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各授業詳細

【コミュニケーション・クリエイティブ学科】

コトバがダメなら絵があるさ

 


2007年5月19日(土)15:00~16:30 教室:ケアコミュニティ・原宿の丘

レポートタイトル:「自分で考えて描く」

曇り空の昼下がり、午後の授業準備のため、スタッフ一同バタバタしているところに「こんにちは~。」と声があがりました。おや?と思ってよくよく見てみると・・・今日の先生じゃないですか!ロックンロール食堂(飲食店ではありません)から稗田(ひえだ)倫広先生と、文平銀座から寄藤文平先生でした。
二人は今放映中の女優・宮崎あおいさん出演の「東京メトロ」のCMを手がけられています。一流クリエーターってなんでこんなに「空気感」があるんでしょうか。一瞬で、和みのオーラを感じてしまいました。

準備も整い、授業開始です。まず稗田先生の作品を見せていただきました。
リップスライムのPVの中に、VAIOのCMを織り交ぜたというコラボレーションPV。(ちなみにスタイリストは、2月にシブ大先生として授業を行った北澤momo寿志先生です。)映像の中では、突然、武者やスクールメイツが登場するため、教室からは時々笑いが。すみませんが、私ももちろん耐え切れませんでした!

また、我らシブヤ大学のイラストを担当してくださっている寄藤先生は、言わずと知れた「大人たばこ養成講座」の産みの親。あのイラストに吹き出したり、にやにやしてしまった方もいるのではないでしょうか。
先生が手がけられた「大人たばこ養成講座」は、当然のごとく喫煙のマナーを伝えるために作られた広告です。でも、ただマナーを守ろう!という「コトバ」だけだと、堅苦しくなってしまいがちなので「絵」をつけることで堅苦しさを和らげるんだ。とおっしゃいました。私は、この広告がまとめて本になっているものを友達に読ませてもらったことがあるのですが、確かにマンガみたいで読みやすく面白いです!

そして授業のメイン、コトバと絵について話が深まってくると、稗田先生から
話の整理=絵
だというコメントがあり、それについては寄藤先生自身がやっていた絵を書く方法もお話してくださいました。
まず、題に対して2,000文字の文章を書き、それを1,000文字、500文字と完結にまとめていき、最終的には20文字に集約する。そして、書ききれず削った文章を絵にこめるそうです。実際にお仕事をにする場合には、「コトバ」も「絵」も大事にしてこそプロなんだな、と思いました。

そしてそして、お待ちかねの「自分を表現するキャラクター」の宿題タイムです。あらかじめ集めておいた生徒さん作のキャラクターを、先生方が1つ1つ見てコメントしてくださいました。これは、もう、かなり授業のおいしいところでした!うらやましい限りです!
コメントといっても「良い/悪い」ではありません。まるで人探しのゲームみたいでした。名前に「箱」が付く方は、箱をモチーフにキャラクターを描いていたり、人から「菩薩(ぼさつ)顔だ」と言われたことがある女の子は、髪型を菩薩ヘアに描いていたり。先生がキャラクターから本人を探してみたり。自分のどの部分をキャラクターとして描くか、外見、内面、など生徒さん1人1人によって個性が全然違います。

30名ほどの作品を1枚1枚見ている途中で、
「みんな違っておもしろいね」
と寄藤先生もおっしゃられました。(本当にその通り!)
「その人が自分のことを考えて描いたからいいんです。上手い、下手じゃない。」とも。

全員の作品を見終わったあと、質問タイムではこんな質問があがっていました。
■絵をシンプルにイラスト化するコツを教えてください。
寄藤先生は、一番そのものらいしい点、その人「らしさ」や特徴をピンポイントで描くことだと教えてくださいました。例えば髪型やほくろなど身体的特徴であったり、性格を絵に表してみたりするとシンプルにイラストにできるそうです。

