シブヤ大学

継承の場面12~被災地での支援活動を止めないために

14:00-16:30
  • 千駄ヶ谷社会教育館
  • 鈴木 純子 [一般社団法人日本リ・ファッション協会・代表理事]、里見 喜生 [温泉旅館16代館主]
参加費
無料
定員
15名
参加対象
中学生以上。継承、社会貢献活動について興味のある方

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
2024年は、元旦に起きた令和6年能登半島地震の知らせで始まったように思います。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧、復興と被災者の皆さまが平穏な日々に戻れますよう、お祈り申し上げます。

大きな地震と津波による被害でまっさきに2011年3月11日の東日本大震災のことを思い起こされた方も多いのではないでしょうか?

被災地での支援活動をすでに始めている方や、考えている方も多くいらっしゃると思います。
福島の今を考えると、13年を過ぎてもさらなる支援を必要とされていて、これからも思いを細らせることなく支援を続けていくことの大切さを強く感じます。

本授業では、2人のゲストをお迎えします。
1人目は、東日本大震災による被災者支援として支援物資(主に衣類)を集めて被災者に届けるための活動や、チャリティーイベントの開催、ボランティア活動などを行い、就労支援や産業支援にも取り組んでいらっしゃる、一般社団法人日本リ・ファッション協会・代表理事の鈴木純子さん。
2人目は、福島県いわき市で実家の温泉旅館を継ぎ、震災後は被災地のスタディツアーガイドコーディネイトや障害者の居場所づくりなどを行っていらっしゃる里見喜生さん。
震災から13年が過ぎた今も活動を続けているお2人から、社会活動を継続・継承していくことへの想いや難しさについてお話をうかがい、「被災地での支援活動を止めないために、どんなことが求められているのだろう?」「被災地の外にいる私たちひとりひとりに何ができるだろう?」といった問いについて考えていきましょう。

鈴木さんは、震災直後から活動を続ける中で、支援先の増加による資金不足、それによるボランティアへのサポート不足によって定着率が下がることへの対策を現在の課題と考え、ホームページで訴えています。また、里見さんは、災害時に困難な状況になりやすい児童、障がい者、高齢者などへの支援の必要性を訴えています。


▼先生からのメッセージ
鈴木さんから
「能登半島地震の被災者の方々のために何らかの支援をしたいという気持ちと、自然災害が年々増えている中「明日は我が身」といった危機感の両方を持たれている方が多いと思います。どちらも”情報収集と連携知って備えるの2つが大切だと感じています。一緒に学び、考え、行動していきましょう!シブヤ大学で皆さんと過ごす時間を楽しみにしています。」

里見さんから
「被災地の課題も時間の経過とともに変わっていきます。
我々の経験が能登地震の被災者や支援する側の一助になると幸いです。
それぞれ長い年月が必要とされますので、この講座で多くの気付きが見つけられると思います。
肩の力を抜いてお気軽に参加してください。」

この授業で学び感じたことを誰かと対話したり、相談していただける機会になればうれしいです。

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本講座は、数ヶ月前の時点で実施が決定していましたが、元旦に発生した能登半島地震を受けて、授業コーディネーター、講師のお2方と、今この講座を実施する意味を改めて話し合いながら企画を進めております。「防災」「被災地支援」「復興」...シブヤ大学としても大切に考えていきたいテーマです。この講座が、私たちひとりひとりができることを考え、小さくても行動に移すきっかけになるような時間になればよいなと思います。
(シブヤ大学事務局)


【授業の流れ】(予定)
13:45 受付開始
14:00 はじめに〜
14:05 アイスブレイク
14:20 鈴木さんと里見さんのお話〜対話を交えながら
16:00 ふりかえり
16:15 授業をふりかえって~記念撮影
16:30 終了
※授業の内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。

(授業コーディネーター:佐藤隆俊)

先生

[ 一般社団法人日本リ・ファッション協会・代表理事 ]

鈴木 純子

1996年インターネット創世記にITベンチャーとして独立開業。
その後、NPO法人の理事やコミュニティーカフェの共同オーナー
などを兼任。
全ては「持続可能な循環型社会の実現」を目的とした活動。
現在は、気候問題×社会問題を解決するために得意分野の「衣育」セミナーに力を注いでいる。
一般社団法人ふくしまオーガニックコットンプロジェクト 理事
和文化と循環をテーマとしたショー「ReFashion Caravan」主催
里山再生と防災をテーマに活動する「里山の寺子屋」発起人
現在の関心は、パーマカルチャーデザインによるコミュニティーや個人の暮らしのリ・デザイン。
一般社団法人日本リ・ファッション協会http://www.refashion.jp/

[ 温泉旅館16代館主 ]

里見 喜生

福島県いわき市常磐湯本町出身。昭和43年生まれ。
湯本町在住。大学、大手住宅メーカー勤務と東京で10年間生活。
平成8年Uターン。実家である温泉旅館古滝屋に入社。旅館の
イノベーションを実行。
別府やドイツを視察後、地域に必要なことはその地の歴史や文化を
楽しむこととして、平成20年より「オンパク」を開催。合計6回を数える。
平成23年に「特定非営利活動法人ふよう土2100」
https://www.npo-fuyodo2100.org/を立ち上げ、スタディツアーガイド
コーディネイト、被災した障害者の居場所づくりを行う。
平成25年に市内のNPOと連携し「おてんとsun企業組合」を設立し、
衣料、農業、エネルギーの問題にも取り組む。
「311メモリアルネットワーク」https://311memorial-network.com/ にて
東北3県と連携、災害伝承活動に努める。
100年後、今よりも幸せな地域をつくることを目的とし活動中。
行った外国は、ハワイ、グァム、オーストラリア、バリ、プーケット、ドイツ、韓国、香港、アチェ、台湾
国内で好きな場所は、離島、温泉地、城下町、門前町、裏通り、直売所

教室

千駄ヶ谷社会教育館

JR総武線千駄ヶ谷駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。学習室(大・中・小)、和室、茶室、料理室、託児室、談話コーナー兼展示室、図書・資料室、印刷・サークル室、体育室兼音楽室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。

所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-6-5
電話: 03-3497-0631
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄り駅:JR総武線千駄ヶ谷駅 下車 徒歩7分 
地下鉄大江戸線国立競技場駅徒歩5分

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net