一見さんいらっしゃい。日本料亭のおもてなしに触れる

※6：本授業の抽選は2010年6月7日（月）に行います。（抽選予約受付は6月6日
（日）24時までとなります。）
※7：抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
　　　2010年6月17日（木）0時まで先着順でお申し込みを受付いたします。




料亭って、そもそもどういう場所で、どんな体験ができるのでしょうか。

ブームの後押しもあり、ラグジュアリーホテルや星の付いたフレンチレストランは随分と身近になった気がします。そんな中でもなお、料亭は非現実的な空間というイメージがあるのではないでしょうか。しかし、日本文化の中で脈々と受け継がれているこの伝統を、日本人として知らないのではもったいない。

そこで、今回の授業では会席料理を食べながら料亭の「いろは」と「おもてなしの心」を学びます。お店に入ってから出るまでの最低限のマナー、和食の美しい食べ方、料亭の見所、そして料亭の歴史や目的など、普段触れない世界を実際に体感します。

一度門をくぐれば、隅から隅まで行き届いたおもてなしにいつしか緊張は消え去ることでしょう。心の底から料亭の魅力を味わってみてください。そのおもてなしや所作は、今後、皆様が大切なご友人やご家族・お取引先をおもてなしする席などの、公私にわたるあらゆる場面に反映していただけることと思います。

今回、特別にご協力いただくのは日本の二大料亭の一つに数えられる、「新ばし　金田中」の若女将、岡副さん。金田中は古くから横山大観をはじめとする幾人もの国賓に愛され、数々の歴史の舞台になってきました。大観は金田中のために、二十二枚からなるふすま絵「富士と箱根連峰」をひと月通って、この家に残しています。料理は素材を活かした喰い切りを旨とし、芸の新橋と云われる芸者の芸能、また季節のしつらいを尊び業を営んでいます。

名実ともに一流の料亭で、季節を五感で感じられるおいしい料理を頂きながら、最上級のおもてなしに触れ、そして仕事にかける精神を感じ取ってみませんか。

【当日の流れ】
11:00～: 受付開始
～11:30: 授業開始まで生徒同士で自己紹介
11:30～: 授業開始　先生紹介の後、会席料理をいただきながらお話をうかがいます。授業では、
-入店から退店するまでの最低限のマナー
-料理をいただく際の順番や食器の扱い方などの基本的な所作
-食器や部屋・廊下の装飾品などの「料亭の見所」
-大切な席でお店を味方につけるには
-料亭の歴史や目的

などの他、生徒の皆様からの様々な質問もお受けする予定です。

～14:00: 授業終了

(授業コーディネーター: 望月崇)

【注意事項】
・ 畳のお部屋のため、必ず靴下をご着用ください。
・ 当日受付時にお支払いいただくお料理代金のほかに、希望者のみ、飲料代が別途かかります。
・ お申し込み頂き当選した皆さまには、シブヤ大学事務局より内容確認のメール(注)を送らせていただきますので、ご確認の上、6月15日(火)迄にご返信下さい。
(注)授業申込み時に記載頂いたメールアドレス宛に事務局より確認のメールを送らせて頂きます。こちらからメールが送れない場合もキャンセル扱いとなってしまいますので、メールアドレスの正確な記載を宜しくお願い致します。尚、キャンセルの際は必ずシブヤ大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
・ キャンセル料について: やむを得ない事情でキャンセルされる方は、6月16日(水)18時までに事務局にご連絡ください。それ以降のキャンセルに関しては、お食事代(15,750円)全額を請求させていただきますことをご了承下さい。