シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム 23
『10年後の未来。地域の可能性を、大地の芸術祭から学ぶ。』

07:00-00:00
  • 新潟県 越後妻有地域
  • 関口 正洋 [まつだい農舞台マネージャー]、石口 博雄 [農舞台スタッフ]、志賀 孝 [越後妻有住民サポーター]
参加費
無料
定員
27名
参加対象
どなたでも/地域活性に興味がある方歓迎、稲刈りしたい方

当日の持ち物
着替え、雨具、洗面用具(タオル、歯ブラシなど)、筆記用具、お金、暑さ対策の帽子など。※移動中は飲み物を買う場所がないので水筒・ペットボトルなど。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、9月19日(日)24時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、共立観光株式会社の旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日<共立観光株式会社>事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、9月16日(木)24時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、共立観光株式会社の旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日<シブヤ大学>事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
トリエンナーレ開催から10年の地。

昨年、3年に一度の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレを終えた越後妻有。その開催も今年で10年を迎えました。
瀬戸内国際芸術祭、あいちトリエンナーレ、とアートを手段に地域活性をする地が増えていますが
集落に住む人が一丸となって、自分の故郷に誇りをもって活き活きと話す住人の姿を見ることが出来るのは
越後妻有が前例ではないでしょうか。
その証拠に、今年10月に、フランス人アーティスト ジャン=ミッシェル・アルベローラ監督が
越後妻有で撮影した地域のドキュメンタリー映画作品「小屋丸」が、10月に渋谷で公開されます。
(小屋丸はフランスのシネマ・ドゥ・レアル映画祭に正式出品)。
越後妻有には、コミュニティの本質や人として大事なことに気付かされる何かがあります。

シブヤ大学として関わってから3年。棚田のお米をつくるサークル「棚友」も発足し、わずかながらですが
地域に関わらさせて頂きました。
単に田舎体験ではなく、アートトリエンナーレを通じて変化してきた地域で、「地域・人」というテーマで2日間、参加される方と意見交換ができる旅にしたいなと思っています。
トリエンナーレ開始から10年。そして限界集落でもある土地の10年後。
「暮らし方」という切り口で、東京では感じることができない時間と想いを過ごしてみませんか。

今回は先着<25名>限定!どうぞお楽しみに!
(授業コーディネーター:鈴木 高祥)

※妻有地域(十日町市・津南町)は、ツーリズム授業(校外学習)をはじめ、シブヤ大学サークル「棚友」で2008年2月から活動しているシブヤ大学のキャンパスです。


【授業プログラム】
今回は、地域の変化を学ぶプログラムです。
地元に住む方、大地の芸術祭を地元に浸透させた事務局、そして訪れる生徒を交えて、
「暮らし方」について学ぶ1泊2日にしたいと思います。


第四回大地の芸術祭・アートトリエンナーレの本番を終えましたが、十日町市の力は衰えていません。むしろ、年を追うごとに地域づくりに試行錯誤しています。豊かな自然、人の温かさ、アートがコラボする地域で、これからのコミュニケーションのヒントが見えるかもしれません。今回は、「稲刈り」、「映画の舞台となった小屋丸」、「食」、「アート」を「人」を軸にプログラムを構成しました。体を動かして、考えるより感じることを優先して欲しいと思います。二日間の中で発表・共有する授業です。考えるのは、帰りのバスでお願いします!

大地の芸術祭の里  
※参考URL http://www.echigo-tsumari.jp/

【一日目】  
■プログラム0/バスの中で 予習の時間 
自己紹介&越後妻有について

■プログラム1/生まれ変わった古民家で昼ごはん  
うぶすなの家で、昼ごはん。空家となっていた1924年築の古民家で、越後中門造りの茅葺古民家を、「やきもの」で再生した施設。1階は、陶芸家の器で地元の食材を使った料理を提供するレストラン。2階は、3 つの茶室からなるやきものの展示空間。そして、日本を代表する陶芸家たちが手がけた囲炉裏、かまど、洗面台、風呂があります。まずは地元のお母さん達が作る田舎料理で越後妻有を体感します。



■プログラム2/妻有に根付いた景色を巡る  
2009年までの計4回の越後妻有トリエンナーレにて、多くの作品が集落に存在しています。そのスケールの大きさと、アーティストが現地で感じた温度を作品を通じて感じ取りたいと思います。回る作品は、「絵本と木の実の美術館」・「脱皮する家」「最後の教室」+「峠の棚田」「最後の教室」の予定です。



