手で書くことから見えるもの
〜ジャーナリングを学ぶ〜

みなさんは最近、「手書き」で文章を書きましたか？
しかも、"自分"のために書いたことはどれぐらいありますか？
私自身、ついドタバタとした日常を送ってしまって、じっくり書くことに向き合いたい！という思いから、この授業を企画しました。

今回の授業は、本質的な問いを立てて思考を深めていく「ジャーナリング」という手法を取り上げます。
"自分"のために書くことをひたすらやってみよう、そしてそこから見えてきたことをシェアしてみよう、という時間です。
私たちは日頃、LINEやメール、チャットなど、なにかを伝えるためだったり、説明するためだったり、実は他人のために書いていることも多いんじゃないかなと思うのですが、この授業では自分のためだけに書くことをやってみたいと思います。

"自分"のために書くことって、ひとりでもできるのでは？と思うんですが、いやいや、それが意外にもむずかしいんです。あれこれ考えてしまったり、気が散ってしまったり、こんなこと書いていいのかな、と自問自答してしまったり。
授業という場を通じて、他人と一緒に（ある意味強制的に）時間を取るからこそ、自分のために時間を使えることもあるかもしれません。

ファシリテーターには、アメリカ西海岸シアトルで10年以上暮らし、一昨年に日本へ拠点を移したエリクセン恵さんをお迎えします。恵さんはリーダーシップ教育を専門としたiLEAPをはじめ、個人ではパーソナルコーチングや、セルフサステイナビリティ（セルフケアをして、自分を維持可能にすること）をテーマにしたワークショップを行っています。

お気に入りのノートとペンを手元に置いて、じっくり「書く」ことでどんなものが見えてくるのでしょうか。
年度末のこの時期、少し立ち止まって振り返ってみたいという方や、久しぶりに静かに自分の気持ちと向き合いたい方、書く時間を取りたいという方などにおすすめです。
みなさんと一緒に「書く」時間を楽しみにお待ちしています！

（授業コーディネーター：深澤まどか）

※教室は靴を脱いで上がっていただく和室となります。