シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム 11
『冬を迎える~秋の収穫祭と芸術祭に触れ地域活性を学ぶ~@新潟』

07:30-00:00
  • 新潟県 越後妻有地域
  • 関口 正洋 [まつだい農舞台マネージャー]、中村祥二氏+三省コミュニティ施設スタッフ [ ]、松本勇馬氏+サポーター(地元、こへび隊) 、石口 博雄 [農舞台スタッフ]、横尾 光子 [十日町市峠 住民]、シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー [ ]
参加費
無料
定員
35名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
汚れてもよい動きやすい服装(作業着)、汚れてもよい靴(長靴等)、雨天時のための雨具(傘やレインコート)、防寒着、洗面具、筆記用具等、左記の注意事項をご確認下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより<先着順>にて受付
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。
同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【授業料(実費)】25,000円(交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金)につきましては、事前入金となります。お申込確認時にシブヤ大学事務局よりご連絡させて頂きますので、内容をご確認の上、指定された方法にて5日以内にご入金下さい。5日以内に入金が確認できない場合は、キャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まり下さい。
【撮影等】本授業では、授業中以外の写真撮影のみ認めます。その他の録音機器等のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業は、1泊2日のツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、10月26日(日)24時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:本授業は旅行業法上、共立観光株式会社の旅行企画・実施となります。
※4:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日<共立観光株式会社>事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
今年2月、シブヤ大学ツーリズム07『冬を生きる~雪のある暮らしと芸術~@新潟』で豪雪を体験したツーリズムの続編は、新潟の秋の収穫祭!たくさんの雪で長い冬を迎える新潟県十日町市。豪雪は時に人を苦しめるものですが、その雪があるからこそ幻の魚沼産コシヒカリという美味しい米が収穫でき、豊かな自然を維持できていることを2月のツーリズムで知りました。この秋は、その豊かな自然を肌で舌でと、五感で満喫し、雪とともに生きる地元の方の生活により近づいていきます。美味しいお米ができる現場を食べることから知ってみませんか!
 
プログラム内容は…
■雪からアート作品を守る「雪囲い」の体験作業、■保存食あんぼを作る■小学校の廃校を活かしたアート作品のなかで交流会、■里芋堀り ■カヤで箸作り ■伝統芸能・苧島神楽の鑑賞 ■郷土料理・キノコ御膳といっちょっぱ汁を頂く。といったラインナップ!宿泊地はアート作品でもある小学校の廃校を利用した三省コミュニティ。また、トリエンナーレに関わる現地農舞台のみなさんと、シブヤ大学の授業にも度々参加する棚友のメンバー、地元の方々、さまざまな視点で地方と都市の関係についてお話を伺いたいと思います。

今回は先着<35名>限定。10月10日(金)午後9時から受付を開始いたします!どうぞお楽しみに!

【授業プログラム】
雪と共に生きる暮らしを今年の2月に学び、今回はその雪を迎えるための準備を楽しみながら学びたいと思います。シブヤ大学ツーリズムで出会った仲間で作られた棚田サークル「棚友」と一緒に、魚沼産コシヒカリのお米とその土地で取れる秋の恵みに感謝をするお祭りに参加しましょう。また、収穫祭に参加するだけでなく、その土地に生きる方の暮らしを知るために新潟の冬を迎える準備をお手伝いします。大地の芸術祭・トリエンナーレを来年に控え、芸術にも力を入れている十日町市の地。アートと食を軸に地域を活性化させている地元の方のパワーに触れ、クリエイティブな地域コミュニティから、都市のコミュニティの可能性を探ります。紅葉が色づく新潟で、白銀の世界に移り変わる準備を手伝いに行きましょう。

【1日目】
■プログラム 1 冬を迎える準備A アート作品を雪から守る「雪囲い」体験
十日町市松代の一日の最高積雪記録は209センチ。そんな豪雪地帯で暮らす人々の家は、窓ガラスや扉が雪の重さで壊れないように、木で家の周りをかこみ隙間をつくります。みなさんには、大地の芸術祭で会場のひとつとなった矢澤邸と、妻有ファン、サポーターの宿泊所『三省地区コミュニティ施設』の2つのグループに分かれて、雪囲いを作っていただきます。窓ガラスも閉じるので、今年のアート作品を最後に見るのも生徒のみなさんです。がっちりハードコースと、あんぼ作りのあるほどほどコースに別れます。



