シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム 17
『アートに託す地域の想い ~大地の芸術祭 妻有トリエンナーレ09~』

07:00-00:00
  • 新潟県 越後妻有地域
  • 関口 正洋 [まつだい農舞台マネージャー]、石口 博雄 [農舞台スタッフ]、シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー [ ]
参加費
無料
定員
25名
参加対象
どなたでも。(地域活性に興味がある方を歓迎します!)

当日の持ち物
着替え、雨天時のための雨具(傘やレインコート)、洗面用具(タオル、歯ブラシなど)、暑さ対策の帽子、筆記用具等、左記の注意事項をご確認下さい。(※移動中は飲み物を買う場所がないため、水筒・ペットボトルなどをご持参頂くことをお勧めいたします。)
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより<先着順>にて受付
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。
同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【授業料(実費)】27,000円(交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金)につきましては、事前入金となります。お申込確認時にシブヤ大学事務局よりご連絡させて頂きますので、内容をご確認の上、指定された方法にて5日以内にご入金下さい。5日以内に入金が確認できない場合は、キャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まり下さい。
【撮影等】本授業では、授業中以外の写真撮影のみ認めます。その他の録音機器等のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、7月20日(月・祝)24時までとさせて頂きます。
(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、共立観光株式会社の旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、
後日<共立観光株式会社>事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
集落全体がアートキャンバス。

シブヤ大学とおなじように、村全体をキャンバスにし、古民家・廃校・森・田んぼを活用し、「ふるさと」をキーワードに作品がつくられました。自然と一体となってアート作品が集落のあらゆるところに隠れています。人口の半分以上が65歳という集落で、「アート」を通じて地域活性が取り組まれている新潟県十日町市妻有地区。世界中のアーティストがひとつの集落に作品を創作している大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009がいよいよ本番を迎えました。企画から実行に至る過程では、いくつもの苦難とドラマがありました。その取り組みも今年で4回目。なぜ、この土地で大地の芸術祭が行われたのか、そしてそれに関わっている地元の人たちはどう思っているのか。10年も続くこの取り組みの裏側を、地元の方、参加した作家を交えて覗いてみたいと思います。単なるアートとして捉えるかはあなた次第。

その土地に、その時間にできた「生きるアート作品」を題材に、「地域」について学んでみませんか?
今回は先着<25名>限定!どうぞお楽しみに!

(授業コーディネーター:鈴木 高祥)

※十日町市妻有地域は、ツーリズム授業(校外学習)をはじめ、シブヤ大学サークル「棚友」で2008年2月から活動しているシブヤ大学のキャンパスです。

【授業プログラム】
今回は、大地の芸術祭に隠された想いを体感するプログラムです。
地元に住む方、作品をつくった方、そして訪れる生徒を交えて、「地元」について学ぶ1泊2日にしたいと思います。

キーワードは、
【アート×地域活性】【つくること×残ること】【コミュニケーション×老若男女】。

第四回大地の芸術祭・アートトリエンナーレの本番を迎え、地元は活気に溢れています。豊かな自然、人の温かさ、アートがコラボする地域で、これからのコミュニケーションのヒントが見えるかもしれません。基本は、「アート見学」が基本になります。その中で各個人が感じたところや、気づいたところを、二日間の中で発表・共有し合う授業です。

【一日目】  
■プログラム1/妻有の自然をアートで体感する・「感じる妻有」
まずは、自然とアートを見る・体感するところからはじめます。今年で妻有に創られた作品の数は350品を越えました。09年発表の新作を中心に、アートを鑑賞していきます。妻有の自然を見ながら、そこに潜むアートの意味を見つけましょう。下記のアート作品を訪れる予定です。集落のあらゆるところにアートがありますのでバスでの移動になります。

※道中で、アート説明スタッフが同席する予定です。尚、当日の天候・作家の有無によって変更の可能性もありますので、
予めご了承下さい。 

(作品名に★印がついているものは、作家が当日作品地にいる予定です。)

【「最後の教室」 クリスチャンボルタンスキー+ジャンカルマン】 
【★「MHCP」 AERTHSCAPE 】   
【「記憶の家」 塩田千春】
【「レオー二」 東京都市大学手塚貴晴研究室】
【「黒倉 たまさか庵 ゆく玉来る玉」 中里繪魯洲】
【★「日本美術陳列室」 アレックス・リツカーラ/「オーラルファイバー」ルーシーブリーチ/「     」 リチャードトーマス】@オーストラリアハウス
【「屋根きのこ」 月影の郷(4大学共同プロジェクト)】
【★「脱皮する家」「コロッケハウス」 鞍掛純一・日本大学芸術学部彫刻コース有志 】





■プログラム2/自然を感じる・「芝峠温泉 雲海」  
景色の眺めがすばらしい芝峠温泉「雲海」で、妻有の自然を一望します。汗をさっとながして、妻有の夜に備えましょう。