あっという間に90分が過ぎてしまって、あたりは夕暮れ時になってしまいました。今回も先生からはもちろん、インタビューをさせていただいた方や、顔なじみになった生徒さんと言葉を交わすだけで、前向きでポジティブなパワーをいただきました。
みなさん、ココは「コミュニケーション・クリエイティブ学科」ですよ!しかも同じ授業に興味を持った生徒さん同士です。参加した時には、ちょこっと勇気をもって隣の席の人に話しかけてみるだけでも、2倍3倍楽しめるのではないでしょうか。

(ボランティアスタッフ 山田有希)

【参加者インタビュー】
①お名前:川崎さん
感想:
絵で何ができるのか興味があって来ました。絵には苦手意識があったのですが、授業を受けてみて、身構えなくてもいいんだと思えました。

②お名前:三坂さん
感想:
普段言葉を使うので、イラストに興味があって参加しました。「自分のキャラクターを描く」という宿題をして気付いたのは、自分が思っている自分と、他人が思っている自分には違いがあったということです。「そんなに大人しくないだろ」といわれました(笑)。

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CMの撮影中や編集中につい描いちゃうんです、似顔絵。
真剣にモニターを凝視する監督の顔を 見ていると、ペンが勝手に動き出して…。
少し広めの額は、よりワイドに。
ふんわりパーマは、まるでメデューサのように。
みんなに見せると、スタッフ全員大爆笑、本人苦笑。

教科書の偉人の顔に落書きしたり、はじっこに絵を書いてパラパラ漫画にしたり。
最近ではメールに絵文字や顔文字をつけたり。コミュニケーションツールとして
あなたも何かしら、絵を使ったことがあるのではないでしょうか?

人を笑わせたり、ほっとさせたり、コトバではうまく表現できないニュアンスを
絵は表現してくれます。

今回の授業は、絵をうまく描ける方法を教えるわけではありません。
うまい、下手、関係なく、あなたを表現する手段として、絵を利用する。
そのコミュニケーションの可能性をいっしょに考えられたら、と思います。
例えば、「新しい絵文字の使い方」とか「似顔絵付き名刺のススメ」とか。
言葉で伝わらなければ絵で伝えればいいじゃん! てな感じで。

ゲストはイラストレーター・アートディレクターとして活躍中の寄藤文平さん。
シブヤ大学のロゴマークやイラストの生みの親。
小難しいことはナッシングの、楽しい授業にしたいと思います。


【ご参加される皆様へ】

今回の授業の「宿題」として、自分を表現する「キャラクター」を描いたものを各自ご持参下さい。
用紙サイズはA4用紙(縦・横の指定はありません。)で、色はモノクロでもカラーでも構いません。パソコンで作成の上、出力したものを持ってきて頂いても、手書きでも問題ありません。
授業の中で使用いたしますので、必ず各自ご持参下さい。
稗田 倫広  クリエイティブディレクター・CMプランナー 
1974年福岡県生まれ。電通九州を経て2006年5月よりロックンロール食堂 (ROCK’N ROLL SHOCK! DO!)所属。ちなみに課長。主な仕事に東京メトロ「TOKYO HEARTキャンペーン」、RIP SLYME×VAIO「RIP Style VAIO」、など。
クリエイティブ合気道精神に則り、広告業界という名の大海原を全速爆進中。




寄藤 文平  イラストレーター・アートディレクター 
1973年生まれ。2000年、有限会社「文平銀座」設立。イラストレーションとグラフィックデザインを中心に、広告のアートディレクション、企業や番組のロゴ開発、アニメーション制作などで活躍中。シブヤ大学発起人メンバー。



今回の教室:「ケアコミュニティ・原宿の丘」

住所:渋谷区神宮前3-12-8
最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。


<当日の連絡先について>
電話:080-5542-2820 (※注)
(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。  
地図を見る

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障害者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置


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レポートUP
参加対象:コミュニケーションに興味がある方。
ID:7051903
カテゴリ:【コミュニケーション・クリエイティブ学科】

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