■プログラム 2 冬を迎える準備B 保存食をつくろう『郷土料理あんぼ』 
アート作品の会場となった矢澤邸の雪囲いを体験したあとは、地元の保存食、かつ美味しいおやつ、あんぼをつくります。地元のお母さんと一緒に交流しながら様々な種類のあんぼをつくりましょう!昨年も人数分作って大好評でした!



■プログラム 3 発表会 『都市からみる地方 地方から見る都会』
食事の前に、2月の新潟ツーリズム以来、5月田植え、8月草刈、9月稲刈りとサークルとしてお米作りを体験した「棚友」の活動記録を見ます。東京からの参加者視点でこの一年で何が見えたのか、都会と農村の間にいる彼らから話を伺います。また、トリエンナーレを新潟で主催する「アートフロントギャラリー」の関口氏より、都市と農村のあり方についてお話を伺います。都会視点・現地視点を比較し、地方と都市に何が求められているかを皆でお酒を飲みながら楽しく考えましょう!



■プログラム 4 交流会 「一足お先に、収穫祭!」
翌日の収穫祭を前に、美味しいお米、美味しいお酒で大地の恵みに乾杯しましょう!新潟の郷土料理に舌鼓をうちつつ、現地の方も交えて、さぁ宴の始まりです!日本酒・どぶろくもありますよ!



【2日目】
■プログラム 5 里芋堀 『里山で、どっこいしょ』 & カヤで箸作り
まつだい駅近くにある農舞台の里山で、里芋を収穫しましょう。土の中ですくすく育った大地の宝を皆で掘り起こします。芋掘りを終えたら、箸を作りましょう。※汚れてもいい格好で参加してください!



■プログラム 6 伝統芸能鑑賞 「無形民俗芸能 神楽舞から地域を知る」
昭和56.2.26から苧島神楽保存会として、地域活動を続けている方々に舞台を披露していただきます。踊りから、大地の恵みの感謝を祝い、受け継がれてきた文化を肌で体感します。



■プログラム 7 収穫祭 『雪のめぐみをいただきます』&お母さんの郷土料理実演
晴れたら、外で自然を眺めながらご飯をいただきましょう。地元のお母さん方が作る郷土料理は、お替りは必須なはず!メニューはキノコ御膳といっちょっぱ汁。地元で取れた食材をメインに最高の定食をいただきましょう!食事後には、簡単なレシピ講習会もあります!



■スケジュール
【当日の流れ】
<1日目:11月1日(土)> (お食事 : 朝× 昼○ 夕×)
・7:20 シブヤ西武A館前 集合
・12:00  新潟県十日町市松代到着 まつだい「農舞台」
・12:20 そば「松苧そば」(新そばを味わいましょう!)
・13:30  雪囲い体験 
★三省コミュニティ施設 → A:労働ハードコース (講師)中村祥二氏+三省コミュニティ施設スタッフ
★峠矢沢邸 →B:ほどほどコース(あんぼづくりつき)(講師)松本勇馬氏+サポーター(地元、こへび隊)
農舞台→13:40峠着(作品見学10分程度)→17:00三省着
 15:30  あんぼづくり(雪囲いBコースのみ)(講師):峠のお母さま方々 代表 横尾光子氏
・17:00  温泉
・18:30  発表会『都市からみる地方 地方から見る都会』
(講師):棚友メンバー(シブヤ大学)、関口正洋氏(まつだい農舞台)
・19:00  夕食・交流会
・22:00  就寝

