いま本当に必要な仕事ってなんだろう?
個人的な話ですが、2009年は、自分の仕事について考え、人に話す機会がとにかく多かった一年でした。
そんな一年の最後の授業で、あらためて自分の仕事について考え、人に話すという、この一年を復習するような気持ちで臨みました。
<授業の流れ>
授業の流れは以下にようになります。
多くは3名1組になり、自分の話をする、そして、人の話を聴く、という濃密な4時間30分を過ごしました。
13:30 オリエンテーション
13:45 ワールドカフェmini(1)
14:05 ワールドカフェmini(2)
14:25 ワールドカフェmini(3)
※テーマは、「いま本当に必要な仕事ってなんだろう?」。ワールドカフェについてご存知ない方は、ぜひ調べてみてください。miniと付いているのは、人数が3名1組であることと、時間が1回20分であることからです。
休憩
15:05 上田さんからの話+話に対して3名で話し合う
15:50 多木さんからの話+話に対して3名で話し合う
16:35 西村さんからの話+話に対して3名で話し合う
休憩
17:30 最初の3名で、今日の振り返り
■主語は誰?
ワールドカフェminiの前半で私がいたグループで展開された主な内容は、「いま本当に必要な仕事ってなんだろう?」の主語とは?です。
私自身は、仕事について話をするときに、自分の主語を抜きにはなかなか語れないな、と最近感じているので、「いま“自分にとって”本当に必要な仕事ってなんだろう?」というテーマで話をしていました。
ただ、同じグループにいた方は、漠然とした話すぎて何も話せないとのことでした。それは、どうやら「いま“社会や世界にとって”本当に必要な仕事ってなんだろう?」というテーマで考えていたそうです。
先にお断りをしておきますが、どちらが正しくて、どちらが間違っている、ということではありません。どちらとでも受け取れるような問いであり、自分の身近なところから自分の仕事について考えていた自分にとっては、ちょっと新鮮な視点でした。
■本当に必要な仕事
ワールドカフェminiの後半で私がいたグループで展開された主な内容は、「本当に必要な仕事」の本当?とはです。
私は、自分自身がいてもたってもいられないくらいやりたいと思える仕事で、自分以外の誰かも必要としてくれる仕事は、本当に必要な仕事と言えるのではないかと話をしました。
しかし、同じグループにいた方は、自分自身がいてもたってもいられないくらいの仕事とはなかなか出会えない、それを仕事にすることは難しい、という主旨のことを話していました。たしかに難しいといってしまえば、それで終わってしまうことなのですが、それでも本当に必要ならば、それが既存の会社の採用情報にはない仕事であっても、自分の仕事として仕事をつくるぐらいの気持ちであってもいいのかなと、あらためて自分にも言い聞かせていました。
■自分と社会の間で揺れる
西村さんからの話で一番印象的だったのは、自分の課題と社会の課題の中で揺れること、それが仕事というニュアンスの話をされていたことです。
自分の課題だけにより過ぎてしまうと、独りよがりな考え方によってしまう可能性があります。一方で社会の課題だけにより過ぎてしまうと、社会問題を解決することが一番になってしまい、自分が仕事の中から抜け落ちてしまう可能性があるという主旨のことです。
最近自分の考え方が凝り固まりかけていたので、もう少し揺れることの重要性をあらためて考えさせられました。
自分にとっては2009年の復習的な意味合いで臨みました、と冒頭に書きましたが、そういう意味では、あらためて初めて会った人に自分の仕事に対する現時点での考え方が話せたのは良い時間になりました。
ただ、自分の仕事は2009年で区切られるものではなく、2010年もそれ以降も続き、そして、悩み、考え、揺れる(西村さんの言葉を借りました)ものなのかもしれません。ですので、今回、先生や参加者などさまざまな人の話を聞けたことで、自分の中に一つの答えのようにしていた現時点での考え方をまた、あらためて見つめ、考え直してみようかなと思っています。
(ボランティアスタッフ:堀田顕人)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年12月17日(木)0時まで
先着順でお申し込みを受付いたします。
自分の持っているエネルギーを、健やかに発揮したいのだけど、
ではいま本当に必要な仕事っていったいなんだろう?