■プログラム3/自然を感じる・「芝峠温泉 雲海」  
景色の眺めがすばらしい芝峠温泉「雲海」で、妻有の自然を一望します。汗をさっとながして、妻有の夜に備えましょう。



■プログラム4/地域の人と、参加者と語るワークショップ    
廃校になった小学校をアートと宿泊所として蘇らせた「三省ハウス」。作品を作るアーティストやこへび隊の拠点にもなっています。ご飯を食べる前に、ちょっと参加者同士で意見交換をします。越後妻有が、どのように大地の芸術祭を運営してきたか。アート・食・自然、十日町市での地域づくりを生の声を、大地の芸術祭に関る人々、妻有に住む住人から直接伺います。そして、自分達が抱える悩みや考え事を共有しあう時間にしたいと思います。
深い話は、ご飯か、夜が深くなってからのお楽しみに。




【二日目】
■プログラム5/集落「小屋丸」の棚田で稲刈り  
映画小屋丸と舞台となった、集落「小屋丸」。集落の家の数は4つ。しかし、そこに住む人はパワーに溢れ他者を受け入れるこころを持っています。「昔はどこにでもあった理想の共同体を見出したアルベローラ監督は、消えかけているその姿を残し、この時代を生きる道標として映画の製作を決意しました」と、なぜそこに伝えたいものがあったのか、映画公開前に実際にその土地に訪れ、主演の小屋丸の住民の皆さんのお話を直接伺います。そして、美しい棚田で稲刈りを体験します。お昼は、作業した棚田を見ながら、ご飯を食べます。


※尚、当日の天候の有無によって変更の可能性もありますので、予めご了承下さい。 

■プログラム6/農舞台の裏山でアート探索&最後のまとめ
最後のまとめです。大地の芸術祭の本拠地である農舞台。その周りにはたくさんのアートが点在しています。最後にたくさんの作品を見て、越後妻有の時間を終わりにします。また農舞台では越後妻有で感じたこと、考えたことをグループで発表します。また農舞台事務局からも、今後の方向性と地域の可能性についてお話を伺います。




■スケジュール

【当日の流れ】

<一日目:9月25日(土)> (お食事 : 朝× 昼○ 夕○)
・7:00 シブヤ西武A館前 集合(7:10出発 ・6:45分から受付開始)
     
・12:30  昼食
・14:00  絵本の木の実の美術館へ その他2箇所回る予定
・17:00  お風呂へ 
・19:00  ワークショップ1
・20:00  夜ご飯・交流会
・22:30  終了 23:00には就寝

<2日目:9月26日(日)> (お食事 : 朝○ 昼○ 夕×)
・07:00  起床  
・07:15  朝食 ・着替え
・08:20  出発  小屋丸へ
・09:00  稲刈りスタート
・12:00  昼食・小屋丸の方々と交流
・13:30  農舞台へ 探索
・15:15  まとめ
・16:00  新潟出発
・20:30  新宿駅到着(予定)
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。



【注意事項】

※1:集合場所から解散場所までの交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等、アート見学費、体験費の代金として、お一人あたり「27,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:一日目に行われる夕食の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみをご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください

※3:お申し込み頂いた方には、シブヤ大学事務局から内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より<5日以内>にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ずシブヤ大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285  担当:増沢、鈴木)

※4:最少催行人員は20名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※5:やむを得ない諸事情・天候によっては、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※6:日中の移動は、貴重品以外の荷物をバスのトランク内にしまいますので、なるだけ必要なお荷物(貴重品など)はお手元にあるようにお願いします。

※7:雨天時のためのレインコートや傘などをご用意ください。日中は暑くなることが予想されますので、着替えやタオル・帽子などをご準備ください。草で怪我をするのと、虫に刺されますので長袖の着用をおすすめします。
長靴やポリエスチルのウェア(シャカシャカした軽めの素材)が経験上おすすめです。

※8:宿泊地は三省コミュニティハウスで、相部屋利用となります。浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。他のお客様もいらっしゃいますので、23時以降はお静かにお願いいたします。