<2日目:11月2日(日)> (お食事 : 朝○ 昼○ 夕×
・7:30  起床
・8:00  朝食@三省コミュニティ  
・9:00  農舞台周辺でアート見学オリエンテーション
(講師):棚友メンバー(シブヤ大学)
・10:00 農舞台移動 ・農舞台見学
・10:45  さといも堀・はしづくり  (講師):石口博雄氏
・12:30  昼 農舞台
・13:00  神楽鑑賞   (講師):芋島神楽保存会のみなさん 
・13:30  秋の恵み講座
・15:00  新潟出発
・19:30  新宿駅到着(予定)
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【注意事項】
※1:集合場所から解散場所までの交通費、食事(4回分)、宿泊費、プログラム費、保険等の代金として、お一人あたり「25,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。

※2:1日目に行われる交流会の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみをご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください。

※3:お申し込み頂いた方には、シブヤ大学事務局から内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より<5日以内>にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ずシブヤ大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(シブヤ大学事務局TEL:03-3770-4285 担当:水本)

※4:最少催行人員は25名以上とし、添乗員は同行、バスガイドは乗務いたしません。

※5:やむを得ない諸事情・天候によっては、一部プログラムを変更の上、実施いたします。

※6:雪囲い・芋掘り体験のための、汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、軍手、雨天時のためのレインコートと傘をご持参ください。新潟の山間部は特に冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお勧めいたします。

※7:宿泊地は三省コミュニティで、相部屋利用となります。浴衣・タオル・歯ブラシ(洗面具)・石鹸等はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。

※8:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。

【旅行企画・実施】 
新潟県知事登録旅行業第2-60号(社)日本旅行業協会(JATA)正会員
共立観光株式会社十日町支店
〒948-0088 新潟県十日町市寅甲120番地3
総合旅行業務取扱管理者:佐藤 進

総合旅行業取扱主任者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引責任者です。この旅行の契約に関し、担当者からの説明にご不明な点がありましたら、ご遠慮なく上記の総合旅行業取扱管理者にお問合せ下さい。

【ご参考】
・農舞台
「まつだい農舞台」は、ほくほく線まつだい駅南の里山に広がるフィールドミュージアムです。世界の芸術家が創った野外アートと、雪・農業によって育まれた松代の文化が同時に楽しめます。また農舞台の中心施設「まつだい雪国農耕文化村センター」には、国内外の建築家とアーティストの協働によって他に類を見ない斬新な空間が広がります。館内はスローフードのレストラン、オリジナルグッズのショップ、企画展会場のギャラリー、遊びと学習の教室などから構成されますが、部屋自体がアートのため室内での体験を一層豊かにしてくれます。農舞台には地域の住民のほかに大地の芸術祭ボランティア「こへび隊」を中心とする地域外サポーターも関わり、地域・世代・ジャンル・階層を超えた人間の協働によって運営されています。
・大地の芸術祭
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭です。地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築いていくことを目指す「越後妻有アートネックレス整備事業」の成果の3年ごとの発表の場として、2000年のスタート以来、2003年、2006年の3回が開催されています。現在、2009年の第4回に向けた準備が進められています。

先生

[ まつだい農舞台マネージャー ]

関口 正洋

1974年神奈川県に生まれる。1996年、東京大学医学部保健学科卒業。同年4月よりオリックス株式会社に入社し、札幌支店に勤務。リース、保険、証券などの営業を行う。1999年にアートフロントギャラリーに入社。第1回大地の芸術祭のスタッフとして、芸術祭サポーターのこへび隊らとともに地域訪問、イベントの企画運営を行う。2002年、千葉市、市原市のニュータウンを舞台に38の建築・美術系大学ゼミが参加するまちづくり・アートプロジェクト「菜の花里美発見展」の事務局として関わる。2003年7月、まつだい「農舞台」のオープンとともに常駐スタッフとして企画展、イベント、棚田の保全、空き家プロジェクトなどの企画運営に関わり、現在に至る。2007年4月より大地の芸術祭の新しい主体としてNPO設立準備に関わる。趣味は麻雀。

[ ]