今回の授業は、そんな“問い”をテーマに、
Think the Earthプロジェクト・プロデューサーの上田壮一さん、演出家でアーティストの多木陽介さん、
プランニング・ディレクターであり、働き方研究家の西村佳哲さんの3人と、共に考えるワークショップです。
昨年11月に同じ“問い”で開催した授業では、
自分自身の仕事についてや世界に必要な仕事についてなど、さまざまな視点から話が交わされました。
全員が参加する場を交えながら、3人に自分なりの“考え”を 語っていただき、
視点を増やしながら、一人ひとりが考えることの できる場になればと思っています。
働くの語源は、「傍(はた)」を「楽(らく)」にすること。
でも、その範囲も意味もぼんやりとしたまま。
そんな“問い”を、じっくり考え、自分なりの“答え”に近づくワークショップです。
主役は、全員。
自分や傍(はた)、そして世界に必要な仕事について考える5時間です。
【授業の流れ】
13:00~13:30 受付
13:30~13:45 はじめに
13:45~14:45 ワークショップ「いま本当に必要な仕事ってなんだろう?」
14:45~15:00 休憩
15:00~15:20 一人目の先生の話
15:20~15:30 「今の話をどう聞いたか」(小グループで)
15:30~15:50 二人目の先生の話
15:50~16:00 「今の話をどう聞いたか」(小グループで)
16:00~16:20 三人目の先生の話
16:00~16:20 休憩
16:20~18:00 もういちどワークショップ
(授業コーディネーター : 川村 庸子)
【注意事項】
筆記用具とノート(紙)を必ずお持ち下さい。
<ご参考>
■2008年11月8日開催「いま本当に必要な仕事ってなんだろう?」授業詳細ページへ
http://www.shibuya-univ.net/class/detail.php?id=266
スタジオ及び模型のビデオ撮影をきっかけに、カスティリオーニスタジオに2004年より通い始めそのまま研究に至り、アクシスでの連載の後、『アキッレ・カスティリオーニ - 自由の探求としてのデザイン - 』を昨年12月に上梓。現在は多様な分野で未来を考えた持続可能な作業を進める人々を扱った 『優しき生の耕人たち』(アクシス誌)を連載中。また、『カルヴィーノの眼』(マルコ・ベルポリーティ著)、『プリーモ・レーヴィは語る』(プリーモ・レーヴィ著)、『七つの大罪と新しい悪徳』(ウンベルト・ガリンベルティ著)など(いずれも青土社刊)の翻訳書もある。
今回の教室:「ケアコミュニティ・美竹の丘」
電話:03-3486-4594
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学までお尋ねください。)
最寄り駅:JR山手線・東京メトロ・東急東横線・京王線渋谷駅 下車 徒歩10分
<注意事項>
ケアコミュニティ・原宿の丘ではありません。
渋谷1丁目の旧渋谷小学校跡地に建設された。全室個室の特別養護老人ホームを中心とし、ケアコミュニティ施設、保育園、介護予防施設などからなる複合施設。渋谷区の地域住民の文化および交流活動の中核として、既存のケアコミュニティ・美竹の丘を拡充整備した施設。多目的ホール、会議室、レクリエーションホール、集会室、クラブ室、和室などがある。
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置
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カテゴリ:【仕事】
シブヤ大学図書館
この授業に関連する本・参考本はこちら
アキッレ・カスティリオーニ自由の探求としてのデザイン
多木 陽介
えこよみ ecoyomi - 07-08
加藤 久人
カルヴィーノの眼
マルコ ベルポリーティ
百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [オリジナル複写版]
池澤 夏樹
みずものがたり―水をめぐる7の話
山本 良一【企画監修】






![百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [オリジナル複写版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SKZK824CL._SL110_.jpg)

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