※9:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。

※10:お申込みいただいた皆様は、次に定める取消料をお支払いいただくことにより、授業参加資格を解除することができます。(取消日は、事務局の営業日・営業時間内(平日10:00~17:00)にお申し出いただいた時を基準とします)。授業参加資格の成立後、取消日区分に入ってからの人員減、出発日・コースの変更は取消とみなされ、キャンセル料がかかります。お申し込み後の変更、取消については、必ずシブヤ大学事務局までご連絡下さい。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:増沢、鈴木)


◆キャンセル料について
授業開始日の前日から起算して遡って、
7日~2日前:30%
前日:40%
当日以降:50%
授業開始後の取り消しまたは無連絡不参加:100%

【旅行企画・実施】 
新潟県知事登録旅行業第2-60号(社)日本旅行業協会(JATA)正会員
共立観光株式会社十日町支店
〒948-0088 新潟県十日町市寅甲120番地3
総合旅行業務取扱管理者:桑原 明

総合旅行業取扱主任者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引責任者です。この旅行の契約に関し、担当者からの説明にご不明な点がありましたら、ご遠慮なく上記の総合旅行業取扱管理者にお問合せ下さい。
※プログラムの内容や、施設の問い合わせに関してはシブヤ大学にご連絡ください。


【ご参考】
・農舞台
「まつだい農舞台」は、ほくほく線まつだい駅南の里山に広がるフィールドミュージアムです。世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化が同時に楽しめます。また農舞台の中心施設「まつだい雪国農耕文化村センター」には、国内外の建築家とアーティストの協働によって他に類を見ない斬新な空間が広がります。館内はスローフードのレストラン、オリジナルグッズのショップ、企画展会場のギャラリー、遊びと学習の教室などから構成されますが、部屋自体がアートのため室内での体験を一層豊かにしてくれます。農舞台には地域の住民のほかに大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」を中心とする地域外サポーターも関わり、地域・世代・ジャンル・階層を超えた人間の協働によって運営されています。
 

・大地の芸術祭 
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭です。地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築いていくことを目指す「越後妻有アートネックレス整備事業」の成果の3年ごとの発表の場として、2000年のスタート以来、2003年、2006年、2009年の4回が開催されています。
 

先生

[ まつだい農舞台マネージャー ]

関口 正洋

1974年神奈川県に生まれる。1996年、東京大学医学部保健学科卒業。同年4月よりオリックス株式会社に入社し、札幌支店に勤務。リース、保険、証券などの営業を行う。1999年にアートフロントギャラリーに入社。第1回大地の芸術祭のスタッフとして、芸術祭サポーターのこへび隊らとともに地域訪問、イベントの企画運営を行う。2002年、千葉市、市原市のニュータウンを舞台に38の建築・美術系大学ゼミが参加するまちづくり・アートプロジェクト「菜の花里美発見展」の事務局として関わる。2003年7月、まつだい「農舞台」のオープンとともに常駐スタッフとして企画展、イベント、棚田の保全、空き家プロジェクトなどの企画運営に関わり、現在に至る。2007年4月より大地の芸術祭の新しい主体としてNPO設立準備に関わる。趣味は麻雀。

[ 農舞台スタッフ ]

石口 博雄

まつだい「農舞台」スタッフ
新潟県十日町市松代在住。十日町市の職員として大地の芸術祭と関ったのがきっかけで、地域住民有志のボランティアグループ「まつだい案山子隊」の立ち上げや、様々な山遊び講師など、大地の芸術祭の里をフィールドに活躍中。昨年本職を退職してからは、農舞台にスタッフとして関わり、地域外からやってきた若い農舞台スタッフをやさしく、厳しく指導する。

[ 越後妻有住民サポーター ]

志賀 孝

新潟県津南町在住。2000年・第1回から「大地の芸術祭」とは長い付き合い。2009年には北東アジア芸術村構想もたちあがった津南地域で、松代に続く住民サポーター「津南あーと盛り上げ隊」を立ち上げ。津南町の大地の芸術祭を盛り上げる。

教室

新潟県 越後妻有地域

越後妻有は、東京から車で約3時間、新潟県の十日町市エリアと津南町エリアの総称。日本一の長河、信濃川が流れ、里山や棚田といった豊かな自然共生の景色が広がるこの地は、3年に一度行なわれる「大地の芸術祭-アートトリエンナーレ-」の舞台として有名になった。世界有数の豪雪地であり、日本一美味しいといわれている「魚沼産コシヒカリ」の産地でもある。(撮影:安齊重男)

所在地
<当日の連絡先について>
電話:080-3932-9911(※注)
(※注)
①当日6時30分以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。