■プログラム3/トリエンナーレ発信本部・「農舞台で野外バーベキュー」  
「農」「食」をテーマにした、文化施設。農舞台の周りに広がる里山には様々な作品が潜んでいます。アートだけでなく、食の発信もしている十日町市。農舞台には食育の発信地として、目にも舌にも感動する新しい地元料理を提案しています。アート・食・自然、十日町市での地域づくりを生の声を、大地の芸術祭実行委員、妻有に住む住人から直接伺います。アートに囲まれながら野外バーベキュー。100人こたつというアート作品を借りて、盛り上がりましょう。



【二日目】
■プログラム4
一日目に引続き、集落に潜むアートを見学しに行きます。一日目の交流を踏まえ、さらに踏み込んで妻有に住む人の視点でも作品を鑑賞できたらと思います。
(※一日目同様、作品解説スタッフが同席する予定です。)

【クロードレベック バンクアート ヴィルッカラ】
【★「伊沢和紙を育てる」 中村敬】
【「絵本と木の実の美術館」 田島征三】   
【★おにぎりプロジェクト】
【「ストームハウス」 ジャネットカーディフ】
【「もう一つの特異点」 ゴームリー】



■プログラム5/妻有をいただきます。 「おむすびワークショップ」 
ワークショップに参加して、昼食をとります。大きな土鍋でお結びをつくります。大地の芸術祭会期中、会場のいたるところで、土鍋でおにぎりをつくるワークショップが行われています。そこにふらっと訪れて、一緒にお結びをつくります。米と米、人と人をむすぶワークショップです。新潟のコシヒカリをおむすびとして美味しくいただきましょう。お米について、妻有について、教えてもらいながら、同時に、参加する皆さんも含めて対話する時間です。



■プログラム6/帰りのバスで思う現実・「妻有と東京」
帰りのバスの中は、二日間を通して感じたこと、考えたことを一人一人発表する時間です。普段東京で暮らす中で、妻有で気づかされたことを発表することで他者の視点を学びます。同時に自分を改めて振り返ることができる時間です。

■スケジュール
【当日の流れ】
<一日目:8月1日(土)> (お食事 : 朝× 昼○ 夕○)
・7:00 シブヤ西武A館前 集合(7:20出発)・12:00  新潟県十日町市松代到着 
・12:15  「MHCP」AERTHSCAPE ※昼食
・13:00  アート見学 以下を見学予定
「最後の教室」 クリスチャンボルタンスキー+ジャンカルマン
「記憶の家」 塩田千春
「レオー二」 東京都市大学手塚貴晴研究室 
「黒倉 たまさか庵 ゆく玉来る玉」 中里エロス
「日本美術陳列室」アレックス・リツカーラ/「オーラルファイバー」ルーシーブリーチ/「    」リチャードトーマス
「屋根きのこ」 月影の郷(4大学共同プロジェクト)
「脱皮する家」「コロッケハウス」
・17:30 芝峠温泉 「雲海」  ※温泉の前に一度宿舎により荷物を置きます。
・18:30  まつだい農舞台
夕ご飯・交流会   
・22:00 風呂・就寝

<2日目:8月2日(日)> (お食事 : 朝○ 昼○ 夕×)
・7:30  起床
・8:00  朝食@  松和荘
・9:20  松和荘 発
・10:00 アート見学 以下を見学予定 
・クロードレベック  バンクアート ヴィルッカラ
・「伊沢和紙を育てる」 中村敬
・「絵本と木の実の美術館」 田島征三
12:30 昼ごはん  おむすびワークショップ 発表会
14:10  アート見学
「ストームハウス」ジャネットカーディフ
「もう一つの特異点」ゴームリー
・16:30  新潟出発
・21:00  新宿駅到着(予定)
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【注意事項】
※1:集合場所から解散場所までの交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等、大地の芸術祭パスポートの代金として、お一人あたり「27,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:一日目に行われる夕食の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみをご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください

※3:お申し込み頂いた方には、シブヤ大学事務局から内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より<5日以内>にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ずシブヤ大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:水本)

※4:最少催行人員は20名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※5:やむを得ない諸事情・天候によっては、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※6:日中の移動は、貴重品以外の荷物をバスのトランク内にしまいますので、なるだけ必要なお荷物(貴重品など)はお手元にあるようにお願いします。

※7:雨天時のためのレインコートや傘などをご用意ください。日中は暑くなることが予想されますので、着替えやタオル・帽子などをご準備ください。また、虫よけなどの対策もよろしくお願いいたします。

※8:宿泊地は青少年会館 松和荘で、相部屋利用となります。浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。他のお客様もいらっしゃいますので、23時以降はお静かにお願いいたします。

