなり「遇遇」と書いて「たまたま」と読みます。
予期しえないあるいは、意図せずに、思いがけず起こってしまったことや、
その起こり方をあらわす時に「たまたま」という言葉をつかいます。

本授業では、ことば家「ときたま」さんを先生にお迎えして、そんな「たまたま」の愉しみ方を学びます。

授業は、グループでの本作りワークショップとなります。
ときたまさんが生み出す「ときのことば」についてうかがった後、いよいよ本作りが開始です。
ときたまさんが生み出した、たくさんの「ときのことば」カード、
そして本授業コーディネータでもある、写真家　佐藤隆俊が撮った、
たくさんの写真カードを引き当てるところから、偶然が始まります。
引き当てたカードは、収まるページが決まっているので、
まったく必然性の無い順番と構成でページが作られ、偶然が重なっていきます。

偶然の重なりは、一見つながりが無く、バラバラに見えるでしょう。
しかしそこから、グループの想像力と、結束力でストーリーをつくり、本に仕立て上げていきましょう。

たまたま、グループになった人たちが、、
偶然、引き当てたカードをならべて、、
思いがけず、紡ぎだされていく物語り、、
ちょっと、無茶振りに近い本作りのワークショップです、、

この授業での体験は、宝物という意味でおなじ音の「珠」に通ずるものがあるのかもしれません。
みんなで紡ぐ、貴重な「偶々（たまたま）」をいっしょに愉しんでみませんか


【授業の流れ】

13：30　受付開始
14：00　はじめに～先生紹介
14：05　簡単説明～まずは、グループで自己紹介～
14：20　カード選び～説明
14：30　ストーリーを考える～本作り
15：15　発表
15：45　ふりかえり～30秒感想
15：55　先生から感想、記念撮影～アンケート
16：00　終了

※材料費として、おひとり500円を頂戴いたします。

（授業コーディネーター　佐藤隆俊）