中村祥二氏+三省コミュニティ施設スタッフ

中村祥二(なかむらしょうじ):1950年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、独立。安藤忠雄氏の現場で建築修行の後、住友生命入社、「MM21:クイーンズスクエア横浜」「品川インターシティ」などの大型都市開発のプロジェクトマネージャーをつとめる。2000年、同社退社後、半農半×のライフスタイルを模索。05年、新潟県中越地震で崩壊した小千谷市吉谷の棚田復興活動を開始。デザイン・オフィス「ニャロメ」主宰。「農的暮らし」をベースに、「古いものを大切に」と「こどもたちのために」をモットーに活動中。

三省地区コミュニティ施設:約20年前に閉校になった学校をリニューアル、2006年夏に宿泊施設としてオープン。「大地の芸術祭」サポーターやアーティストなどの宿泊・活動場所に改修され、現在は一般のお客さんも宿泊可能です。建物は、昔懐かしい木造2階建て、集落を見守る丘の上にあります。管理は農舞台スタッフの飛田晶子と地元のお母さんがいっしょになって行っています。

松本勇馬氏+サポーター(地元、こへび隊)

松本勇馬(まつもとゆうま):1977年群馬県生まれ。2000年より大地の芸術祭をサポートするこへび隊として、現在も関わりを続ける。普段はイラストレーターとして活躍、ここ最近は映画制作にもたずさわり、美術監督もつとめる。趣味は、料理と雪掘り。

こへび隊:芸術祭に関わるすべてのことを行うサポーターチーム。第一回大地の芸術祭(2000年)をきっかけに発足。当初は芸術祭を盛り上げるために集まった主に首都園の学生たちが話し合い、考えながら何でもやってきた。過去三回の芸術祭を経て現在は、学生に加え、社会人の参加も目立つ。地域・世代・ジャンルをこえた集団。

[ 農舞台スタッフ ]

石口 博雄

まつだい「農舞台」スタッフ
新潟県十日町市松代在住。十日町市の職員として大地の芸術祭と関ったのがきっかけで、地域住民有志のボランティアグループ「まつだい案山子隊」の立ち上げや、様々な山遊び講師など、大地の芸術祭の里をフィールドに活躍中。昨年本職を退職してからは、農舞台にスタッフとして関わり、地域外からやってきた若い農舞台スタッフをやさしく、厳しく指導する。

[ 十日町市峠 住民 ]

横尾 光子

美しい「棚田」が有名な、峠集落で農業を営む。2006年、集落に制作された日本大学芸術学部彫刻コース有志の作品「脱皮する家」を4人のお母さんとともに管理する。自ら育てたお米と野菜で、作品制作中は日大の学生さんたち、現在はお客さんをもてなす料理名人。

[ ]

シブヤ大学公式サークル 棚田サークル「棚友」メンバー

2月のシブヤ大学新潟ツーリズムで知り合った生徒で作ったシブヤ大学の公式サークル。新潟の棚田で作られる幻の魚沼産コシヒカリを食べたいという動機から、まつだい「農舞台」のプロジェクト「棚田バンク」のオーナーに登録。5月に田植え、8月に草刈、9月に稲刈と地道に活動。都会にいながら見守ってきたお米を皆で分かち合いたい!という思いでサークルを立ち上げ、現登録メンバーは11名に。みな東京・神奈川の社会人3年目~。一過性のイベントサークルではなく、都市と農村の「交流」を図る継続なサークルを目指す。まずは関東圏の農に興味がある人の入り口として、初心者でも入りやすいサークルをコンセプトとしている。来期以降は、関東圏にも活動範囲を広げる予定。

教室

新潟県 越後妻有地域

越後妻有は、東京から車で約3時間、新潟県の十日町市エリアと津南町エリアの総称。日本一の長河、信濃川が流れ、里山や棚田といった豊かな自然共生の景色が広がるこの地は、3年に一度行なわれる「大地の芸術祭-アートトリエンナーレ-」の舞台として有名になった。世界有数の豪雪地であり、日本一美味しいといわれている「魚沼産コシヒカリ」の産地でもある。(撮影:安齊重男)

所在地
<当日の連絡先について>
電話:080-3932-9911(※注)
(※注)
①当日6時30分以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。