※9:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。

※10:お申込みいただいた皆様は、次に定める取消料をお支払いいただくことにより、授業参加資格を解除することができます。(取消日は、事務局の営業日・営業時間内(平日10:00~17:00)にお申し出いただいた時を基準とします)。授業参加資格の成立後、取消日区分に入ってからの人員減、出発日・コースの変更は取消とみなされ、キャンセル料がかかります。お申し込み後の変更、取消については、必ずシブヤ大学事務局までご連絡下さい。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:水本)

◆キャンセル料について
授業開始日の前日から起算して遡って、
14日~8日前:20%
7日~2日前:30%
前日:40%
当日以降:50%
授業開始後の取り消しまたは無連絡不参加:100%

【旅行企画・実施】 
新潟県知事登録旅行業第2-60号(社)日本旅行業協会(JATA)正会員
共立観光株式会社十日町支店
〒948-0088 新潟県十日町市寅甲120番地3
総合旅行業務取扱管理者:佐藤 進

総合旅行業取扱主任者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引責任者です。この旅行の契約に関し、担当者からの説明にご不明な点がありましたら、ご遠慮なく上記の総合旅行業取扱管理者にお問合せ下さい。


【ご参考】
・農舞台
「まつだい農舞台」は、ほくほく線まつだい駅南の里山に広がるフィールドミュージアムです。世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化が同時に楽しめます。また農舞台の中心施設「まつだい雪国農耕文化村センター」には、国内外の建築家とアーティストの協働によって他に類を見ない斬新な空間が広がります。館内はスローフードのレストラン、オリジナルグッズのショップ、企画展会場のギャラリー、遊びと学習の教室などから構成されますが、部屋自体がアートのため室内での体験を一層豊かにしてくれます。農舞台には地域の住民のほかに大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」を中心とする地域外サポーターも関わり、地域・世代・ジャンル・階層を超えた人間の協働によって運営されています。
・大地の芸術祭
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭です。地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築いていくことを目指す「越後妻有アートネックレス整備事業」の成果の3年ごとの発表の場として、2000年のスタート以来、2003年、2006年の3回が開催されています。

先生

[ まつだい農舞台マネージャー ]

関口 正洋

1974年神奈川県に生まれる。1996年、東京大学医学部保健学科卒業。同年4月よりオリックス株式会社に入社し、札幌支店に勤務。リース、保険、証券などの営業を行う。1999年にアートフロントギャラリーに入社。第1回大地の芸術祭のスタッフとして、芸術祭サポーターのこへび隊らとともに地域訪問、イベントの企画運営を行う。2002年、千葉市、市原市のニュータウンを舞台に38の建築・美術系大学ゼミが参加するまちづくり・アートプロジェクト「菜の花里美発見展」の事務局として関わる。2003年7月、まつだい「農舞台」のオープンとともに常駐スタッフとして企画展、イベント、棚田の保全、空き家プロジェクトなどの企画運営に関わり、現在に至る。2007年4月より大地の芸術祭の新しい主体としてNPO設立準備に関わる。趣味は麻雀。

[ 農舞台スタッフ ]

石口 博雄

まつだい「農舞台」スタッフ
新潟県十日町市松代在住。十日町市の職員として大地の芸術祭と関ったのがきっかけで、地域住民有志のボランティアグループ「まつだい案山子隊」の立ち上げや、様々な山遊び講師など、大地の芸術祭の里をフィールドに活躍中。昨年本職を退職してからは、農舞台にスタッフとして関わり、地域外からやってきた若い農舞台スタッフをやさしく、厳しく指導する。

[ ]

シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー

2月のシブヤ大学新潟ツーリズムで知り合った生徒で作ったシブヤ大学の公式サークル。新潟の棚田で作られる幻の魚沼産コシヒカリを食べたいという動機から、まつだい「農舞台」のプロジェクト「棚田バンク」のオーナーに登録。5月に田植え、8月に草刈、9月に稲刈と地道に活動。都会にいながら見守ってきたお米を皆で分かち合いたい!という思いでサークルを立ち上げ、現登録メンバーは11名に。みな東京・神奈川の社会人3年目~。一過性のイベントサークルではなく、都市と農村の「交流」を図る継続なサークルを目指す。まずは関東圏の農に興味がある人の入り口として、初心者でも入りやすいサークルをコンセプトとしている。来期以降は、関東圏にも活動範囲を広げる予定。

教室

新潟県 越後妻有地域

越後妻有は、東京から車で約3時間、新潟県の十日町市エリアと津南町エリアの総称。日本一の長河、信濃川が流れ、里山や棚田といった豊かな自然共生の景色が広がるこの地は、3年に一度行なわれる「大地の芸術祭-アートトリエンナーレ-」の舞台として有名になった。世界有数の豪雪地であり、日本一美味しいといわれている「魚沼産コシヒカリ」の産地でもある。(撮影:安齊重男)

所在地
<当日の連絡先について>
電話:080-3932-9911(※注)
(※注)
①当日6時30分以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。